1.数の原理としてのYHVH
カバラーの霊的修行の基礎は、万物をYHVHに即して考察することです。すべては1の中にあり、1はすべての中に存在するというとき、1とはYHVHによって象徴される4の異名となります。これが四大論として展開される古代密儀の奥義です。YHVHは万物の存在の原理であり、その仕組みを知ることで、私たちも万物を創造し動かすことができるということです。
しかしこの原理が一般的に広まると、神の力を乱用することで世の中の秩序が保てなくなることから、YHVHの原理は秘密結社という形で内密に伝えられるようになりまし。その後、YHVHがヤハウェやエホバといった呼び名で人格神となり、創造主や絶対神として崇拝されるようになりました。これが現在のユダヤ教であり、キリスト教やイスラム教もこれに続きました。
2.古代エジプトの神NTR
英語でナチュラル(natural)という言葉は日本語で自然と訳されますが、本来は神によって創造されたものを意味し、その対義語は、人が作ったものを意味するアート(art, artifical)です。
古代エジプト語のヒエログリフをアルファベットでコード化したものに nTr(ネチェル)という言葉があり、これは神やスピリットを意味します。古代の中東の言葉で語尾に付けられた -al は~に関するものという意味があることから、ナチュラル(natur-al)とは神の領域に関するものという意味になります。これは目に見えない領域にあるものが目に見える物質界に現れたものを指し、古代の秘密結社ではこの神の領域につながるために小アルカナと大アルカナという二つのアルカナを使いました。小アルカナとは地上を生きる私たちの意識にまつわる秘教、大アルカナは宇宙の構造にまつわる秘教です。ここでいう神とは自分の外側にあって信じるものではなく、自分の内側にあって感じるもので、その感覚を研ぎ澄ませることによって自ら時空を超えるものです。
3.ピタゴラスが提唱したテトラクテュス
古代ギリシャの哲学者ピタゴラス(B.C.582年~496年)は、万物の原理は数であるという古代エジプトの密儀をギリシャで発展させました。その一つがテトラクテュスです。ピタゴラスは、1と2と3と4をテトラクテュス(4元数)と考え、コスモス(宇宙)と名づけた次のような三角形の図を用いて説明しました。
◎1と2と3と4の最小公倍数は12である。
・1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12=78
◎マルセイユタロットは78枚である。
・大アルカナは22枚
・小アルカナ数カードは40枚
・小アルカナ宮廷カードは16枚
⇒22+40+16=78枚
◎テトラクテュスとカバラー生命の木
・1=ケテル
・2=コクマ、とビナー
・3=ケッセド、ゲブラー、ティファレト
・4=ネツァク、ホド、イエソド、マルクト
このように、神とは人格神ではなく、数によって構成された宇宙の原理であり、自然法則だと考えます。神の力は宇宙創造の時だけ発揮され、その後は生み出された被造物がそれぞれネジを巻かれた時計のように神の介入を受けずに自動的に運動すると考えます。
記事更新日:2025/05/21カバラーの霊的修行の基礎は、万物をYHVHに即して考察することです。すべては1の中にあり、1はすべての中に存在するというとき、1とはYHVHによって象徴される4の異名となります。これが四大論として展開される古代密儀の奥義です。YHVHは万物の存在の原理であり、その仕組みを知ることで、私たちも万物を創造し動かすことができるということです。
しかしこの原理が一般的に広まると、神の力を乱用することで世の中の秩序が保てなくなることから、YHVHの原理は秘密結社という形で内密に伝えられるようになりまし。その後、YHVHがヤハウェやエホバといった呼び名で人格神となり、創造主や絶対神として崇拝されるようになりました。これが現在のユダヤ教であり、キリスト教やイスラム教もこれに続きました。
2.古代エジプトの神NTR
英語でナチュラル(natural)という言葉は日本語で自然と訳されますが、本来は神によって創造されたものを意味し、その対義語は、人が作ったものを意味するアート(art, artifical)です。
古代エジプト語のヒエログリフをアルファベットでコード化したものに nTr(ネチェル)という言葉があり、これは神やスピリットを意味します。古代の中東の言葉で語尾に付けられた -al は~に関するものという意味があることから、ナチュラル(natur-al)とは神の領域に関するものという意味になります。これは目に見えない領域にあるものが目に見える物質界に現れたものを指し、古代の秘密結社ではこの神の領域につながるために小アルカナと大アルカナという二つのアルカナを使いました。小アルカナとは地上を生きる私たちの意識にまつわる秘教、大アルカナは宇宙の構造にまつわる秘教です。ここでいう神とは自分の外側にあって信じるものではなく、自分の内側にあって感じるもので、その感覚を研ぎ澄ませることによって自ら時空を超えるものです。
3.ピタゴラスが提唱したテトラクテュス
古代ギリシャの哲学者ピタゴラス(B.C.582年~496年)は、万物の原理は数であるという古代エジプトの密儀をギリシャで発展させました。その一つがテトラクテュスです。ピタゴラスは、1と2と3と4をテトラクテュス(4元数)と考え、コスモス(宇宙)と名づけた次のような三角形の図を用いて説明しました。
ピタゴラスのテトラクテュス(1)
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◎テトラクテュルにおいて4は10である。
・1+2+3+4=10
・4=10
・1+2+3+4=10
・4=10
◎1と2と3と4の最小公倍数は12である。
・1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12=78
◎マルセイユタロットは78枚である。
・大アルカナは22枚
・小アルカナ数カードは40枚
・小アルカナ宮廷カードは16枚
⇒22+40+16=78枚
◎テトラクテュスとカバラー生命の木
・1=ケテル
・2=コクマ、とビナー
・3=ケッセド、ゲブラー、ティファレト
・4=ネツァク、ホド、イエソド、マルクト
このように、神とは人格神ではなく、数によって構成された宇宙の原理であり、自然法則だと考えます。神の力は宇宙創造の時だけ発揮され、その後は生み出された被造物がそれぞれネジを巻かれた時計のように神の介入を受けずに自動的に運動すると考えます。
アテナイの学堂
Scuola di Atene
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