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The Knowing Way Japan(旧Gary Bonnel Japan)認定インストラクター&プロフェッショナルアカシックリーダー中島志保のブログです

-記事

大アルカナとカバラー生命の木

カバラー生命の木とマルセイユタロット
マルセイユタロットと生命の木

00愚者
・パス:❿本能=❾想像
・体験:心身が地上に囚われている(欲望)

01軽業師
・パス:❿本能=❽知性
・体験:この世界を割り切って生きる(勤勉)

02女教皇
・パス:❾知性=❽想像
・体験:さまざまな次元から情報を収集する(推理)

a03
・パス:❿本能=❼情念
・体験:五感を磨く(献身)

a04
・パス:❾想像=❼情念
・体験:率先して行動する(感情)

a05
・パス:❽知性=❼情念
・体験:霊的な空間を整える(修行)

a06
・パス:❽知性=❻自我
・体験:直感で判断する(霊感)

戦車
・パス:❾想像=❻自我
・体験:迷うことなく実行する(集中)

正義
・パス:❼情念=❻自我
・体験:断固たる決意で実行する(峻厳)

a09
・パス:❽知性=❺良心
・体験:内面の深いところまで省みる(内省)

a10
・パス:❻自我❺良心
・体験:善悪の業因によって苦楽の果報を受けること(業観)

a11
・パス:❼情念=❹霊感
・体験:神のみに目を向けて神の意志の成就を祈念する(観想)

a12
・パス:❻自我=❹霊感
・体験:霊的修行と試練(召命)

a13
・パス:❺良心=❹霊感
・体験:神の本体を感じ取ること(見神)

a14
・パス:❺良心=❸直観
・体験:人間の力が到底及ばない神的存在(畏怖)

a15
・パス:❻自我=❸直観
・体験:悪魔からの誘惑と底無し沼(試練)

a16
・パス:❹霊感=❷観照
・体験:高く積み上げる(歓喜)

a17
・パス:❻自我=❷観照
・体験:水による浄化(光明)

a18
・パス:❸直観=❷観照
・経験:魂の暗い夜(脱我)

a19
・パス:❻自我=❶三昧
・体験:魂と肉体の完全なる統合(禅定)

a20
・パス:❸直観=❶三昧
・体験:すべてを見極める完全な知恵(全知観)

a21
・パス:❷観照=❶三昧
・体験:完全であること(神秘的合一・Unio Mystica)



カードの著作権:
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com


記事更新日:2023/01/26

視覚化についてⅣ「アストラルの世界を見る」

1.アストラルとは何か

アストラル
(Astral)とは、アストロロジー(占星学)と同じく、ギリシャ語で星や惑星を意味するアステルという言葉に由来し、日本語で星氣体と訳されています。アストラルは私たち人間に惑星の運行を通じてさまざまな情動を起こしているものであり、自らの意識がアストラルの領域を超えない限り、ほとんどの行動の動機はアストラルの領域に支配されていることになります。自分の出生時の天体配置図や日々の天体の配置図を調べることでアストラルの領域からどのような影響を受けているかを探究することができます。


月と女性



2.アストラル投射について

秘教の世界では、星氣体投射(Astral projection)、幽体離脱(Out-of-body experience)、アストラル旅行(Astral travel)といった言葉があります。これは、自分の肉体の外側にある世界を旅するために体外離脱を行うものです。アストラルはエーテルと同じく私たちの物理的身体に影響を与えつつも、完全に独立した意識の領域として存在していることから、寝ているときなど魂が物理的身体から離れて幽体としてさまざまな次元を行き来することでその領域を体験できるようになります。また、私たちの自我の意識体が死によって肉体を離脱したあとは、自我として存在していた情報はすべてアストラル領域にある媒体に転送されます。


幽体離脱


アストラルの領域を理解すると、私たちが普段、現実と思って過ごしているこの世界は、自分の内面の世界を投射(projection)したものであり、すべて幻想に過ぎないということに気づきます。仏教ではこれをあたりまえのように説いていますが、ほとんどの人がこの世界が幻想ではなく現実であるかのように錯覚しています。このような錯覚の構造さえも、アストラル、そしてアストラルのさらに外側にある領域が生み出した宇宙の構造です。



3.アストラル体のイメージ


人体におけるアストラル体のイメージ

オーラとチャクラ



4.アストラルの世界を見る

アストラルの世界は、映画のスクリーンと同じ構造です。映写機を通してフィルムの画像がスクリーンに投射(projection)されるように、私たちの意識も、外側から入ってくる光で視覚の情報を組み立てるだけではなく、今世や過去世を含めた自分の内側にある情報がフィルムとなり、それを自分の外側に投射することで、この世界が創造されるという仕組みです。


映画館



【アストラル体を見る方法】※ブラックミラー編
(1)ブラックミラーを用意する。(直径10㎝くらいの黒い円盤)
  ・写真立てのようなスタンドに黒い布を掛けて、前面にブラックミラーを置く
  ・鏡の前に座り、鏡の中に自分の顔が完全に入るように位置と距離を調整する

(2)ブラックミラーに自分の顔を映す
  ・呼吸法をしながら、ブラックミラーを半眼で見る
  ・焦点が外れ、顔の輪郭がぼやけてきたあと、淡い光のようなものが見えてくる
   
(3)アストラル視覚を意識する
  ・目を閉じると、瞼の裏側に同じものが見える
  ・鏡の表面に投射していたものが、瞼の裏に投射されるのを確認する


ブラックミラー


【アストラル世界を見る方法】※フラッシュカラー編
(1)フラッシュカラー(煌く色彩)を用意する
  ・写真立てのようなスタンドに黒い布を掛けて、前面にフラッシュカラーを置く
  ・フラッシュカラーとは、煌く色彩や閃光を意味する

(2)フラッシュカラーを眺める
  ・呼吸法を行いながら、フラッシュカラーを眺める
  ・補色関係にある二色の境界線のあたりに光が浮かびはじめる

(3)アストラル視覚を意識する
  ・目を閉じると、瞼の裏に同じものが見える ※反対色になることがポイント
  ・目を開けると、白い壁などに、同じものが投射される ※反対色になることがポイント


フラッシュカラー

極彩色を構成する補色関係の二色
(赤と緑、青と橙、黄と紫)


煌く色彩


ブラックミラー



5.アストラル世界の住人とのつながり

アパリション(Apparition)=出現
 ・アストラル界の存在がこちらの意図とは関係なく目の前に現れること。
 ・出現を許可するとその存在に乗っ取られてしまうので危険。

インヴォケーション(Invocation)=祈祷
 ・アストラル界からある霊体の出現を意図的に行うこと。
 ・儀式の中で意図的に行う場合は安全。

エヴォケーション(Evocation)=召喚
 ・アストラル界からある霊体が呼び出されて出現すること。
 ・儀式の中で意図的に行う場合は安全。


魔法


記事更新日:2025/06/07

視覚化についてⅢ「エーテルの世界を見る」

1.エーテルとは何か

エーテル(Etheric)とは、宇宙において生命に形体を与える力であり、サンスクリット語でプラーナ、日本語でと訳されています。エーテルは構成的あるいは統合的な力を持ち、植物や動物の成長、さまざまな自然現象、自然の循環などを生じさせています。生物、無生物を問わずすべてのものはこのエーテルの鋳型に包まれ精妙な光を放っています。


新芽



2.生物とエーテルの関係

キルリアン写真と呼ばれる、高電圧の電気を使って生物体から放電される光を写し取る技術があります。この技術を使い、植物の葉の先端3分の1を切り取ったものを撮影すると、肉眼では葉が欠けているように見えても、キルリアン写真では何も欠けてない完全な葉の像として写し出されます。これをファントムリーフ効果(幻葉効果)と呼んでいます。


ファントムリーフ効果(幻葉効果)

ファントムリーフ現象



生物の体を維持しているものは、その生物の体を構成しているさまざまな要素ではなく、その生物の体を包むエーテル体が持つ組織化の原理によるものです。そして生物の体からエーテルが去ると、体は解体し、エーテルは環境中のフリーエネルギーに戻っていきます。これが私たちが死と呼んでいるものです。このように物質的な身体とそれを包み込むエーテルは完全に一体化していることから、どちらも一瞬たりとも独立して存在することはありません。

エーテルは、ホログラフィックなエネルギー干渉パターンである私たち人間の身体において、物質としての細胞構造の空間的組織化に関する情報をコード化する役目を持った存在です。



3.エーテルの世界を見る

ここ100年のあいだに電気が普及し、いつでも照明をつけられるようになったことから、私たちは昼夜問わず明るい空間で過ごすようになり、エーテルという精妙な光を見る視力を完全に失いつつあります。夜、部屋を暗くしてキャンドルの火を灯し、光と闇の深い陰影を生み出すことで、精妙な光であるエーテル体を見ることができるようになります。

