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The Knowing Way Japan(旧Gary Bonnel Japan)認定インストラクター&プロフェッショナルアカシックリーダー中島志保のブログです

生命の木

大アルカナとカバラー生命の木

カバラー生命の木とマルセイユタロット
マルセイユタロットと生命の木

00愚者
・パス:❿本能=❾想像
・体験:心身が地上に囚われている(欲望)

01軽業師
・パス:❿本能=❽知性
・体験:この世界を割り切って生きる(勤勉)

02女教皇
・パス:❾知性=❽想像
・体験:さまざまな次元から情報を収集する(推理)

a03
・パス:❿本能=❼情念
・体験:五感を磨く(献身)

a04
・パス:❾想像=❼情念
・体験:率先して行動する(感情)

a05
・パス:❽知性=❼情念
・体験:霊的な空間を整える(修行)

a06
・パス:❽知性=❻自我
・体験:直感で判断する(霊感)

戦車
・パス:❾想像=❻自我
・体験:迷うことなく実行する(集中)

正義
・パス:❼情念=❻自我
・体験:断固たる決意で実行する(峻厳)

a09
・パス:❽知性=❺良心
・体験:内面の深いところまで省みる(内省)

a10
・パス:❻自我❺良心
・体験:善悪の業因によって苦楽の果報を受けること(業観)

a11
・パス:❼情念=❹霊感
・体験:神のみに目を向けて神の意志の成就を祈念する(観想)

a12
・パス:❻自我=❹霊感
・体験:霊的修行と試練(召命)

a13
・パス:❺良心=❹霊感
・体験:神の本体を感じ取ること(見神)

a14
・パス:❺良心=❸直観
・体験:人間の力が到底及ばない神的存在(畏怖)

a15
・パス:❻自我=❸直観
・体験:悪魔からの誘惑と底無し沼(試練)

a16
・パス:❹霊感=❷観照
・体験:高く積み上げる(歓喜)

a17
・パス:❻自我=❷観照
・体験:水による浄化(光明)

a18
・パス:❸直観=❷観照
・経験:魂の暗い夜(脱我)

a19
・パス:❻自我=❶三昧
・体験:魂と肉体の完全なる統合(禅定)

a20
・パス:❸直観=❶三昧
・体験:すべてを見極める完全な知恵(全知観)

a21
・パス:❷観照=❶三昧
・体験:完全であること(神秘的合一・Unio Mystica)



カードの著作権:
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com


記事更新日:2023/01/26

恋人のカードと生命の木

06恋人


1.恋人のカードと生命の木
 
マルセイユタロット大アルカナの恋人のカードは、カバラー生命の木のアッシャー界(活動界)を画像で表現したものです。


生命の木と四つの世界

生命の木


生命の木につけられた色
生命の木
06恋人


〔生命の木〕
◎ホド(栄光)=水星、知性
◎ネッアク(勝利)=金星、情熱
◎イエソド(基礎)=月、無意識


〔恋人のカード〕
◎左の女性
 ・左の柱=ホド(栄光)
 ・頭に月桂樹=月桂樹は栄光を表す。
 ・赤いマント=(ホドの上にある)ゲブラーの色

◎右の女性
 ・右の柱=ネッアク(勝利)
 ・頭に花飾り=お花は金星の波動。
 ・青いマント=(ネッアクの上にある)ケセドの色

◎中央の男性
 ・中央の柱=イエソド(基礎)
 ・真上に天使がいる=無意識からの働きかけ。


〔数秘6の要素〕
◎数秘1
 ・男性1人

◎数秘2
 ・女性2人

◎数秘3
 ・男性と女性が3人


〔数秘6の性質〕
◎数秘1と数秘2を合わせると数秘3になる。
 ・左の女性と真ん中の男性は顔を合わせている。⇒差異が生まれる。
 ・右の女性と真ん中の男性は同方向を見ている。⇒共感が生まれる。
  ⇒男女の腕が合体している。



2.恋人のカードが表すもの

◎三位一体をあらわす。
 ・四番目はこれからあらわれる。(このカードにはまだ表れていない)
 ▶4つの文字と4つの位相

◎数秘6は同一レベルの中の要素を意味する。
 ・この同一レベルからシフトするのが数秘7である。



3.恋人のカードが示すタロットリーディングの奥義

◎中央の柱(真ん中の男性)=無意識の領域
 ・ひとつ上の次元により、インスピレーションとシンクロで示されているもの。

◎左の柱(左の女性)=差異
 ・ひとつ上の次元より、差異によって示されているもの。

◎右の柱(右の女性)=共鳴
 ・ひとつ上の次元より、共鳴によって共通が生まれる。




蜂の巣




カードの著作権:
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com


記事更新日:2025/02/06

視覚化についてⅣ「アストラルの世界を見る」

1.アストラルとは何か

アストラル
(Astral)とは、アストロロジー(占星学)と同じく、ギリシャ語で星や惑星を意味するアステルという言葉に由来し、日本語で星氣体と訳されています。アストラルは私たち人間に惑星の運行を通じてさまざまな情動を起こしているものであり、自らの意識がアストラルの領域を超えない限り、ほとんどの行動の動機はアストラルの領域に支配されていることになります。自分の出生時の天体配置図や日々の天体の配置図を調べることでアストラルの領域からどのような影響を受けているかを探究することができます。


月と女性



2.アストラル投射について

秘教の世界では、星氣体投射(Astral projection)、幽体離脱(Out-of-body experience)、アストラル旅行(Astral travel)といった言葉があります。これは、自分の肉体の外側にある世界を旅するために体外離脱を行うものです。アストラルはエーテルと同じく私たちの物理的身体に影響を与えつつも、完全に独立した意識の領域として存在していることから、寝ているときなど魂が物理的身体から離れて幽体としてさまざまな次元を行き来することでその領域を体験できるようになります。また、私たちの自我の意識体が死によって肉体を離脱したあとは、自我として存在していた情報はすべてアストラル領域にある媒体に転送されます。


幽体離脱


アストラルの領域を理解すると、私たちが普段、現実と思って過ごしているこの世界は、自分の内面の世界を投射(projection)したものであり、すべて幻想に過ぎないということに気づきます。仏教ではこれをあたりまえのように説いていますが、ほとんどの人がこの世界が幻想ではなく現実であるかのように錯覚しています。このような錯覚の構造さえも、アストラル、そしてアストラルのさらに外側にある領域が生み出した宇宙の構造です。



