1.四大元素について
日本の古神道、あるいは西洋の古代ギリシャ哲学において、物質界は四大元素(地水火風)の離合集散(集まったり離れたりすることを繰り返すこと)によって成り立っていると考えられました。この世界に始まりと終わりの直線運動を生成しているのも四大元素です。
2.第五元素について
四大元素の一つ上の次元に第五元素(Quintessence, クインテッセンス)があります。クインテッセンスのクイント(quint)は「5番目の」、エッセンス(essence)は「本質」という意味があります。古代ギリシャ哲学では、第五元素は、惑星天球と恒星天球から成る星辰界(アストラル界)に充満し、物質界のような直線運動ではなく、永遠の円運動をしていると考えられました。
第五元素は一般的にはエーテルと呼ばれ、物質界の次元を超えた精妙な実体で、宇宙のすべての情報を伝達する媒体(media)です。
◎古今東西における第五元素の名称:
・エーテル(ドイツ語)…日本では明治時代から慣用語となる。
・アイテール(ギリシャ語)
・イーサー(英語)
・アカーシャ(サンスクリット語)…ウパニシャドなどが有名。
・空(日本)…大乗仏教における五大論
2.日本の建造物に見られる第五元素について
四大元素(地水火風)に第五元素(空)を加えた五大論(地、水、火、風、空)という概念が、インドから大乗仏教を経由して日本に入ってきました。五重塔、五輪塔、卒塔婆(そとば)などは、この五大元素をかたどって造られています。
五重塔とは、五重の屋根をもつ仏塔のことで、五輪塔や卒塔婆(そとば)と同じように、地、水、火、風、空の五大元素をかたどって作られています。仏塔はストゥーパともいわれ、釈迦の遺骨を納めるために建てられたもので、最初は伽藍(僧侶が集まって修行をする場所)の中心となる存在でしたが、やがて伽藍の外に独立した形で建てられるようになりました。平安時代には多くの仏塔が建設され、これらをひとつひとつ巡礼することで功徳を積むという行が庶民のあいだで広まりました。
記事更新日:2024/11/14
日本の古神道、あるいは西洋の古代ギリシャ哲学において、物質界は四大元素(地水火風)の離合集散(集まったり離れたりすることを繰り返すこと)によって成り立っていると考えられました。この世界に始まりと終わりの直線運動を生成しているのも四大元素です。
2.第五元素について
四大元素の一つ上の次元に第五元素(Quintessence, クインテッセンス)があります。クインテッセンスのクイント(quint)は「5番目の」、エッセンス(essence)は「本質」という意味があります。古代ギリシャ哲学では、第五元素は、惑星天球と恒星天球から成る星辰界(アストラル界)に充満し、物質界のような直線運動ではなく、永遠の円運動をしていると考えられました。
第五元素は一般的にはエーテルと呼ばれ、物質界の次元を超えた精妙な実体で、宇宙のすべての情報を伝達する媒体(media)です。
◎古今東西における第五元素の名称:
・エーテル(ドイツ語)…日本では明治時代から慣用語となる。
・アイテール(ギリシャ語)
・イーサー(英語)
・アカーシャ(サンスクリット語)…ウパニシャドなどが有名。
・空(日本)…大乗仏教における五大論
2.日本の建造物に見られる第五元素について
四大元素(地水火風)に第五元素(空)を加えた五大論(地、水、火、風、空)という概念が、インドから大乗仏教を経由して日本に入ってきました。五重塔、五輪塔、卒塔婆(そとば)などは、この五大元素をかたどって造られています。
五輪塔



























































