【エーテル体を見る方法】
(1)部屋を暗くし、ロウソクの火を灯す
  ・ロウソクの炎を、焦点をずらした周辺視野の状態で眺める
  ・炎の周りを薄く、同心円状に取り巻いている緑、青、紫の光を見る
 
(2)ロウソクの炎に光の層を見いだす
  ・ロウソクの炎は、宇宙の多層モデルと同じ構造をしている
  ・宇宙の象徴としてロウソクの炎を眺めることで意識が拡大する

(3)視点をロウソクの炎から自分の手へとゆっくり移す
  ・手の周りに薄くて精妙な光が見える
  ・ロウソクの炎も手の周りも同じ精妙な光が放っているのを確認する


手のオーラ


蝋燭



4.人体とエーテル体のイメージ

オーラ



記事更新日:2025/06/07

視覚化についてⅡ「霊的な世界と色彩」

1.霊的な世界と色彩

科学の世界において色彩とは異なる波長を持つ電磁波の一種と考えられていますが、目をつぶった状態で瞼(まぶた)の裏側に現れる色彩、あるいは人体を取り巻くオーラとして見える色彩は、外的な光線ではないため、電磁波の理論では説明できません。

古今東西、さまざまな秘教的瞑想体系において色彩が使われていますが、このような霊的な世界における色彩は、私たちひとりひとりの心身、そして内外の相関関係によって生じるもので、物理次元の現象だけでは解明することはできません。

霊的な世界にまつわる色彩は、人によってはまったく見えなかったり、見えたとしてもすぐに消えてしまう場合がありますが、霊的な訓練によって内的な色彩を呼び起こしたり、その残像時間を長くしたりすることができるようになります。


色彩



2.補色について

色を円形に配置して対比させた色相環(しきそうかん)において、向かい側の位置にある色を補色といいます。

補色


補色には2つの種類があります。1つは、絵の具や印刷物に使われるインクなど、色料(顔料や染料)の補色同士を混ぜ合わせると無彩色(黒っぽい色)になるもので、これを物理補色といいます。もう1つは、ある色をしばらく見つめたあとに白い壁などに目を移すとそこに別の色が残像として現れるもので、これを心理補色といいます。例えば、赤い色をしばらく見つめた後に白い壁や白い紙などに目を移すと青緑色が残像として現れます。これは、ある1つの色を見つめていると、その色に対する感応度が低下し、さらに白を背景に見ることでその色が欠落する一方、反対の色相の色が残像として現れるというものです。心理補色は色料ではなく、色光において見られる現象です。


3.心理補色を使った瞑想法

心理補色を利用した瞑想法に、フラッシュカラー(煌く色彩)があります。これは、補色関係にある2色を同時に見つめることにより、2色の境界線に光を浮かび上がらせ、その光を使って瞑想をするものです。


フラッシュカラー(煌く色彩)

煌く色彩



4.極彩色を使った瞑想法


赤の補色は緑です。緑の補色は赤です。絵の具を使って赤と緑を混ぜると減法混色で暗くなるのに対し、フラッシュカラーで用いる補色は加法混色で明るい光を生成します。光が現れること自体は肉眼が引き起こす生理現象ですが、補色によって現れた光、つまり電気器具など物理的ではない光を使って瞑想することで、第三の目と呼ばれ直観を司るアジュナチャクラが活性化します。古今東西の宗教や秘教的儀式で極彩色(ごくさいしき)を使うのは、このような身体を使った発光体験を行うことで霊的な目を活性化させるためです。


極彩色の例
仏教における胎蔵界曼荼羅

曼荼羅



極彩色の例
マルセイユタロット

00愚者01軽業師
a11a14



5.白の世界、黒の世界


ブラックホールとホワイトホールは相対性理論における理論上の天体です。ブラックホールは外部にあるすべてのものを内部に吸い込む性質を持ち、その反対にホワイトホールはすべての物質を内部から外部へと放出する性質を持つと考えられています。このような白と黒の相対的な性質は、私たちが存在する物理次元においてもさまざまなものに見られます。

◎色彩における白と黒の関係:
 ・すべての色を反射するものは白。
 ・すべての色を吸収するものは黒。

◎白と黒の関係をあらわす例:
 ・宇宙構造色(五色)
 ・カバラー生命の木
 ・天津金木
 ・マルセイユタロット
 ・その他


白と黒


記事更新日:2025/06/07

生命の木を使った現実化の方法

カバラー生命の木は、神の存在を図式化したものです。これはいわば神のDNA、あるいは神の基本設計図であり、この世界に存在するものはすべてこの図式に則って生成消滅しています。

カバラー生命の木
生命の木



1.心とは何か

カバラー生命の木における10のセフィロトのうち、マルクトだけが生命の一番外側にあり、それ以外の9つのセフィロトはすべて生命の内側にあります。イエソドは生命力そのものを表し、下位にある肉体を支えている領域です。つまり、肉体とは目に見える生命力のことです。イエソドは上位のホド、ネツァク、ティファレトから流出したもので、ホドは知性、ネツァクは情念、ティファレトは意志を表します。イエソド、ネツァク、ホド、ティファレトの4つの複合体が「心」を呼ばれるもので、現実世界に出現するものはすべて、出現以前にはこの領域にあり、それらが物理次元に反映されたものが「現実」と呼ばれるものです。例えば、職場で上司から叱責されたとき、落ち込んだり上司を憎んだりすることでしょう。しかし実際には、その現象が起きる原因は自分の内部にあったということになります。



2.セフィロトについて
ケテル(王冠)
 ・宇宙における第一動者の領域。
  ⇒創造主(神)の領域。

コクマー(智慧)
 ・宇宙における恒星天球の領域。
  ⇒黄道十二宮が張りついている領域。

ビナー(理解)
 ・宇宙における土星の領域。

ケッセド(慈悲)

 ・宇宙における木星の領域。

ゲブラー(峻厳)
 ・宇宙における火星の領域。

ティファレト(美)
 ・宇宙における太陽の領域。
 ・人間における意志の領域。
 
ネツァク(勝利)
 
・宇宙における金星の領域。
 ・人間における情念の領域。

ホド(栄光)
 ・宇宙における水星の領域。
 ・人間における知性の領域。

イエソド(基礎)
 ・宇宙における月の領域。
 ・人間における生命力の領域。生命の基礎。
  ⇒宇宙におけるエーテル、人体における血液に相当する。
  ⇒社会における経済活動やお金に相当する。

マルクト(王国)
 ・宇宙における地球の領域。
 ・人間における肉体の領域。
  ⇒五感で感じとることができる物理次元の領域。



3.生命の木を使った現実化の方法

◆パートⅠ「中央の柱」
★テーマ設定⇒目的設定⇒現状認識⇒手段設定

【ステップ1】テーマ設定
ティファレト
 ・実現させたいものの本質に合ったシンプルなテーマを設定する。
 ・小さな魔法の場合、2~3週間で実現させたいものにする。

【ステップ2】目的の設定
ケテル
 ・テーマを実現させる目的を設定する。
 ・目的は抽象度が高ければ高いほど実現しやすい。

【ステップ3】現状の認識
マルクト
 ・物理的な次元における現状を五感ベースで具体的に表出する。

【ステップ4】手段
イエソド
 ・人間ではエーテル体、肉体では血液、社会では経済やお金のようなもの。
 ・手段について、ティファレト、ケテル、マルクトを眺めながら考案する。
 ・中央の柱の領域が希薄であれば、たとえ実現したとしても長く続かない。


◆パートⅡ「第6段階」
原理と戦略の意識化

【ステップ5】原理
コクマ
 ・現実化の原理、または原点の探求。

【ステップ6】戦略
ビナー
 ・コクマーの内容(原理)をもう少し現実に引き下げる。
 ・コクマーの内容(原理)を実現可能な形にするための戦略を考える。

コクマーとビナーを結ぶ階層は、ある現実化において、すべてに行き渡っている力であり、あまりにありふれていて(あたりまえすぎて)多くの人はこの領域を意識することはありません。そのため現実化を行う際に思考の盲点となっている領域です。魔法を実践する際、常に原理や原点を意識することで確実に現実化を起こします。自分の意図が現実化しない場合、この領域の意識が欠けている(意識化することができない)、あるいは意識と無意識が相反していることが原因です。


◆パートⅢ「第5段階」
★利点と障害の意識化

【ステップ7】利点
ケッセド
 ・現実化したとき、どのようなメリット(利点)があるか。

【ステップ8】克服すべき障害物
ゲブラー
 ・現実化したとき、どのようなデメリット(欠点)があるか。
 ・現実化を妨げているものとして、どのようなブロック(障害物)があるか。
 ・現実化を行うために、ペナルティを課すことも効果がある。
 ・Creative Avoidance(創造的な回避)についても意識化する。


◆パートⅣ「第3段階」
★感情と知性の意識化

【ステップ9】感情
ネツァク
 ・実現させたいものに対する自分自身の感情や情熱。
 ・実現させたいものに対する自分自身の動機。
 ・実現させたいものに対する人間関係。
 ・実現させたいものの美的センス。