3.アストラル体のイメージ


人体におけるアストラル体のイメージ

オーラとチャクラ



4.アストラルの世界を見る

アストラルの世界は、映画のスクリーンと同じ構造です。映写機を通してフィルムの画像がスクリーンに投射(projection)されるように、私たちの意識も、外側から入ってくる光で視覚の情報を組み立てるだけではなく、今世や過去世を含めた自分の内側にある情報がフィルムとなり、それを自分の外側に投射することで、この世界が創造されるという仕組みです。


映画館



【アストラル体を見る方法】※ブラックミラー編
(1)ブラックミラーを用意する。(直径10㎝くらいの黒い円盤)
  ・写真立てのようなスタンドに黒い布を掛けて、前面にブラックミラーを置く
  ・鏡の前に座り、鏡の中に自分の顔が完全に入るように位置と距離を調整する

(2)ブラックミラーに自分の顔を映す
  ・呼吸法をしながら、ブラックミラーを半眼で見る
  ・焦点が外れ、顔の輪郭がぼやけてきたあと、淡い光のようなものが見えてくる
   
(3)アストラル視覚を意識する
  ・目を閉じると、瞼の裏側に同じものが見える
  ・鏡の表面に投射していたものが、瞼の裏に投射されるのを確認する


ブラックミラー


【アストラル世界を見る方法】※フラッシュカラー編
(1)フラッシュカラー(煌く色彩)を用意する
  ・写真立てのようなスタンドに黒い布を掛けて、前面にフラッシュカラーを置く
  ・フラッシュカラーとは、煌く色彩や閃光を意味する

(2)フラッシュカラーを眺める
  ・呼吸法を行いながら、フラッシュカラーを眺める
  ・補色関係にある二色の境界線のあたりに光が浮かびはじめる

(3)アストラル視覚を意識する
  ・目を閉じると、瞼の裏に同じものが見える ※反対色になることがポイント
  ・目を開けると、白い壁などに、同じものが投射される ※反対色になることがポイント


フラッシュカラー

極彩色を構成する補色関係の二色
(赤と緑、青と橙、黄と紫)


煌く色彩


ブラックミラー



5.アストラル世界の住人とのつながり

アパリション(Apparition)=出現
 ・アストラル界の存在がこちらの意図とは関係なく目の前に現れること。
 ・出現を許可するとその存在に乗っ取られてしまうので危険。

インヴォケーション(Invocation)=祈祷
 ・アストラル界からある霊体の出現を意図的に行うこと。
 ・儀式の中で意図的に行う場合は安全。

エヴォケーション(Evocation)=召喚
 ・アストラル界からある霊体が呼び出されて出現すること。
 ・儀式の中で意図的に行う場合は安全。


魔法


記事更新日:2025/06/07

視覚化についてⅢ「エーテルの世界を見る」

1.エーテルとは何か

エーテル(Etheric)とは、宇宙において生命に形体を与える力であり、サンスクリット語でプラーナ、日本語でと訳されています。エーテルは構成的あるいは統合的な力を持ち、植物や動物の成長、さまざまな自然現象、自然の循環などを生じさせています。生物、無生物を問わずすべてのものはこのエーテルの鋳型に包まれ精妙な光を放っています。


新芽



2.生物とエーテルの関係

キルリアン写真と呼ばれる、高電圧の電気を使って生物体から放電される光を写し取る技術があります。この技術を使い、植物の葉の先端3分の1を切り取ったものを撮影すると、肉眼では葉が欠けているように見えても、キルリアン写真では何も欠けてない完全な葉の像として写し出されます。これをファントムリーフ効果(幻葉効果)と呼んでいます。


ファントムリーフ効果(幻葉効果)

ファントムリーフ現象



生物の体を維持しているものは、その生物の体を構成しているさまざまな要素ではなく、その生物の体を包むエーテル体が持つ組織化の原理によるものです。そして生物の体からエーテルが去ると、体は解体し、エーテルは環境中のフリーエネルギーに戻っていきます。これが私たちが死と呼んでいるものです。このように物質的な身体とそれを包み込むエーテルは完全に一体化していることから、どちらも一瞬たりとも独立して存在することはありません。

エーテルは、ホログラフィックなエネルギー干渉パターンである私たち人間の身体において、物質としての細胞構造の空間的組織化に関する情報をコード化する役目を持った存在です。



3.エーテルの世界を見る

ここ100年のあいだに電気が普及し、いつでも照明をつけられるようになったことから、私たちは昼夜問わず明るい空間で過ごすようになり、エーテルという精妙な光を見る視力を完全に失いつつあります。夜、部屋を暗くしてキャンドルの火を灯し、光と闇の深い陰影を生み出すことで、精妙な光であるエーテル体を見ることができるようになります。

【エーテル体を見る方法】
(1)部屋を暗くし、ロウソクの火を灯す
  ・ロウソクの炎を、焦点をずらした周辺視野の状態で眺める
  ・炎の周りを薄く、同心円状に取り巻いている緑、青、紫の光を見る
 
(2)ロウソクの炎に光の層を見いだす
  ・ロウソクの炎は、宇宙の多層モデルと同じ構造をしている
  ・宇宙の象徴としてロウソクの炎を眺めることで意識が拡大する

(3)視点をロウソクの炎から自分の手へとゆっくり移す
  ・手の周りに薄くて精妙な光が見える
  ・ロウソクの炎も手の周りも同じ精妙な光が放っているのを確認する


手のオーラ


蝋燭



4.人体とエーテル体のイメージ

オーラ



記事更新日:2025/06/07

視覚化についてⅡ「霊的な世界と色彩」

1.霊的な世界と色彩

科学の世界において色彩とは異なる波長を持つ電磁波の一種と考えられていますが、目をつぶった状態で瞼(まぶた)の裏側に現れる色彩、あるいは人体を取り巻くオーラとして見える色彩は、外的な光線ではないため、電磁波の理論では説明できません。

古今東西、さまざまな秘教的瞑想体系において色彩が使われていますが、このような霊的な世界における色彩は、私たちひとりひとりの心身、そして内外の相関関係によって生じるもので、物理次元の現象だけでは解明することはできません。

霊的な世界にまつわる色彩は、人によってはまったく見えなかったり、見えたとしてもすぐに消えてしまう場合がありますが、霊的な訓練によって内的な色彩を呼び起こしたり、その残像時間を長くしたりすることができるようになります。