【ステップ10】知性
ホド
 ・現実化を行うための具体的な情報とその収集方法。


〔上級編〕
◎10のセフィロトを埋めたあと、22のパスも埋める。
 ・セフィロトとセフィロトの関係が密接になり、生命の木が一つの生命体となる。


生命の木


記事更新日:2025/04/17

生命の木とマルセイユタロット

カバラー生命の木は、神の存在 יהוהYHVH)を図式化したものです。これは神のDNA、または神の設計図であり、この世界にはすべてこの構造に則って生成消滅しています。


カバラー生命の木
生命の木


1.マルセイユタロットと生命の木
マルセイユタロットは、יהוהYHVH)という神の秘密をカードの図柄で表したものです。マルセイユタロットを使うだけで神の秘密を無意識に悟ることができます。

◎マルセイユタロット全78枚の構成
 ・大アルカナカード=22
 ・小アルカナカード=56枚(数カード=40枚・宮廷カード=16枚)



2.小アルカナ数カードとカバラー生命の木


01剣02剣03剣04剣05剣06剣07剣08剣09剣10剣
11杯12杯13杯14杯15杯16杯17杯18杯19杯20杯
21杖22杖23杖24杖25杖26杖27杖28杖29杖30杖
31玉32玉33玉34玉35玉36玉37玉38玉39玉40玉


◎テトラグラマトン(4文字の神名)=יהוהYHVH
 ・剣:יהוהYHVH):ヨッド
 ・杯:יהוהYHVH):へー
 ・杖:יהוהYHVH):ヴァウ
 ・玉:יהוהYHVH):へー(第2のへー)

◎10のセフィロト  
 ・剣のⅠ~X
 ・杯のⅠ~X
 ・杖のⅠ~X
 ・玉のⅠ~X



3.小アルカナ宮廷カードとカバラー生命の木



カバラー生命の木と4つの世界
生命の木


元型界(アツィルト)
1・2・3(三角形)

04剣の騎士08杯の騎士12杖の騎士16玉の騎士
剣の元型界
杯の元型界
杖の元型界
玉の元型界


創造界(ブリアー)
2・3・4・5・6
02剣の女王06杯の女王10杖の女王14玉の女王
剣の創造界
杯の創造界
杖の創造界
玉の創造界


形成界(イェツィラー)
4・5・6・7・8・9
03剣の王07杯の王11杖の王15玉の王
剣の形成界
杯の形成界
杖の形成界
玉の形成界


活動界
(アッシャー)
7・8・9・10
01剣の小姓05杯の小姓09杖の小姓13玉の小姓
剣の活動界
杯の活動界
杖の活動界
玉の活動界


◎元型界(アツィルト)
 ・宇宙創造の元型

◎創造界(ブリアー)
 ・天使の世界

◎形成界(イェツィラー)
 ・星辰界



4.大アルカナとカバラー生命の木


カバラー生命の木と数秘
生命の木


カバラー生命の木の22のパス(小径)

生命の木



記事更新日:2025/05/23

生命の木とヘブライ文字

近代哲学の祖として知られるフランスの合理主義哲学者ルネ・デカルト(1596-1650)は、精神と物体を峻別し、対立し合う二元的実体と見なしました。

しかし古代から伝わるカバラーでは、精神と物体の両方を含むあらゆる実体は、一つのものの形を異にした変容であると考え、存在の位相、事物の差異は、その同一実体の内部的な分節(つながった全体の中にあるいくつかの区切り)として把握することで、必然的に位階秩序(ヒエラルキア)の観念に導きます。これは、一方の極に神(光)、もう一方の極に物体(闇)を置くことで、その間にある存在はすべて光の明度のグラデーションに応じた位階(ヒエラルキア)に位置づけるということです。

カバラーではこの位階(ヒエラルキア)を10個のセフィロト(球体)と、それらを相互に結びつける22個の文字から成る生命の木で表現します。以下に、カバラー生命の木に対応するヘブライ文字をご紹介します。


カバラー生命の木に対応するヘブライ文字

生命の木



記事更新日:2025/05/23

生命の木と宇宙構造色

1.生命の木における宇宙構造色

生命の木


2.生命の木における宇宙構造色の配置

 ❶ケテル=
 ❷コクマー=
 ❸ビナー=
 
 ◎ダート
 
 ❹ケッセド=(⇔
 ❺ゲブラー=(⇔

 ❻ティファレト=(⇔
 
 ❼ネツアク=(⇔
 ❽ホド=(⇔
 
 ❾イエソド=(補色
 
 ❿マルクト=四色

 ※四色(黄・緑・茶・黒=レモン・オリーブ・あずき・黒)



色相環




記事更新日:2025/06/07

生命の木と霊魂の三層構造

人間


人は、魂と肉体によって成り立っています。そして魂と肉体の間には精神の領域があることから、人は、魂、精神、肉体の三層構造になっています。この三層構造は、高位の層から低位の層へと下る方向と、低位の層から高位の層へと上る方向と、相対する二つの方向性があります。

古今東西、ほとんどの霊的修行は、この三層の領域を、低位の層から高位の層へと向かって修練していく方法を取ります。まず最初に、霊的修行の場に通ったり山に籠ったりして世俗から離れ、低位の層(肉体)にともなう心の働きに取り組みます。次に、中位の層(精神)にともなう精神の働きに取り組みます。次に、高位の層(魂)にともなう霊性の働きに取り組むために、密儀に参入するためのイニシエート(通過儀礼)を経て、最後に神性に到達するというプロセスをたどります。

低位の層(肉体)から高位の層(霊性)へと上昇する道の途中で、すべての人が自己肥大という意識状態に遭遇します。霊的修行の初歩において、ほとんどの人が自己肥大が原因となって霊界の魔に憑りつかれ、悪魔の虜(とりこ)になります。

マルセイユタロット「悪魔」のカード
a15


1.低位の層「グフとネフェシュ」

生命の木において、マルクトに相当する意識をグフ(guph)といいます。グフは、人の肉体、あるいはその機能である物質的組成を指します。グフ(肉体)には生まれたときから動物的な本能や生命力が備わっており、後天的な経験や学習を経ずに一定の行動様式を取ることができます。人はグフを通して外界の世界とつながり、この地上に存在することができます。

次に、生命の木において、イエソドを中心とする意識をネフェシュ(nephesh)といいます。ネフェシュは、肉体またはその機能である物質的組成を支配するものです。ネフェシュは個人の潜在的な情報を含む低次の自我であり、思考や感情はネフェシュの領域から生まれ、それらはすべて地上で生きるための動機(motivation)として機能します。また、心霊現象もネフェシュの領域です。

グフは肉体で、ネフェシュは肉体を取り巻くエーテル体に相当します。このエーテル体は人が両手を広げたくらいの大きさで、体全体を卵の白身のように取り巻き、物理的身体に沿って存在する内側の層とその外側の層の二層に分かれています。人の思考や感情がわかるのは、この肉体を取り巻くエーテル体の領域(ネフェシュの領域)の情報を読み取っていることになります。


低位の層:ネフェシュ(左)とグフ(右)

生命の木(4)


◎生命の木における低位の層「グフとネフェシュ」に対応するセフィロト
 ❼ネツアク(勝利)
 ❽ホド(栄光)
 ❾イエソド(基礎)
 ❿マルクト(王国)

グフ:肉体、またはその機能である物質的組成
 ・生命の木:4つの世界ではアッシャー界(活動界)に相当する。
 ・生命の木:10のセフィロトではマルクトが中心にある。

ネフェシュ:低位の自我(心の領域)
 ・生命の木:4つの世界ではアッシャー界(活動界)に相当する
 ・生命の木:10のセフィロトではイエソドが中心にある。



2.中位の層「ルアク」

生命の木において、ティファレトを中心とする意識をルアク(ruach)といいます。ルアクは、低次の自我であるネフェシュを統合し、高次の自我を司る領域です。魂と肉体の中心にあり、霊的な方向性と自己の意志を表します。▶精妙な実体としてのエーテル


中位の層:ルアク

生命の木(3)


◎生命の木における中位の層「ルアク」に対応するセフィロト
 ❹ケッセド(慈悲)
 ❺ゲブラー(峻厳)
 ❻ティファレト(美)
 ❼ネツァク(勝利)
 ❽ホド(栄光)
 ❾イエソド(基礎)(真の理性)

ルアク:高次の自我(理性の領域)
 ・生命の木:4つの世界ではイェツィラー界(形成界)に相当する。
 ・生命の木:10のセフィロトではティファレトが中心にある。



3.高位の層「
ネシャマー」

生命の木において、ダートを中心とする意識をネシャマー(neshama)といいます。ネシャマーは、高次の自我であるルアクを統合し、自我というものを完全に超越した意識を司る領域です。思考や感情がなく、神の領域から直接降りてきた直観、叡智、畏怖心などを表します。


高位の層:ネシャマー

生命の木(2)