色彩



2.補色について

色を円形に配置して対比させた色相環(しきそうかん)において、向かい側の位置にある色を補色といいます。

補色


補色には2つの種類があります。1つは、絵の具や印刷物に使われるインクなど、色料(顔料や染料)の補色同士を混ぜ合わせると無彩色(黒っぽい色)になるもので、これを物理補色といいます。もう1つは、ある色をしばらく見つめたあとに白い壁などに目を移すとそこに別の色が残像として現れるもので、これを心理補色といいます。例えば、赤い色をしばらく見つめた後に白い壁や白い紙などに目を移すと青緑色が残像として現れます。これは、ある1つの色を見つめていると、その色に対する感応度が低下し、さらに白を背景に見ることでその色が欠落する一方、反対の色相の色が残像として現れるというものです。心理補色は色料ではなく、色光において見られる現象です。


3.心理補色を使った瞑想法

心理補色を利用した瞑想法に、フラッシュカラー(煌く色彩)があります。これは、補色関係にある2色を同時に見つめることにより、2色の境界線に光を浮かび上がらせ、その光を使って瞑想をするものです。


フラッシュカラー(煌く色彩)

煌く色彩



4.極彩色を使った瞑想法


赤の補色は緑です。緑の補色は赤です。絵の具を使って赤と緑を混ぜると減法混色で暗くなるのに対し、フラッシュカラーで用いる補色は加法混色で明るい光を生成します。光が現れること自体は肉眼が引き起こす生理現象ですが、補色によって現れた光、つまり電気器具など物理的ではない光を使って瞑想することで、第三の目と呼ばれ直観を司るアジュナチャクラが活性化します。古今東西の宗教や秘教的儀式で極彩色(ごくさいしき)を使うのは、このような身体を使った発光体験を行うことで霊的な目を活性化させるためです。


極彩色の例
仏教における胎蔵界曼荼羅

曼荼羅



極彩色の例
マルセイユタロット

00愚者01軽業師
a11a14



5.白の世界、黒の世界


ブラックホールとホワイトホールは相対性理論における理論上の天体です。ブラックホールは外部にあるすべてのものを内部に吸い込む性質を持ち、その反対にホワイトホールはすべての物質を内部から外部へと放出する性質を持つと考えられています。このような白と黒の相対的な性質は、私たちが存在する物理次元においてもさまざまなものに見られます。

◎色彩における白と黒の関係:
 ・すべての色を反射するものは白。
 ・すべての色を吸収するものは黒。

◎白と黒の関係をあらわす例:
 ・宇宙構造色(五色)
 ・カバラー生命の木
 ・天津金木
 ・マルセイユタロット
 ・その他


白と黒


記事更新日:2025/06/07

視覚化についてⅠ「見えるとは何か」

1.肉眼を通して見えるもの

私たちは普段、肉眼を通して外界のものを見ています。例えば、目の前にリンゴがあるとします。リンゴは、太陽の光や電球の光を受けて赤色の光を反射し、その補色である青緑色の光を吸収します。リンゴが反射した光は、私たちの眼球の内側に広がる網膜を通過し、神経線維の束を伝って脳の視覚中枢に送られ、そこでリンゴの視覚像が再構成され、リンゴの色と形が認識されます。

リンゴが赤く見えるのは、リンゴが赤い色をしているからではありません。光の中に含まれる赤色の光をリンゴが反射し、青緑色の光を吸収していることから、結果的にリンゴが赤く見えているということです。
リンゴ


眼球の内側に広がる網膜には、光に反応する視細胞が片目だけで1億個以上も存在しており、光の刺激を信号に変えて脳で視覚像を再構成するための重要な役割を担っています。そして視細胞には、錐体細胞桿体細胞の2つの種類があります。錐体(すいたい)細胞は明るい場所で働き、赤、青、緑の3種類の光を感知することで物体の色や形を識別します。一方、桿体(かんたい)細胞は暗い場所で働き、錐体細胞のように色や形は識別できないものの、暗闇の中で微かな光を感知するほど光に対する高い感度を持っています。

〔補足資料〕
桿体細胞と錐体細胞について

リンゴの木



2.肉眼を通さずに見えるもの

私たちは、肉眼(眼球の網膜や視神経)を通さずに直接、脳の視覚中枢で視覚像を構成することがあります。このように肉眼を通さずにイメージを構成することを視覚化(Visualization)といいます。

◎視覚化(ヴィジュアライゼーション)の例
 ・寝ているときに夢を見る。
 ・遠くにいる人の姿をイメージで思い描く。
 ・過去の出来事をイメージで思い出す。
 ・未来の目標をイメージで思い描く。
 ・その他


夢を見る人



3.視覚化の二つのパターン

(1)意図的な視覚化
 ・ある色やある形を意識的にイメージする。
 ・例:部屋の模様替えをイメージする。

(2)非意図的な視覚化
 ・あるイメージが向こうからやってくる。
 ・例:ふと四角い箱が目に浮かび、数分後に宅急便が届く。

意図的な視覚化と非意図的な視覚化は完全に区別できるものではありませんが、この2つのパターンを知っておくと視覚化の認識が深まります。

女性


4.秘教的瞑想体系と視覚化

古今東西のさまざまな秘教的瞑想体系において、視覚化を幻想や妄想と名づけて厳しく禁じる流派がある一方、密教や密儀として伝えられた流派では視覚化の能力を訓練しながら開発していきます。視覚化の能力を開発するにあたり、以下の2点を心得る必要があります。

(1)視覚化はかならず儀式の中で行う。
物理的な現実と霊的な現実の区別をつけるために、特別に清められた空間での儀式の中において、一定の手順を踏みながら、その目(霊的次元での視覚化の能力)を開き、儀式が終わったらその目を閉じるということを行います。

(2)視覚化は境界の守護霊のもとで行う。
霊的な世界の中で制御不能な状況に陥らないように、視覚化は境界の守護霊のもとで行います。

◎視覚化の例
 ・心眼
 ・霊視
 ・魂の目
 ・第三の目
 ・直感(intuition)
 ・透視(clairvoyance)
 ・遠隔透視(remote viewing)
 ・スクライング(scrying)
 ・その他


瞑想する女性



5.生命の木と視覚化のプロセス


カバラー生命の木では、10のセフィロトにおいて、それぞれ視覚化のプロセスがあります。上位にいくほど見える世界は精妙かつ深くなっていくことから、より繊細な感覚を研ぎ澄ませる必要があります。

◎生命の木と視覚化の段階:
 ・マルクトの視覚化=物理次元(肉眼)
 ・イエソドの視覚化=エーテル領域(エーテル視)
 ・ホドとネツァクの視覚化=アストラル領域(アストラル視)
 ・ティファレトの視覚化=神聖幾何学、曼荼羅的なもの
 ・ケテルの視覚化=布斗麻邇、マトリックス的なもの


生命の木



記事更新日:2025/06/07

生命の木を使った現実化の方法

カバラー生命の木は、神の存在を図式化したものです。これはいわば神のDNA、あるいは神の基本設計図であり、この世界に存在するものはすべてこの図式に則って生成消滅しています。

カバラー生命の木
生命の木



1.心とは何か

カバラー生命の木における10のセフィロトのうち、マルクトだけが生命の一番外側にあり、それ以外の9つのセフィロトはすべて生命の内側にあります。イエソドは生命力そのものを表し、下位にある肉体を支えている領域です。つまり、肉体とは目に見える生命力のことです。イエソドは上位のホド、ネツァク、ティファレトから流出したもので、ホドは知性、ネツァクは情念、ティファレトは意志を表します。イエソド、ネツァク、ホド、ティファレトの4つの複合体が「心」を呼ばれるもので、現実世界に出現するものはすべて、出現以前にはこの領域にあり、それらが物理次元に反映されたものが「現実」と呼ばれるものです。例えば、職場で上司から叱責されたとき、落ち込んだり上司を憎んだりすることでしょう。しかし実際には、その現象が起きる原因は自分の内部にあったということになります。



2.セフィロトについて
ケテル(王冠)
 ・宇宙における第一動者の領域。
  ⇒創造主(神)の領域。

コクマー(智慧)
 ・宇宙における恒星天球の領域。
  ⇒黄道十二宮が張りついている領域。

ビナー(理解)
 ・宇宙における土星の領域。

ケッセド(慈悲)

 ・宇宙における木星の領域。

ゲブラー(峻厳)
 ・宇宙における火星の領域。

ティファレト(美)
 ・宇宙における太陽の領域。
 ・人間における意志の領域。
 
ネツァク(勝利)
 
・宇宙における金星の領域。
 ・人間における情念の領域。

ホド(栄光)
 ・宇宙における水星の領域。
 ・人間における知性の領域。

イエソド(基礎)
 ・宇宙における月の領域。
 ・人間における生命力の領域。生命の基礎。
  ⇒宇宙におけるエーテル、人体における血液に相当する。
  ⇒社会における経済活動やお金に相当する。

マルクト(王国)
 ・宇宙における地球の領域。
 ・人間における肉体の領域。
  ⇒五感で感じとることができる物理次元の領域。



3.生命の木を使った現実化の方法

◆パートⅠ「中央の柱」
★テーマ設定⇒目的設定⇒現状認識⇒手段設定

【ステップ1】テーマ設定
ティファレト
 ・実現させたいものの本質に合ったシンプルなテーマを設定する。
 ・小さな魔法の場合、2~3週間で実現させたいものにする。

【ステップ2】目的の設定
ケテル
 ・テーマを実現させる目的を設定する。
 ・目的は抽象度が高ければ高いほど実現しやすい。

【ステップ3】現状の認識
マルクト
 ・物理的な次元における現状を五感ベースで具体的に表出する。

【ステップ4】手段
イエソド
 ・人間ではエーテル体、肉体では血液、社会では経済やお金のようなもの。
 ・手段について、ティファレト、ケテル、マルクトを眺めながら考案する。
 ・中央の柱の領域が希薄であれば、たとえ実現したとしても長く続かない。


◆パートⅡ「第6段階」
原理と戦略の意識化

【ステップ5】原理
コクマ
 ・現実化の原理、または原点の探求。

【ステップ6】戦略
ビナー
 ・コクマーの内容(原理)をもう少し現実に引き下げる。
 ・コクマーの内容(原理)を実現可能な形にするための戦略を考える。

コクマーとビナーを結ぶ階層は、ある現実化において、すべてに行き渡っている力であり、あまりにありふれていて(あたりまえすぎて)多くの人はこの領域を意識することはありません。そのため現実化を行う際に思考の盲点となっている領域です。魔法を実践する際、常に原理や原点を意識することで確実に現実化を起こします。自分の意図が現実化しない場合、この領域の意識が欠けている(意識化することができない)、あるいは意識と無意識が相反していることが原因です。


◆パートⅢ「第5段階」
★利点と障害の意識化

【ステップ7】利点
ケッセド
 ・現実化したとき、どのようなメリット(利点)があるか。

【ステップ8】克服すべき障害物
ゲブラー
 ・現実化したとき、どのようなデメリット(欠点)があるか。
 ・現実化を妨げているものとして、どのようなブロック(障害物)があるか。
 ・現実化を行うために、ペナルティを課すことも効果がある。
 ・Creative Avoidance(創造的な回避)についても意識化する。


◆パートⅣ「第3段階」
★感情と知性の意識化

【ステップ9】感情
ネツァク
 ・実現させたいものに対する自分自身の感情や情熱。
 ・実現させたいものに対する自分自身の動機。
 ・実現させたいものに対する人間関係。
 ・実現させたいものの美的センス。

【ステップ10】知性
ホド
 ・現実化を行うための具体的な情報とその収集方法。


〔上級編〕
◎10のセフィロトを埋めたあと、22のパスも埋める。
 ・セフィロトとセフィロトの関係が密接になり、生命の木が一つの生命体となる。


生命の木


記事更新日:2025/04/17

生命の木とマルセイユタロット

カバラー生命の木は、神の存在 יהוהYHVH)を図式化したものです。これは神のDNA、または神の設計図であり、この世界にはすべてこの構造に則って生成消滅しています。


カバラー生命の木
生命の木


1.マルセイユタロットと生命の木
マルセイユタロットは、יהוהYHVH)という神の秘密をカードの図柄で表したものです。マルセイユタロットを使うだけで神の秘密を無意識に悟ることができます。

◎マルセイユタロット全78枚の構成
 ・大アルカナカード=22
 ・小アルカナカード=56枚(数カード=40枚・宮廷カード=16枚)



2.小アルカナ数カードとカバラー生命の木


01剣02剣03剣04剣05剣06剣07剣08剣09剣10剣
11杯12杯13杯14杯15杯16杯17杯18杯19杯20杯
21杖22杖23杖24杖25杖26杖27杖28杖29杖30杖
31玉32玉33玉34玉35玉36玉37玉38玉39玉40玉


◎テトラグラマトン(4文字の神名)=יהוהYHVH
 ・剣:יהוהYHVH):ヨッド
 ・杯:יהוהYHVH):へー
 ・杖:יהוהYHVH):ヴァウ
 ・玉:יהוהYHVH):へー(第2のへー)