◎生命の木における高位の層「ネシャマー」に対応するセフィロト
 ❷コクマー(智慧)
 ❸ビナー(理解)
 ◎ダート
 ❹ケッセド(慈悲)
 ❺ゲブラー(峻厳)
 ❻ティファレト(美) 

ネシャマー:霊性(自我の超越)
 ・生命の木:4つの世界ではブリアー界(創造界)に相当する。
 ・生命の木:10のセフィロトではダートが中心にある。



4.神性の層「イェキダー」

生命の木において、人が到達しうる最高の境地をイェキダー(yechidah)いいます。イェキダーは「一なるもの」や「単一性」を意味し、これに相当するものとして、古代の秘教では、ウニオミスティカ(神人合一)、ユダヤ教やキリスト教における神と直接対面することを意味するシェキナー(臨在)、仏教における三昧(さんまい、ざんまい)などがあります。人の魂は、まず最初にここから流出し、最終的にここに帰ります。


神性の層:イェキダー
生命の木(1)


◎生命の木における高位の層「ネシャマー」に対応するセフィロト
 ❶ケテル(王冠)
 ❷コクマー(智慧)
 ❸ビナー(理解)

イェキダー:神性(至高の三者)
 ・生命の木:4つの世界ではアツィルト界(元型界)に相当する。
 ・生命の木:10のセフィロトではケテルが中心にある。


マルセイユタロット「神の家」は
ケテル(王冠)の光を意味します

a16



自己肥大から悪魔の誘惑の虜(とりこ)となった人は
神の光が降りてくると眩しくてひっくりかえります。

a15a16



生命の木


記事更新日:2025/09/28

数から見るYHVHの構造

1.神名としてのテトラグラマトン

ヘブライ語聖書(旧約聖書)の創世記は、「初めに、神は天地を創造された」という言葉から始まります。その天地が創造される前に何が起きたのかというと、神が自分自身の内部に凝縮していきました。そしてそれが原初の点(ヨッド)となり、その点から4つの文字: יהוה が派生しました。この4つの文字は、テトラグラマトン(4文字の神名)と呼ばれています。英語のアルファベットでは YHVH と表されます。

YHVH

フェニキア文字
アラム文字
ヘブライ文字



2.テトラグラマトンと数の関係

◎テトラグラマトンを配置する。 

YHVH(1)


◎配置したテトラグラマトンを1,2,3,4
の数で表す。 
  
・4は1,2,3の三角形から生み出された新しい1となる。
YHVH(2)


◎4をヨッドとする。 
 ・7
は第2のヘーとなる。
YHVH(3)

◎7をヨッドとする。
 
 ・10
が第2のへーとなる。

YHVH(4)

◎上の3つをまとめる。

 ・3つの三角形がヨッド、ヘー、ヴァウを表す。
 ・10が第2のへーとなる。
YHVH(5)



3.生命の木と10のセフィロト

生命の木は、3つの三角形と10から成るYHVHの構造を持っています。カバラーの教えの中にあるアイン(無)、アイン・ソフ(無限)、アイン・ソフ・アウル(無限の光)という三重の否定的存在は、ヨッド(1)、ヘー(2)、ヴァウ(3)に相当し、この3に対する4が新しい1、つまり王冠(ケテル)として顕現世界に到来します。つまり王冠より生成される生命の木そのものが、すでに否定的存在のシェキナーなのです。

生命の木

こうしてみると、1,4,7,10は1の性格と第2のヘー、つまり4の性格を合わせもつ極めて特異な数であることがわかります。このように、生命の木(セフィロト)の10という数は、4の二重の展開であり、YHVHに由来します。



4.生命の木と22のパス

◎1,2,3を上向きの三角形で表す。
 ・この三角形は、能動的なヨッドに対応すると考える。

YHVH(6)

◎4,5,6を下に向いた三角形で表す。
 ・この三角形は、上向きの三角形(能動的なヨッド)と対立する受動的なヘーと考える。

YHVH(7)


上向きの三角形と下向きの三角形が統合する。
 ・統合されたものをヴァウと考える。
 ・1,2,3,4,5,6,7が、ヘクサグラム(六芒星)とその中心点を形成する。

YHVH(8)


◎ヘクサグラム(六芒星)の中心点である7をヨッドにする。
 ・1=1,2,3,4,5,6の六芒星と中心の7=第1のヨッド
 ・2=7,8,9,10,11,12の六芒星と中心の13=第2のヘーとなる。
 ・3=13,14,15,16,17,18の六芒星と中心の19=第3のヴァウとなる。
 ・4=19,20,21の三角形と中心の0=第4のヘーとなる。


YHVH(9)

この図をよく見ると、テトラグラマトン(YHVH)が三重に現れていることがわかります。数(セフィロト)の10はYHVHの二重の展開でしたが、ここでは三重の展開になります。二重、三重と続いたことから、さらに四重の展開も考えられます。


六芒星



記事更新日:2025/05/22

生命の木の基本的な構造

認識不可能な宇宙的絶対者をカバラーではアイン・ソフといいます。アイン・ソフがみずからを現わそうとしたとき、中心点ができて光り輝きました。これは球体(セフィロト)となり、最初の球体(セフィロト)をケテル(王冠)といいます。そこから九つの大きな球体が現れて、生命の木と呼ばれる一本の木の形となりました。

カバラー生命の木は、神の存在 יהוהYHVH)を図式化したものです。これは神のDNA、または神の設計図であり、この世界はすべてこの構造に則って生成消滅しています。


カバラー生命の木
生命の木


1.10のセフィロトと22のパス

生命の木は、10のセフィロト(球体)から成る複合体(構造体)です。10のセフィロトはそれぞれパスと呼ばれる通路で結ばれており、それらは全部で22あります。

◎円が意味するもの:
 ・円は、原初的なイメージを持ちます。
 ・円は、一つのまとまった世界を表します。

◎円が持つもの:
 ・円は、内側と外側のエネルギーを分けます。
 ・円は、内側にあるエネルギーを支配します。

◎生命の木に描かれている円:
 ・単数の球体=セフィラー(Sephrah)と呼ぶ。
 ・複数の球体=セフィロト(Sefirot)と呼ぶ。

◎生命の木に描かれているパス:
 ・パスは小径と訳され、セフィロトとセフィロトを結ぶ道を表します。
 ・パスはパスワーキングという西洋魔術の瞑想を行う際に使用します。



2.4つの世界

ケテル、ダート、ティファレト、イエソドを中心とした4つの円を描いたとき、それぞれの円に含まれるセフィロトのまとまりを4つの世界といいます。ここでいう世界とは、空間や場所のことではなく、影響圏内のことであり、ある種の波動を意味します。

生命の木


アツィルト界(元型界)…3つのセフィロトから成る世界
 ❶ケテル(円の中心)
 ❷コクマー
 ❸ビナー
 ※ダートを除く

ブリアー界(創造界)…6つのセフィロトから成る世界
 ❶ダート(円の中心)
 ❷コクマー
 ❸ビナー
 ❹ケッセド
 ❺ゲブラー
 ❻ティファレト
 ※ケテルを除く

イェツィラー界(形成界)…6つのセフィロトから成る世界
 ❶ティファレト(円の中心) 
 ❷ケッセド
 ❸ゲブラー
 ❹ネツァク
 ❺ホド
 ❻イエソド
 ※ダートを除く

アッシャー界(活動界)…4つのセフィロトから成る世界
 ❶イエソド(円の中心)
 ❷ネツァク
 ❸ホド
 ❹マルクト



3.3つの三角形

生命の木


元型の三角形…神の領域
 ・ケテル
 ・コクマー
 ・ビナー
 
倫理の三角形…霊(スピリット)の領域(倫理的行動の支え)
 ・ケッセド
 ・ゲブラー
 ・ティファレト
 
魔法の三角形…現実化の領域(何かの企画、設計、実現)
 ・ネツァク
 ・ホド
 ・イエソド

スクリーン…物質界に投影する領域(三つの三角形を物質界に投影する)
 ・マルクト



4.3つの柱

生命の木


中央の柱…中央にある柱。
 ★中庸の柱。
 ・ケテル
 ・ティファレト
 ・イエソド
 ・マルクト
 
力の柱…右側の柱。ヤッキムの柱(白い柱)や「慈悲の柱」ともいう。
 ★陽性の柱。男性性、能動性、積極性。
 ・コクマー
 ・ケッセド
 ・ネツァク
 
形の柱…左側の柱。ボアズの柱(黒い柱)や「峻厳の柱」ともいう。
 ★陰性の柱。女性性、受容性、消極性。
 ・ビナー
 ・ゲブラー
 ・ホド



5.7つの水平」

生命の木


◎7つの水平
 ・第7階段:ケテル
 ・第6階段:ビナー=コクマー
 ・第5階段:ゲブラー=ケッセド
 ・第4階段:ティファレト
 ・第3階段:ホド=ネツァク
 ・第2階段:イエソド
 ・第1階段:マルクト