◎10のセフィロト  
 ・剣のⅠ~X
 ・杯のⅠ~X
 ・杖のⅠ~X
 ・玉のⅠ~X



3.小アルカナ宮廷カードとカバラー生命の木



カバラー生命の木と4つの世界
生命の木


元型界(アツィルト)
1・2・3(三角形)

04剣の騎士08杯の騎士12杖の騎士16玉の騎士
剣の元型界
杯の元型界
杖の元型界
玉の元型界


創造界(ブリアー)
2・3・4・5・6
02剣の女王06杯の女王10杖の女王14玉の女王
剣の創造界
杯の創造界
杖の創造界
玉の創造界


形成界(イェツィラー)
4・5・6・7・8・9
03剣の王07杯の王11杖の王15玉の王
剣の形成界
杯の形成界
杖の形成界
玉の形成界


活動界
(アッシャー)
7・8・9・10
01剣の小姓05杯の小姓09杖の小姓13玉の小姓
剣の活動界
杯の活動界
杖の活動界
玉の活動界


◎元型界(アツィルト)
 ・宇宙創造の元型

◎創造界(ブリアー)
 ・天使の世界

◎形成界(イェツィラー)
 ・星辰界



4.大アルカナとカバラー生命の木


カバラー生命の木と数秘
生命の木


カバラー生命の木の22のパス(小径)

生命の木



記事更新日:2025/05/23

生命の木とヘブライ文字

近代哲学の祖として知られるフランスの合理主義哲学者ルネ・デカルト(1596-1650)は、精神と物体を峻別し、対立し合う二元的実体と見なしました。

しかし古代から伝わるカバラーでは、精神と物体の両方を含むあらゆる実体は、一つのものの形を異にした変容であると考え、存在の位相、事物の差異は、その同一実体の内部的な分節(つながった全体の中にあるいくつかの区切り)として把握することで、必然的に位階秩序(ヒエラルキア)の観念に導きます。これは、一方の極に神(光)、もう一方の極に物体(闇)を置くことで、その間にある存在はすべて光の明度のグラデーションに応じた位階(ヒエラルキア)に位置づけるということです。

カバラーではこの位階(ヒエラルキア)を10個のセフィロト(球体)と、それらを相互に結びつける22個の文字から成る生命の木で表現します。以下に、カバラー生命の木に対応するヘブライ文字をご紹介します。


カバラー生命の木に対応するヘブライ文字

生命の木



記事更新日:2025/05/23

生命の木と宇宙構造色

1.生命の木における宇宙構造色

生命の木


2.生命の木における宇宙構造色の配置

 ❶ケテル=
 ❷コクマー=
 ❸ビナー=
 
 ◎ダート
 
 ❹ケッセド=(⇔
 ❺ゲブラー=(⇔

 ❻ティファレト=(⇔
 
 ❼ネツアク=(⇔
 ❽ホド=(⇔
 
 ❾イエソド=(補色
 
 ❿マルクト=四色

 ※四色(黄・緑・茶・黒=レモン・オリーブ・あずき・黒)



色相環




記事更新日:2025/06/07

生命の木と霊魂の三層構造

人間


人は、魂と肉体によって成り立っています。そして魂と肉体の間には精神の領域があることから、人は、魂、精神、肉体の三層構造になっています。この三層構造は、高位の層から低位の層へと下る方向と、低位の層から高位の層へと上る方向と、相対する二つの方向性があります。

古今東西、ほとんどの霊的修行は、この三層の領域を、低位の層から高位の層へと向かって修練していく方法を取ります。まず最初に、霊的修行の場に通ったり山に籠ったりして世俗から離れ、低位の層(肉体)にともなう心の働きに取り組みます。次に、中位の層(精神)にともなう精神の働きに取り組みます。次に、高位の層(魂)にともなう霊性の働きに取り組むために、密儀に参入するためのイニシエート(通過儀礼)を経て、最後に神性に到達するというプロセスをたどります。

低位の層(肉体)から高位の層(霊性)へと上昇する道の途中で、すべての人が自己肥大という意識状態に遭遇します。霊的修行の初歩において、ほとんどの人が自己肥大が原因となって霊界の魔に憑りつかれ、悪魔の虜(とりこ)になります。

マルセイユタロット「悪魔」のカード
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1.低位の層「グフとネフェシュ」

生命の木において、マルクトに相当する意識をグフ(guph)といいます。グフは、人の肉体、あるいはその機能である物質的組成を指します。グフ(肉体)には生まれたときから動物的な本能や生命力が備わっており、後天的な経験や学習を経ずに一定の行動様式を取ることができます。人はグフを通して外界の世界とつながり、この地上に存在することができます。

次に、生命の木において、イエソドを中心とする意識をネフェシュ(nephesh)といいます。ネフェシュは、肉体またはその機能である物質的組成を支配するものです。ネフェシュは個人の潜在的な情報を含む低次の自我であり、思考や感情はネフェシュの領域から生まれ、それらはすべて地上で生きるための動機(motivation)として機能します。また、心霊現象もネフェシュの領域です。

グフは肉体で、ネフェシュは肉体を取り巻くエーテル体に相当します。このエーテル体は人が両手を広げたくらいの大きさで、体全体を卵の白身のように取り巻き、物理的身体に沿って存在する内側の層とその外側の層の二層に分かれています。人の思考や感情がわかるのは、この肉体を取り巻くエーテル体の領域(ネフェシュの領域)の情報を読み取っていることになります。


低位の層:ネフェシュ(左)とグフ(右)

生命の木(4)


◎生命の木における低位の層「グフとネフェシュ」に対応するセフィロト
 ❼ネツアク(勝利)
 ❽ホド(栄光)
 ❾イエソド(基礎)
 ❿マルクト(王国)

グフ:肉体、またはその機能である物質的組成
 ・生命の木:4つの世界ではアッシャー界(活動界)に相当する。
 ・生命の木:10のセフィロトではマルクトが中心にある。

ネフェシュ:低位の自我(心の領域)
 ・生命の木:4つの世界ではアッシャー界(活動界)に相当する
 ・生命の木:10のセフィロトではイエソドが中心にある。



2.中位の層「ルアク」

生命の木において、ティファレトを中心とする意識をルアク(ruach)といいます。ルアクは、低次の自我であるネフェシュを統合し、高次の自我を司る領域です。魂と肉体の中心にあり、霊的な方向性と自己の意志を表します。▶精妙な実体としてのエーテル