6.稲妻の閃き

生命の木


◎稲妻の閃き(ひらめき)
 ❶ケテル
 ❷コクマー
 ❸ビナー
 ❹ケッセド
 ❺ゲブラー
 ❻ティファレト
 ❼ネツァク
 ❽ホド
 ❾イエソド
 ❿マルクト



7.蛇の上昇

生命の木


8.流出と帰還
ケテルとコクマーは「パス」で結ばれています。これは最初の『流出』と呼ばれています。神のあふれるエネルギーが、ケテルのところに収まりきれず、1次元下のコクマーに流出することを意味します。ここで神は初めて人格神「父」となります。これはケテルからこぼれ出たものがコクマーになっただけのことで、ケテルは依然としてケテルです。

上位のものの一部が下位に流れ出たとき、1次元下のものに変容しますが、下位のものは上位と同じ本質を共有しています。上位のものと下位のものは本質を共有しているが故に、互いに照応し、双方向に交流します。また、『流出』ばかりではなく、下位から上位への『帰還』も可能です。

こうした関係は、すべてのセフィロト同士に当てはまります。このことから、一番下にある物理世界のマルクトは、神の流出の最終的な表現ということになります。

神は、形象や色彩、寸法といった形でこの世界に出現しています。逆にいえば、現象世界の形象、色彩、寸法などを手がかりにして、神にまで遡ることができるということです。


雪の結晶


記事更新日:2025/05/22

ロバート・フラッドの生命の木

1.ロバート・フラッドの生命の木

16世紀に活躍したイギリスの神秘思想家ロバート・フラッドは、旧約聖書の創世記(第1章)で神が「光あれ」といったときの最初の流出を、生命の木という姿で描いています。


22458416

初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面(おもて)にあり、
神の霊が水の面(おもて)で動いていた。
神は言われた。
「光あれ」


ロバート・フラッドのセフィロトの木(生命の木)
Sephirot Tree of Life, 1617Robert Fludd

生命の木



2.逆さに描かれている生命の木


ロバート・フラッドの生命の木は、根が上で葉が下に描かれています。この木は最高天球(炎上天球)に根を生やし、幹から枝、葉から末端にいくに従って下に向かって生えるように描かれています。つまり最高天球(炎上天球)からこちらに向かって生えているのです。

一つ一つのセフィロト(球体)を見ると、一番上にケテル(王冠)という王冠を戴いた根っこがあります。その下に幹が生え、そこからいくつか枝が分かれ、それぞれコクマー(智慧)、ビナー(理解)、ケッセド(慈悲)、ゲブラー(峻厳)、ティファレト(美)、ネツァク(勝利)、ホド(栄光)、イエソド(基礎)と名づけられ、木の先端にはマルクト(王国)のセフィロトがあります。

マルクトからさらに10本の棕櫚のような葉が分かれており、そこにも名前が記されています。ちょうど真ん中の一つ右にある葉には Malcuth in Animas と書かれており、これは宇宙の魂を意味します。それい以外の9つの葉にはそれぞれ天使の階層が割り当てられています。

この木には10個のセフィロトがありますが、その一つ一つのセフィロトには、マルクトと同じように10個のセフィロトが存在します。このように生命の木は多重構造になっていることから、宇宙は生命に溢れていることがわかります。

生命の樹


記事更新日:2025/05/22

カバラーにおける生命の木の成り立ち

1.生命の木が登場する最初の書物

ユダヤ教の神秘主義思想において「生命の木」という概念が登場する最初の書物はセフィール・イェツィラーסֵפֶר יְצִירָה 創造の書)です。この書物はユダヤ人の祖アブラハムが書いたとされていますが、その他にも、紀元1世紀末から2世紀にかけて活躍したユダヤ教の律法学者アキバ・ベン・ヨセフが成立させたという説や、それよりも前に書かれたという説、あるいは、紀元5世紀や6世紀に書かれたという説もあります。これは何を意味しているのかというと、創造の書という書物が、いくつもの層に分かれていて、最初の部分は紀元1世紀から2世紀あたりに書かれ、最終的にこの書物が完成したのが紀元5世紀や6世紀あたりではないかということです。いずれにしても、「聖書」と呼ばれている一連のものよりも後に完成したことは確実で、それは「カバラー」というものが書物化される前の時代になります。

「創造の書」が成立した時期と「カバラー」の原初の内容が発展した時期が同じくらいであることから、この「創造の書」に書かれていたものを取り入れて「カバラー」というものが成立していったと思われます。



2.カバラーと生命の木の関係

生命の木の中に含まれる10のセフィロトには、それぞれケテル、ティファレト、マルクトといった名称がつけられていますが、創造の書にはそのような名称は出てきませんので、後世につけられたものということがわかります。また、10のセフィロトは、森羅万象や神の世界のことを説明するものであったり、自然哲学のようなものであったり、あるいは文字の秘密などを扱った神秘的な書物だと解釈する人もいます。このように創造の書というのは、たいへん短い本ではありますが、非常に不可思議な格言めいたものの集合体のようなもので、長い歴史の中でその解釈は自由に行われています。

12世紀の後半から、セフィール・イエッツラーをカバラーの教義として解釈するという伝統が盛んになり、今日ではカバラーと生命の木をセットになって解釈することがポピュラーになりました。このように、創造の書はカバラーの書物ではありませんが、いかに創造の書とそこに書かれている生命の木をカバラーとして解釈するかということがカバリストの間で長年研究されています。


生命の木



3.生命の木とは何か

生命の木とは、この世界のあらゆる存在が成り立つ共通の機構(それぞれの部分が互いに関連して働く仕組み、または内部構造)を表したもので、永遠かつ普遍の法則です。

認識不可能な宇宙的絶対者をカバラーではアイン・ソフといいます。アイン・ソフがみずからを現わそうとしたとき、中心点ができて光輝きました。この最初の球体(セフィロト)をケテル(王冠)といい、ここから九つの球体が続けて現れ出て、一本の木となりました。10個のセフィロト(球体)は、とりわけ重要なはじめの3つ(ケテル、コクマー、ビナー)をそれぞれ頂点として、3本の柱(中庸の柱、峻厳の柱、慈悲の柱)が配置され、その間を22本の通路が結んでいます。セフィロトはそれぞれ神の力の一面であり、すべてが合わさって一つの世界を構成しています。

生命の木


記事投稿日:2025/05/22

宇宙創造のプロセスⅡ「生命の木」

あなたが創造主になるプロセス

暗黒
黒

Ain


Ain Soph
無限

Ain Soph Aur
無限光
YOD






暗黒の中心に、一つの点があらわれる。
創造主がこの一点を打つ瞬間に、あなたが創造される 。

-------------------------------------------------------------

中心の一点から、創造の視点と宇宙の終点があらわれる。
次に、その三つの点の中間に、それぞれ点があらわれる。

生命の木

-------------------------------------------------------------

ケテルを中心に、ダートまでの距離を半径にした半円があらわれる。
次に、ダートを中心に、ティファレトまでの距離を半径とした円があらわれる。


生命の木
1つ目の円と2つ目の円の交錯から
VESICA PISCIS(ヴェシカ・パイシス=魚の浮袋)が現れる。

-------------------------------------------------------------

生命の木
1つ目の円と2つ目の円の交錯により、VESICA PISCIS(ヴェシカ・パイシス=魚の浮袋)という3つ目の共有部分が現れ、さらにその共有部分には4つ目の共有部分として二つの三角形が現れる。

1+1=2=3=4
古代数学は、数は量ではなく、関係性を表す。

また、線分ABは、必ずAB=AC=AD=BC=BDになります。そしてABを1とすると、CDは√3(ルート3) になります。

-------------------------------------------------------------

生命の木

1つ目の円と2つ目の円に続いて、3つ目の円と4つ目の円を描きます。そうすると、4つの円が交差する点として、右に3つ、左に3つ、合計6つの点が現れます。

中央の5つの点と左右に現れた6つの点を合わせると11の点になります。この二つ以上の力が交錯する特異点をセフィロトといいます。

-------------------------------------------------------------


生命の木

左右6つの交錯点を中心とした6つの円を描くと、中心に花模様が現れます。これは天地創造以前の生命の木です。この生命の木は、10という数がついている円の中心がイエソドになっています。これは生命がまだ物質界に降りてきていないことを表しています。これは旧約聖書の創世記に書かれているアダムとエヴァがエデンの園にいたときの状態と同じです。



-------------------------------------------------------------

アダムとエヴァの堕落
(楽園から追放)

アダムとエヴァは蛇にそそのかされて善意を知る智恵の木の実を食べたため、神は怒り、アダムとエヴァは楽園から追放されてしまいます。楽園から落下し、皮の衣を身にまとったアダムを生命の木では6、9、10の円を一つ分下に落とした形で表します。この3つの円が落下した生命の木は次のようになります。