中位の層:ルアク

生命の木(3)


◎生命の木における中位の層「ルアク」に対応するセフィロト
 ❹ケッセド(慈悲)
 ❺ゲブラー(峻厳)
 ❻ティファレト(美)
 ❼ネツァク(勝利)
 ❽ホド(栄光)
 ❾イエソド(基礎)(真の理性)

ルアク:高次の自我(理性の領域)
 ・生命の木:4つの世界ではイェツィラー界(形成界)に相当する。
 ・生命の木:10のセフィロトではティファレトが中心にある。



3.高位の層「
ネシャマー」

生命の木において、ダートを中心とする意識をネシャマー(neshama)といいます。ネシャマーは、高次の自我であるルアクを統合し、自我というものを完全に超越した意識を司る領域です。思考や感情がなく、神の領域から直接降りてきた直観、叡智、畏怖心などを表します。


高位の層:ネシャマー

生命の木(2)


◎生命の木における高位の層「ネシャマー」に対応するセフィロト
 ❷コクマー(智慧)
 ❸ビナー(理解)
 ◎ダート
 ❹ケッセド(慈悲)
 ❺ゲブラー(峻厳)
 ❻ティファレト(美) 

ネシャマー:霊性(自我の超越)
 ・生命の木:4つの世界ではブリアー界(創造界)に相当する。
 ・生命の木:10のセフィロトではダートが中心にある。



4.神性の層「イェキダー」

生命の木において、人が到達しうる最高の境地をイェキダー(yechidah)いいます。イェキダーは「一なるもの」や「単一性」を意味し、これに相当するものとして、古代の秘教では、ウニオミスティカ(神人合一)、ユダヤ教やキリスト教における神と直接対面することを意味するシェキナー(臨在)、仏教における三昧(さんまい、ざんまい)などがあります。人の魂は、まず最初にここから流出し、最終的にここに帰ります。


神性の層:イェキダー
生命の木(1)


◎生命の木における高位の層「ネシャマー」に対応するセフィロト
 ❶ケテル(王冠)
 ❷コクマー(智慧)
 ❸ビナー(理解)

イェキダー:神性(至高の三者)
 ・生命の木:4つの世界ではアツィルト界(元型界)に相当する。
 ・生命の木:10のセフィロトではケテルが中心にある。


マルセイユタロット「神の家」は
ケテル(王冠)の光を意味します

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自己肥大から悪魔の誘惑の虜(とりこ)となった人は
神の光が降りてくると眩しくてひっくりかえります。

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生命の木


記事更新日:2025/09/28

生命の木の基本的な構造

認識不可能な宇宙的絶対者をカバラーではアイン・ソフといいます。アイン・ソフがみずからを現わそうとしたとき、中心点ができて光り輝きました。これは球体(セフィロト)となり、最初の球体(セフィロト)をケテル(王冠)といいます。そこから九つの大きな球体が現れて、生命の木と呼ばれる一本の木の形となりました。

カバラー生命の木は、神の存在 יהוהYHVH)を図式化したものです。これは神のDNA、または神の設計図であり、この世界はすべてこの構造に則って生成消滅しています。


カバラー生命の木
生命の木


1.10のセフィロトと22のパス

生命の木は、10のセフィロト(球体)から成る複合体(構造体)です。10のセフィロトはそれぞれパスと呼ばれる通路で結ばれており、それらは全部で22あります。

◎円が意味するもの:
 ・円は、原初的なイメージを持ちます。
 ・円は、一つのまとまった世界を表します。

◎円が持つもの:
 ・円は、内側と外側のエネルギーを分けます。
 ・円は、内側にあるエネルギーを支配します。

◎生命の木に描かれている円:
 ・単数の球体=セフィラー(Sephrah)と呼ぶ。
 ・複数の球体=セフィロト(Sefirot)と呼ぶ。

◎生命の木に描かれているパス:
 ・パスは小径と訳され、セフィロトとセフィロトを結ぶ道を表します。
 ・パスはパスワーキングという西洋魔術の瞑想を行う際に使用します。



2.4つの世界

ケテル、ダート、ティファレト、イエソドを中心とした4つの円を描いたとき、それぞれの円に含まれるセフィロトのまとまりを4つの世界といいます。ここでいう世界とは、空間や場所のことではなく、影響圏内のことであり、ある種の波動を意味します。

生命の木


アツィルト界(元型界)…3つのセフィロトから成る世界
 ❶ケテル(円の中心)
 ❷コクマー
 ❸ビナー
 ※ダートを除く

ブリアー界(創造界)…6つのセフィロトから成る世界
 ❶ダート(円の中心)
 ❷コクマー
 ❸ビナー
 ❹ケッセド
 ❺ゲブラー
 ❻ティファレト
 ※ケテルを除く

イェツィラー界(形成界)…6つのセフィロトから成る世界
 ❶ティファレト(円の中心) 
 ❷ケッセド
 ❸ゲブラー
 ❹ネツァク
 ❺ホド
 ❻イエソド
 ※ダートを除く

アッシャー界(活動界)…4つのセフィロトから成る世界
 ❶イエソド(円の中心)
 ❷ネツァク
 ❸ホド
 ❹マルクト



3.3つの三角形

生命の木


元型の三角形…神の領域
 ・ケテル
 ・コクマー
 ・ビナー
 
倫理の三角形…霊(スピリット)の領域(倫理的行動の支え)
 ・ケッセド
 ・ゲブラー
 ・ティファレト
 
魔法の三角形…現実化の領域(何かの企画、設計、実現)
 ・ネツァク
 ・ホド
 ・イエソド

スクリーン…物質界に投影する領域(三つの三角形を物質界に投影する)
 ・マルクト



4.3つの柱

生命の木


中央の柱…中央にある柱。
 ★中庸の柱。
 ・ケテル
 ・ティファレト
 ・イエソド
 ・マルクト
 
力の柱…右側の柱。ヤッキムの柱(白い柱)や「慈悲の柱」ともいう。
 ★陽性の柱。男性性、能動性、積極性。
 ・コクマー
 ・ケッセド
 ・ネツァク
 
形の柱…左側の柱。ボアズの柱(黒い柱)や「峻厳の柱」ともいう。
 ★陰性の柱。女性性、受容性、消極性。
 ・ビナー
 ・ゲブラー
 ・ホド



5.7つの水平」

生命の木


◎7つの水平
 ・第7階段:ケテル
 ・第6階段:ビナー=コクマー
 ・第5階段:ゲブラー=ケッセド
 ・第4階段:ティファレト
 ・第3階段:ホド=ネツァク
 ・第2階段:イエソド
 ・第1階段:マルクト



6.稲妻の閃き

生命の木


◎稲妻の閃き(ひらめき)
 ❶ケテル
 ❷コクマー
 ❸ビナー
 ❹ケッセド
 ❺ゲブラー
 ❻ティファレト
 ❼ネツァク
 ❽ホド
 ❾イエソド
 ❿マルクト



7.蛇の上昇

生命の木


8.流出と帰還
ケテルとコクマーは「パス」で結ばれています。これは最初の『流出』と呼ばれています。神のあふれるエネルギーが、ケテルのところに収まりきれず、1次元下のコクマーに流出することを意味します。ここで神は初めて人格神「父」となります。これはケテルからこぼれ出たものがコクマーになっただけのことで、ケテルは依然としてケテルです。

上位のものの一部が下位に流れ出たとき、1次元下のものに変容しますが、下位のものは上位と同じ本質を共有しています。上位のものと下位のものは本質を共有しているが故に、互いに照応し、双方向に交流します。また、『流出』ばかりではなく、下位から上位への『帰還』も可能です。

こうした関係は、すべてのセフィロト同士に当てはまります。このことから、一番下にある物理世界のマルクトは、神の流出の最終的な表現ということになります。

神は、形象や色彩、寸法といった形でこの世界に出現しています。逆にいえば、現象世界の形象、色彩、寸法などを手がかりにして、神にまで遡ることができるということです。


雪の結晶


記事更新日:2025/05/22

ロバート・フラッドの生命の木

1.ロバート・フラッドの生命の木

16世紀に活躍したイギリスの神秘思想家ロバート・フラッドは、旧約聖書の創世記(第1章)で神が「光あれ」といったときの最初の流出を、生命の木という姿で描いています。


22458416

初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面(おもて)にあり、
神の霊が水の面(おもて)で動いていた。
神は言われた。
「光あれ」


ロバート・フラッドのセフィロトの木(生命の木)
Sephirot Tree of Life, 1617Robert Fludd

生命の木



2.逆さに描かれている生命の木


ロバート・フラッドの生命の木は、根が上で葉が下に描かれています。この木は最高天球(炎上天球)に根を生やし、幹から枝、葉から末端にいくに従って下に向かって生えるように描かれています。つまり最高天球(炎上天球)からこちらに向かって生えているのです。

一つ一つのセフィロト(球体)を見ると、一番上にケテル(王冠)という王冠を戴いた根っこがあります。その下に幹が生え、そこからいくつか枝が分かれ、それぞれコクマー(智慧)、ビナー(理解)、ケッセド(慈悲)、ゲブラー(峻厳)、ティファレト(美)、ネツァク(勝利)、ホド(栄光)、イエソド(基礎)と名づけられ、木の先端にはマルクト(王国)のセフィロトがあります。

マルクトからさらに10本の棕櫚のような葉が分かれており、そこにも名前が記されています。ちょうど真ん中の一つ右にある葉には Malcuth in Animas と書かれており、これは宇宙の魂を意味します。それい以外の9つの葉にはそれぞれ天使の階層が割り当てられています。

この木には10個のセフィロトがありますが、その一つ一つのセフィロトには、マルクトと同じように10個のセフィロトが存在します。このように生命の木は多重構造になっていることから、宇宙は生命に溢れていることがわかります。

生命の樹


記事更新日:2025/05/22

カバラーにおける生命の木の成り立ち

1.生命の木が登場する最初の書物

ユダヤ教の神秘主義思想において「生命の木」という概念が登場する最初の書物はセフィール・イェツィラーסֵפֶר יְצִירָה 創造の書)です。この書物はユダヤ人の祖アブラハムが書いたとされていますが、その他にも、紀元1世紀末から2世紀にかけて活躍したユダヤ教の律法学者アキバ・ベン・ヨセフが成立させたという説や、それよりも前に書かれたという説、あるいは、紀元5世紀や6世紀に書かれたという説もあります。これは何を意味しているのかというと、創造の書という書物が、いくつもの層に分かれていて、最初の部分は紀元1世紀から2世紀あたりに書かれ、最終的にこの書物が完成したのが紀元5世紀や6世紀あたりではないかということです。いずれにしても、「聖書」と呼ばれている一連のものよりも後に完成したことは確実で、それは「カバラー」というものが書物化される前の時代になります。

「創造の書」が成立した時期と「カバラー」の原初の内容が発展した時期が同じくらいであることから、この「創造の書」に書かれていたものを取り入れて「カバラー」というものが成立していったと思われます。



2.カバラーと生命の木の関係

生命の木の中に含まれる10のセフィロトには、それぞれケテル、ティファレト、マルクトといった名称がつけられていますが、創造の書にはそのような名称は出てきませんので、後世につけられたものということがわかります。また、10のセフィロトは、森羅万象や神の世界のことを説明するものであったり、自然哲学のようなものであったり、あるいは文字の秘密などを扱った神秘的な書物だと解釈する人もいます。このように創造の書というのは、たいへん短い本ではありますが、非常に不可思議な格言めいたものの集合体のようなもので、長い歴史の中でその解釈は自由に行われています。

12世紀の後半から、セフィール・イエッツラーをカバラーの教義として解釈するという伝統が盛んになり、今日ではカバラーと生命の木をセットになって解釈することがポピュラーになりました。このように、創造の書はカバラーの書物ではありませんが、いかに創造の書とそこに書かれている生命の木をカバラーとして解釈するかということがカバリストの間で長年研究されています。


生命の木



3.生命の木とは何か

生命の木とは、この世界のあらゆる存在が成り立つ共通の機構(それぞれの部分が互いに関連して働く仕組み、または内部構造)を表したもので、永遠かつ普遍の法則です。

認識不可能な宇宙的絶対者をカバラーではアイン・ソフといいます。アイン・ソフがみずからを現わそうとしたとき、中心点ができて光輝きました。この最初の球体(セフィロト)をケテル(王冠)といい、ここから九つの球体が続けて現れ出て、一本の木となりました。10個のセフィロト(球体)は、とりわけ重要なはじめの3つ(ケテル、コクマー、ビナー)をそれぞれ頂点として、3本の柱(中庸の柱、峻厳の柱、慈悲の柱)が配置され、その間を22本の通路が結んでいます。セフィロトはそれぞれ神の力の一面であり、すべてが合わさって一つの世界を構成しています。