生命の木

ケテルの点には1と2と3の3つの円の力がかかっています。コクマーの点には1と2と4の3つの円の力がかかっています。ビナーの点には1と3と5の3つの円の力がかかっています。ケッセドには2と4と6と7の4つの円の力がかかっています。ゲブラーは3と5と6と8の4つの力がかかっています。ティファレトには4と5と6と7と8の5つの円の力がかかっています。ネツァクは4と6と7と9の4つの円の力がかかっています。ホドは5と6と8と9の4つの円の力がかかっています。マルクトは9と10の2つの円の力しかかかっていません。

-------------------------------------------------------------


生命の木

10のセフィロト(ダートを除く)を相互に結びつける22本の線を描くと生命の木の骨子が現れます。

-------------------------------------------------------------

アダムとエヴァの堕落(楽園からの追放)の前の10のセフィロトは、円を重ねることにより、生命の花(Flower of Life)が現れます。

生命の花(Flower of Life)
生命の花(1)

生命の花の中にある一つ一つの点や円を見ると、どの点も円も孤立することなく、他の点や円と関係性を共有しながら存在していることがわかります。また、宇宙に存在するすべてのものはこの生命の花の網目の中に組み込まれており、あるところで起きたことは打てば響くように思ってもみなかったところに影響を与えるということも表しています。

◎古代のシンボルとしての生命の花
古代から伝わる生命の花は、カバラーやグノーシスに引き継がれます。

◎古代インド仏教で説かれているインドラ(帝釈天)
古代インドの神インドラ(indra-jala=帝釈天)の宮殿には、装飾として美しい幾何学的な網が施されており、その網目には光輝くダイヤモンドのような宝珠がくくりつけられています。そして一つの宝珠に光が当たると、その光は縦と横の宝珠に反射し、お互いに照らし合う関係になっています。

◎大乗仏教の華厳経で説かれている重重無尽縁起(じゅうじゅうむじんえんぎ)
大乗仏教の華厳経で説かれている重重無尽縁起では、古代インドの神インドラを因陀羅、宮殿に施された網目を因陀羅網と名づけ、古代インド仏教のインドラの教えをそのまま引き継いでいます。大乗仏教ではこれらのことを縁起と名づけ、すべてのものは縁起によって成り立っているとし、この世の事物は一つとして恒常的、または自己同一的な固有の本性を持たないとしています。これを諸法無我(しょほうむが)という言葉で表し、仏教の三大標語である三法印(さんぽういん)の一つとなっています。また、すべては因縁によって生起することから、あらゆる事態は一つとして同じものはなく、同じことは起こらないだけでなく、万有に通じる法則や元型などはあり得ないといとしています。これを三法印のもう一つの概念で諸行無常(しょぎょうむじょう)という言葉で表しています。ちなみに三法印の三つ目の概念は涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)で、煩悩を消して悟りの境地に至った状態を意味します。

生命の花(2)

-------------------------------------------------------------

この世界には、千古不易の真理があります。カバラー生命の木の図形は、天地創造以前から存在するロゴスを伝えるものです。そしてその永遠不変の真理の中に、諸行無常という側面があるということになります。




記事更新日:2025/01/30

宇宙創造のプロセスⅠ「生命の花」

あなたが創造主になるプロセス

暗黒
黒

Ain


Ain Soph
無限

Ain Soph Aur
無限光
YOD



生命の木(1)

円には必ず「中心」が存在する。
中心から「限定」が生じる 。

-------------------------------------------------------------

生命の木 
VESICA PISCIS(ヴェシカ・パイシス=魚の浮袋)の出現

-------------------------------------------------------------

生命の木
4つの世界

-------------------------------------------------------------

生命の木

10のセフィロト

-------------------------------------------------------------

生命の木(5)

生命の木

-------------------------------------------------------------

生命の花(1)

生命の花(Flower of Life)

生命の花(2)

生命の花

魂は、生命の花の網目の中に組み込まれている。
1つの現象が響きとなり、あらゆるところに影響を与える。



記事更新日:2025/05/22

宇宙のしくみⅤ「宇宙意識を開く瞑想」

1.自分を取り巻く四つの球体

直立して正面(東の方向)を向き、
神の姿勢の呼吸法を行い、体にエーテル体を充満させる。
精妙な実体を取り入れること「神の姿勢の呼吸法」

自分を取り巻く4つの球体を作る。

◎1番目の球体「地、水、風、火」
・陰部を中心に、臍に至る円を描く。
・円を一回転させて球体にする。
・球体の内側に温かさを感じる。
※上級編:地の天球、水の天球、風の天球、火の天球に細分化する。

◎2番目の球体「月、水星、金星、太陽」
・陰部を中心に、胸に至る円を描く。
・円を一回転させて球体にする。
・球体の内側に温かさを感じる。
※上級編:月の天球、水星の天球、金星の天球、太陽の天球に細分化する。

◎3番目の円「火星、木星、土星、恒星」
・陰部を中心に、首に至る円を描く。
・円を一回転させて球体にする。
・球体の内側に温かさを感じる。
※上級編:火星の天球、木星の天球、土星の天球、恒星天球に細分化する。

◎4番目の円「炎上天球(天使界)」
・首から頭頂に至る円を描く。
・円を一回転させて球体にする。
・球体の内側に温かさを感じる。
※上級編:炎上天球を9層に細分化する。

◎自分が球体となった天球宇宙を完成させたら、イメージと視野を拡大させる。
・天井を突き抜け、眼下に自分が居た空間、自分の街、自分の国が見えます。
・地球を突き抜け、惑星天球、恒星天球、炎上天球(最高天球)まで達します。


カバラー瞑想



2.祈りの秘伝

自分の視野が炎上天球(最高天球)まで達したとき、頭上に白い雲が現れます。そして白い雲の中には光芒が走っています。この光芒の中に「ヨッド、ヘー、ヴァウ、ヘー」の4つの文字が光って見えたら、その瞬間を逃さず、人差し指と中指を伸ばした剣印をつくって額に置き、その光が額から頭の中に入ってくると観想し、それと同時に言霊を唱えます。

カバラー瞑想


御身の手の内に
御国と
力と
栄えあり
永遠に尽きることなく


3.宇宙大の人間

宇宙大の人間になり、諸天球の回転するイメージを実感する。



4.新しい感覚 ※p.190

宇宙意識を開く瞑想を行うと、次のような新しい感覚が生まれる。
◎ボックス呼吸法
◎自分を宇宙と一体化する天球の瞑想  
 ・エーテル体の存在を実感する。 
 ・エーテル体の存在を微細なエネルギー実体として感じられるようになる。
 ・まわりのものとエーテル体を通じて感じられるようになる。

〈例〉
◎道ばたの植物を見たとき:  
 ・色や形に惹かれるのではなく、植物の発するエーテル体を感じるようになる。

◎さまざまな物とエーテル体を一体化させることができるようになる。  
 ・エーテル体に敏感になると、すべてのものがエーテル体に包まれていることがわかる。
 ・机の上の鉛筆とつながることもできる。

◎相手の呼吸に合わせることで、相手とエーテル体でつながることができる。
 ・言葉だけでなく、目に見えないレベルで相手のことがわかるようになる。




記事更新日:2025/05/22

宇宙のしくみⅣ「宇宙の中心にいる私」

1.宇宙の中心にいる私

古代の天球宇宙論とは、この世界は「私」を中心として、そのまわりに四大界、星辰界、恒星天球、最高天球(炎上天球)が広がっているというものです。

◎最高天球(炎上天球)
 上級天使
 第一階級 熾天使セラフィム
 第二階級 智天使ケルビム
 第三階級 座天使トローン

 中級天使
 第四段階 主天使ドミニオン
 第五段階 力天使ヴァーチュ
 第六段階 能天使パワー

 下級天使
 第七段階 権天使プリンシパリティ
 第八段階 大天使アークエンジェル
 第九段階 天使エンジェル

◎恒星天球 
 黄道十二宮(十二星座)
 
◎星辰界(7層)
 土星天球
 木星天球
 火星天球
 太陽天球
 金星天球
 水星天球
 月の天球

◎四大界(4層)
 風の天球
 火の天球
 水の天球
 地の天球

◎私



2.時間と空間の質的な違い

古代人は天動説で生きていましたが、現代人は頭では地動説を信じ、心身は天動説で動いています。

19世紀にイギリスの哲学者ジョン・スチュアート・ミルが、全宇宙あるいは自然界で起きる出来事は何らかの秩序があり、同じような条件のもとでは、同じ現象が繰り返される」という自然の斉一性原理(principle of the uniformity of nature)を提唱しました。このような思想により、私たち人間が経験するどの時間、どの空間においても斉一に、つまり均質かつ均等にできていると考えられるようになり、古代宇宙論やアストロロジー(占星術)は非科学的なものとして遠ざけられるようになりました。

しかし実際はどうでしょうか。たとえば1時間というものが、どの空間においても均質でしょうか。私たちにとって、早朝の1時間、昼間の1時間、夕方の1時間、夜中の1時間は、それぞれ違う感覚があるのではないでしょうか。生命にとって時間は斉一ではなく、一刻一刻が異なる質を持っています。時間に質的な差異が生まれる原因は、月を初めとする天体がある一定の比率で回転しているからです。このように、古代宇宙論では、刻々と質を変えるこの特殊な時間を対象にしているのに対し、近代科学ではその差異を否定し、時間の量や長さだけに注目します。


時計


記事更新日:2025/05/22

宇宙のしくみⅢ「宇宙の魂とエーテル」

宇宙のしくみ
~Creation & Gradation~
ビッグバン


1.
宇宙の魂とエーテル

星辰界を動かす原動力となっているのは、恒星天球の上にある最高天球(炎上天球)で、第一動者と呼ばれている存在です。それぞれの天球は第一動者が発する数の力を使って、一定の比率で動いています。また、宇宙全体が一つの生き物であり、宇宙には魂があり、私たちが呼吸をするように宇宙も呼吸によってエーテルを取り入れています。



2.女神イシスの銅版画

ロバ―ト・フラッドが画家ド・ブリュイに描かせた銅版画を見てみましょう。この絵では、女神イシスが、地と水の天球上に立っています。膝から腿(また)にかけて風と火の天球がよぎっています。その上に星辰界が7層あり、頭から上は最高天球(炎上天球)に及んでいます。

女神の右手は、この絵の一番上に描かれている雲の中から出ている神の手と鎖で結ばれています。女神の左手は、地と水より下位にある人工世界にいる猿の左手と鎖で結ばれています。これは、人工世界にいる猿たちがすべて神や女神の模倣(物まね)に過ぎないことを表しています。

古代密儀の目的は、この絵のように宇宙をふまえて立っている女神イシスに出会い、女神そのものと一体化することです。その時、全宇宙を貫き、三位一体である神と人間とスピリットをつないでいるものがエーテルであり、すべてのものがエーテルを取り入れる呼吸を行っていることが明らかになります。

女神とはある特殊な力のことであり、宇宙に充満するエーテルと呼ばれる精妙な実体と関わる力のことです。これは非常に精妙なものであり、ある特殊な訓練をしなければ感知することはできません。一般的な人々には隠されています。

女神イシスの銅版画

アニマムンディ



記事更新日:2025/05/22

宇宙のしくみⅡ「宇宙意識の下位構造」

宇宙のしくみ
~Creation & Gradation~
ビッグバン


1.星辰界の闇
最高天球(炎上天球)の内側の闇をさらによく凝視すると、暗闇の中に少しずつ光のグラデーションが現れ、中心にある黒い部分と区別できるようになります。最高天球(炎上天球)の天使界に囲まれたこの明るい部分は、精妙な物質であるエーテルに満たされた惑星天球と重なった星辰界、さらにその中の暗い部分が四大界です。

星辰(せいしん)界は、星の精氣にまつわる世界で、惑星の天球が7つの層として重なり、さらにその外側を
恒星の天球が取り巻いています。7つの惑星天球はそれぞれ同じ方向に異なった比率で回転していますが、恒星天球だけは7つの惑星天球と逆向きに回転しています。恒星天球と7つの惑星天球は外側から内側に向かって(上位から下位に向かって)次のように重なっています。

恒星天球
土星天球
木星天球
火星天球
太陽天球
金星天球
水星天球
月の天球


恒星天球に張り付いている黄道十二宮(12星座)
星座
土星⇔木星
火星⇔金星


◎土星の天球

透けるような黒色をした土星の天球は、収縮や抑制の波動を持ちます。何かを形にするためにコツコツと努力をする人は土星の天球に感応しています。

◎木星の天球
透けるような青色をした木星の天球は、拡大や促進の波動を持ちます。向上心に富み、常に自己成長を求める人は木星の天球に感応しています。

◎火星の天球
透けるような赤色をした火星の天球は、行動の波動を持ちます。積極的に前進したり争いを起こす人は火星の天球に感応しています。

◎太陽の天球
透けるような黄色をした太陽の天球は、活力の波動を持ちます。自己表現や個性を発揮する人は太陽の天球に感応しています。

◎金星の天球
透けるような緑色をした金星の天球は、共鳴の波動を持ちます。情感で響き合ったり美意識のある人は金星の天球に感応しています。

◎水星の天球
透けるような橙色をした水星の天球は、流動の波動を持ちます。何かを知る能力、思考や言語化、情報を分析する能力のある人は水星の天球に感応しています。

◎月の天球
アメシスト(紫水晶)の色をした月の天球は、
あらゆる生物の生殖と出産に影響を与えています。この目に見えない月の天球が回転し、私たちが見ている月(満月や三日月など)は、この月の天球の一角に張り付いているものに過ぎません。


月と女性



2.四大界の闇

星辰界の中にある闇の部分に四大界があります。四大界の闇の中には、さらに光のグラデーションがあり、風の天球、火の天球、水の天球、土の天球が区別されています。星辰界のもっとも外側にある恒星天球から、四大界のもっとも内側にある地の天球に至るまで、この天地八極の空間をエーテルプラズマ物質が隅々まで充満しています。古代人のいう四大界の領域が、現代人が使う「地球」という言葉に相当します。

風の天球
火の天球
水の天球

地の天球


四大界(風火水地)には二種類の層があります。一つは目に見えるもので構成されている物質の世界です。もう一つはスピリットなど目に見えないもので構成されている非物質の世界です。



3.目に見える四大界の構造

目に見える四大界の構造として、惑星としての地球が持っている四大(風火水地)の対応物が挙げられます。

◎風の天球
風の天球に対応するものは、地球を取り巻く大気圏です。

◎火の天球
大気圏にはいくつかの層があり、その中に、太陽が発する有害な紫外線を吸収し、地上の生態系を保護するオゾン層があります。火の天球に対応するものは、大気圏の中にあるオゾン層です。火の天球は、紫外線から地球を守る役割だけではなく、その反対に、星辰界からエーテルプラズマ物質を取り入れることで、四大界が発する不調和の波動(エネルギーの穢れ)から星辰界を守る役割も果たしています。

◎水の天球
水の天球に対応するものは、雲や雨、海や湖、河川など、水圏(地球の液体による水の層)です。

◎地の天球
地の天球に対応するものは、地上における土地または土、あるいは肉体ということになります。

四大界の核(コア)となる地の天球は、霊的な意味において、私たち一人一人の内部にある闇の部分であり、宇宙の真の中心であり、自分自身が宇宙の創造主であり神であることを明らかにする領域です。しかしこのことをエゴ(自我)のある状態で理解すると、エゴ(自我)が肥大することになることから一般的には隠されている情報です。


地球



4.目に見えない四大界の構造


星辰界から地上へと降り注ぐエーテルプラズマ物質は、地上における目に見えない存在を通して、地上に影響を与えています。そしてその取り次ぎによって、無機質な物質界の中で生命が育まれています。古代の人々はこれらのエネルギーを四大に分け、スピリットという形で人格化しています。

◎地の天球(地の精)=グノーメ(gnome)
◎水の天球(水の精)=ウンディーネ(undine)
◎風の天球(風の精)=シルフェー(sylph)
◎火の天球(火の精)=サラマンデル(salamander)


自然界の妖精


記事更新日:2025/05/22

宇宙のしくみⅠ「宇宙意識の上位構造」

宇宙のしくみ
~Creation & Gradation~
ビッグバン


1.闇の世界

初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面(おもて)にあり、
神の霊が水の面(おもて)を動いていた。


(旧約聖書「創世記」天地創造 第1章1-2節)


〈闇の瞑想〉
自分の前方にあるものを思い浮かべます。
思い浮かべたものがすべて、闇の彼方に、すっと消えていきます。

自分の後方にあるものを思い浮かべます。

思い浮かべたものがすべて、闇の彼方に、すっと消えていきます。

自分の右側にあるものを思い浮かべます。

思い浮かべたものがすべて、闇の彼方に、すっと消えていきます。

自分の左側にあるものを思い浮かべます。

思い浮かべたものがすべて、闇の彼方に、すっと消えていきます。

自分の上方にあるものを思い浮かべます。

思い浮かべたものがすべて、闇の彼方に、すっと消えていきます。

自分の下方にあるものを思い浮かべます。
思い浮かべたものがすべて、闇の彼方に、すっと消えていきます。

自分のまわりから、すべてのものを消し去ります。

いま、闇の中にいます。それは、虚空の世界です。

自分がいる場所から、宇宙の果てまで、何もありません。

音もありません。光もありません。色も形もありません。

この闇は、さらに広がっていきます。
この闇を、できる限り、限界まで、膨張させていきます。


原初の宇宙のイメージ
(至大、至高、至純、至浄)
黒



2.光の世界

神は言われた。
「光あれ。」
こうして、光があった。
神は光を見て、良しとされた。


(旧約聖書「創世記」天地創造 第1章3-4節)