生命の木


記事投稿日:2025/05/22

宇宙創造のプロセスⅡ「生命の木」

あなたが創造主になるプロセス

暗黒
黒

Ain


Ain Soph
無限

Ain Soph Aur
無限光
YOD






暗黒の中心に、一つの点があらわれる。
創造主がこの一点を打つ瞬間に、あなたが創造される 。

-------------------------------------------------------------

中心の一点から、創造の視点と宇宙の終点があらわれる。
次に、その三つの点の中間に、それぞれ点があらわれる。

生命の木

-------------------------------------------------------------

ケテルを中心に、ダートまでの距離を半径にした半円があらわれる。
次に、ダートを中心に、ティファレトまでの距離を半径とした円があらわれる。


生命の木
1つ目の円と2つ目の円の交錯から
VESICA PISCIS(ヴェシカ・パイシス=魚の浮袋)が現れる。

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生命の木
1つ目の円と2つ目の円の交錯により、VESICA PISCIS(ヴェシカ・パイシス=魚の浮袋)という3つ目の共有部分が現れ、さらにその共有部分には4つ目の共有部分として二つの三角形が現れる。

1+1=2=3=4
古代数学は、数は量ではなく、関係性を表す。

また、線分ABは、必ずAB=AC=AD=BC=BDになります。そしてABを1とすると、CDは√3(ルート3) になります。

-------------------------------------------------------------

生命の木

1つ目の円と2つ目の円に続いて、3つ目の円と4つ目の円を描きます。そうすると、4つの円が交差する点として、右に3つ、左に3つ、合計6つの点が現れます。

中央の5つの点と左右に現れた6つの点を合わせると11の点になります。この二つ以上の力が交錯する特異点をセフィロトといいます。

-------------------------------------------------------------


生命の木

左右6つの交錯点を中心とした6つの円を描くと、中心に花模様が現れます。これは天地創造以前の生命の木です。この生命の木は、10という数がついている円の中心がイエソドになっています。これは生命がまだ物質界に降りてきていないことを表しています。これは旧約聖書の創世記に書かれているアダムとエヴァがエデンの園にいたときの状態と同じです。



-------------------------------------------------------------

アダムとエヴァの堕落
(楽園から追放)

アダムとエヴァは蛇にそそのかされて善意を知る智恵の木の実を食べたため、神は怒り、アダムとエヴァは楽園から追放されてしまいます。楽園から落下し、皮の衣を身にまとったアダムを生命の木では6、9、10の円を一つ分下に落とした形で表します。この3つの円が落下した生命の木は次のようになります。


生命の木

ケテルの点には1と2と3の3つの円の力がかかっています。コクマーの点には1と2と4の3つの円の力がかかっています。ビナーの点には1と3と5の3つの円の力がかかっています。ケッセドには2と4と6と7の4つの円の力がかかっています。ゲブラーは3と5と6と8の4つの力がかかっています。ティファレトには4と5と6と7と8の5つの円の力がかかっています。ネツァクは4と6と7と9の4つの円の力がかかっています。ホドは5と6と8と9の4つの円の力がかかっています。マルクトは9と10の2つの円の力しかかかっていません。

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生命の木

10のセフィロト(ダートを除く)を相互に結びつける22本の線を描くと生命の木の骨子が現れます。

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アダムとエヴァの堕落(楽園からの追放)の前の10のセフィロトは、円を重ねることにより、生命の花(Flower of Life)が現れます。

生命の花(Flower of Life)
生命の花(1)

生命の花の中にある一つ一つの点や円を見ると、どの点も円も孤立することなく、他の点や円と関係性を共有しながら存在していることがわかります。また、宇宙に存在するすべてのものはこの生命の花の網目の中に組み込まれており、あるところで起きたことは打てば響くように思ってもみなかったところに影響を与えるということも表しています。

◎古代のシンボルとしての生命の花
古代から伝わる生命の花は、カバラーやグノーシスに引き継がれます。

◎古代インド仏教で説かれているインドラ(帝釈天)
古代インドの神インドラ(indra-jala=帝釈天)の宮殿には、装飾として美しい幾何学的な網が施されており、その網目には光輝くダイヤモンドのような宝珠がくくりつけられています。そして一つの宝珠に光が当たると、その光は縦と横の宝珠に反射し、お互いに照らし合う関係になっています。

◎大乗仏教の華厳経で説かれている重重無尽縁起(じゅうじゅうむじんえんぎ)
大乗仏教の華厳経で説かれている重重無尽縁起では、古代インドの神インドラを因陀羅、宮殿に施された網目を因陀羅網と名づけ、古代インド仏教のインドラの教えをそのまま引き継いでいます。大乗仏教ではこれらのことを縁起と名づけ、すべてのものは縁起によって成り立っているとし、この世の事物は一つとして恒常的、または自己同一的な固有の本性を持たないとしています。これを諸法無我(しょほうむが)という言葉で表し、仏教の三大標語である三法印(さんぽういん)の一つとなっています。また、すべては因縁によって生起することから、あらゆる事態は一つとして同じものはなく、同じことは起こらないだけでなく、万有に通じる法則や元型などはあり得ないといとしています。これを三法印のもう一つの概念で諸行無常(しょぎょうむじょう)という言葉で表しています。ちなみに三法印の三つ目の概念は涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)で、煩悩を消して悟りの境地に至った状態を意味します。

生命の花(2)

-------------------------------------------------------------

この世界には、千古不易の真理があります。カバラー生命の木の図形は、天地創造以前から存在するロゴスを伝えるものです。そしてその永遠不変の真理の中に、諸行無常という側面があるということになります。




記事更新日:2025/01/30

宇宙創造のプロセスⅠ「生命の花」

あなたが創造主になるプロセス

暗黒
黒

Ain


Ain Soph
無限

Ain Soph Aur
無限光
YOD



生命の木(1)

円には必ず「中心」が存在する。
中心から「限定」が生じる 。

-------------------------------------------------------------

生命の木 
VESICA PISCIS(ヴェシカ・パイシス=魚の浮袋)の出現

-------------------------------------------------------------

生命の木
4つの世界

-------------------------------------------------------------

生命の木

10のセフィロト

-------------------------------------------------------------

生命の木(5)

生命の木

-------------------------------------------------------------

生命の花(1)

生命の花(Flower of Life)

生命の花(2)

生命の花

魂は、生命の花の網目の中に組み込まれている。
1つの現象が響きとなり、あらゆるところに影響を与える。



記事更新日:2025/05/22
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