天頂から、Fiat Lux(光あれ)という神の声が聞こえると、
一点の光が現れ、それはたちまち真っ白な雲になりました。

そして雲の中から一羽の白い鳥が現れ、
大きな光の軌跡を描きながら回り始めます。

光

〈光の瞑想〉
第1の回転:
白い鳩は、天頂から右側に向かって円形に下降します。
そして地底を抜けたあと、左側に向かって上昇し、再び天頂に達します。

第2の回転:
白い鳩は、天頂から後方に向かって円形に下降します。
そして地底を抜けたあと、前方に向かって上昇し、再び天頂に達します。

1回目の回転と2回目の回転の2つの輪は
天頂と地底で直角に交わります。


第3の回転:
白い鳩は、2つの輪の中央に降りてきます。
そして今度は、赤道を描くように、水平に回ります。これも右回りです。

3つの円は、それぞれ直角で交わっています。
3つの円は、3次元を創造します。

3つの円の中心に、自分の意識が存在します
3つの円は、自分自身を中心に回っています



闇の中に現れた三次元の球体
天球


3つの円は、前後、左右、上下と、少しずつ位置をずらしながら回転し、
やがてひとつの光の球体となります。

この光の球体は、最高位にある天球になります。

この球体は、煌々と燃えて、煌々と輝いています。


*sphaira: スファイラ(天球)



3.光と闇の区別

神は光と闇を分け、
光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。
夕べがあり、朝があった。
第一の日である。

旧約聖書「創世記」天地創造 第1章4-5節)


天球の外側は、闇です。
天球の内側は、エネルギーに満ちています。

天球に沿って炎のように輝く光と、中心にある空洞のような闇が、

はっきりと区別された状態で、せめぎ合っています。

上の水と下の水



4.最高天球と二つの

神は言われた。
「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」
神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。
そのようになった。
神は大空を天と呼ばれた。
夕べがあり、朝があった。
第二の日である。

(旧約聖書「創世記」天地創造 第1章6-8節)


最高天球の外側の闇が上の水、最高天球の内側の闇が下の水です。
この二つは同じもので、古来から第一物質と呼ばれています。
闇の中から光の球が出現したことで、この光の球の外側にも内側にも闇があります。

最高天球は、二つの闇に挟まれて、炎を上げて輝いています。
最高天球は、炎上天球ともいいます。



5.最高天球と天使界

最高天球(炎上天球)は、天使の住処(すみか)です。
天使は聖なる階層(ヒエラルキア)により、9層に分かれて棲んでいます。

上級天使
第一階級 熾天使(セラフィム)
第二階級 智天使(ケルビム)※失われたアーク
第三階級 座天使(トローン)

中級天使
第四段階 主天使(ドミニオン)
第五段階 力天使(ヴァーチュ)
第六段階 能天使(パワー)

下級天使
第七段階 権天使(プリンシパリティ)
第八段階 大天使(アークエンジェル)
第九段階 天使 (エンジェル)


私たち人間がコンタクトを取るのは天使エンジェル大天使アークエンジェルです。

最高天球(炎上天球)は、宇宙に運動を与える原動力であり、第一動者(primum movens)または不動の動者と呼びます。この最初の原因(神)が現れ、最初に創造した光の世界に天使界が現れ、天使の階層(ヒエラルキア)が、その下位にある世界に運動を与える原動力となり、さらに法則性を与える力を持っています。天使界の内側には、光から遠ざかる度合いに応じて、星辰界と四大界が現れます。



6.星辰界と四大界

最高天球(炎上天球)の内側の闇をさらによく凝視すると、暗闇の中に少しずつ光のグラデーションが現れ、中心にある黒い部分と区別できるようになります。最高天球(炎上天球)の天使界に囲まれたこの明るい部分は、精妙な物質であるエーテルに満たされた惑星天球と重なった星辰界、さらにその中の暗い部分が四大界です。

星辰界



7.四つの世界とヘクサグラム

◎第1の世界「神界」
 ・光輝く三角形で表される。

◎第2の世界「天使界」
 ・神界からの流出したもの。

◎第3の世界「星辰界」
 ・天使界から流出したもの。

◎第4の世界「四大界」
 ・星辰界から流出したもの。


天使界、星辰界、四大界の三層は、下向きの光の三角形と上向きの闇の三角形の組み合わせであるヘクサグラム(ダビデの星)と重なり、光と闇のグラデーションによってその性質が異なります。これは神界からの光の流出の度合いに応じたグラデーションです。

夜の暗闇の中でも目が慣れてくるとだんだんものが見えてくるのと同じで、天使界から見ると星辰界は闇に見えますが、星辰界から見ると四大界は闇に見えます。この闇に目が慣れてくるにつれて、さまざまなものの区別がつくようになってきます。

四つの世界
4つの世界


ヘクサグラム

ヘクサグラム



記事更新日:2025/05/22

宇宙の原理としての数

1.数の原理としてのYHVH

カバラーの霊的修行の基礎は、万物をYHVHに即して考察することです。すべては1の中にあり、1はすべての中に存在するというとき、1とはYHVHによって象徴される4の異名となります。これが四大論として展開される古代密儀の奥義です。YHVHは万物の存在の原理であり、その仕組みを知ることで、私たちも万物を創造し動かすことができるということです。

しかしこの原理が一般的に広まると、神の力を乱用することで世の中の秩序が保てなくなることから、YHVHの原理は秘密結社という形で内密に伝えられるようになりまし。その後、YHVHがヤハウェやエホバといった呼び名で人格神となり、創造主や絶対神として崇拝されるようになりました。これが現在のユダヤ教であり、キリスト教やイスラム教もこれに続きました。



2.古代エジプトの神NTR


英語でナチュラル(natural)という言葉は日本語で自然と訳されますが、本来は神によって創造されたものを意味し、その対義語は、人が作ったものを意味するアート(art, artifical)です。

古代エジプト語のヒエログリフをアルファベットでコード化したものに nTr(ネチェル)という言葉があり、これは神やスピリットを意味します。古代の中東の言葉で語尾に付けられた -al は~に関するものという意味があることから、ナチュラル(natur-al)とは神の領域に関するものという意味になります。これは目に見えない領域にあるものが目に見える物質界に現れたものを指し、古代の秘密結社ではこの神の領域につながるために小アルカナと大アルカナという二つのアルカナを使いました。小アルカナとは地上を生きる私たちの意識にまつわる秘教、大アルカナは宇宙の構造にまつわる秘教です。ここでいう神とは自分の外側にあって信じるものではなく、自分の内側にあって感じるもので、その感覚を研ぎ澄ませることによって自ら時空を超えるものです。



3.ピタゴラスが提唱したテトラクテュス

古代ギリシャの哲学者ピタゴラス(B.C.582年~496年)は、万物の原理は数であるという古代エジプトの密儀をギリシャで発展させました。その一つがテトラクテュスです。ピタゴラスは、1と2と3と4をテトラクテュス(4元数)と考え、コスモス(宇宙)と名づけた次のような三角形の図を用いて説明しました。


ピタゴラスのテトラクテュス(1)


●  ●
●  ●  ●
●  ●  ●  ●

◎テトラクテュルにおいて4は10である。
 ・1+2+3+4=10
 ・4=10


ピタゴラスのテトラクテュス(2)
テトラクテュス


◎1と2と3と4の最小公倍数は12である。
 ・1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12=78

◎マルセイユタロットは78枚である。
 ・大アルカナは22枚
 ・小アルカナ数カードは40枚
 ・小アルカナ宮廷カードは16枚
  ⇒22+40+16=78枚

◎テトラクテュスとカバラー生命の木
 ・1=ケテル
 ・2=コクマ、とビナー
 ・3=ケッセド、ゲブラー、ティファレト
 ・4=ネツァク、ホド、イエソド、マルクト


このように、神とは人格神ではなく、数によって構成された宇宙の原理であり、自然法則だと考えます。神の力は宇宙創造の時だけ発揮され、その後は生み出された被造物がそれぞれネジを巻かれた時計のように神の介入を受けずに自動的に運動すると考えます。


アテナイの学堂
Scuola di Atene
アテナイの学堂



記事更新日:2025/05/21

4つの文字と4つの位相

1.聖四文字テトラグラマトン

ヘブライ語聖書はユダヤ教の聖典そのものを指し、旧約聖書はそれをキリスト教が別の書(新約聖書)とセットで呼ぶ際の名称です。ヘブライ語聖書と旧約聖書は、成立の背景や構成順序、重要視される部分に明確な違いがありますが、両者とも、「はじめに、神は天と地を創造した」という言葉から始まる創世記が第一章となっているのは同じです。


天地が創造される前、神は自分自身の内部に凝縮が起こりました。これは、(yod: ヘブライ語における第10番目の文字)という原初の点となり、この点から יהוה という4つの文字が派生しました。この4つの文字は、テトラグラマトンと呼ばれています。これは4つの文字、または聖四文字と呼ばれ、英語のアルファベットでは YHVH と表されます。


テトラグラマトン(聖四文字)

YHVH

フェニキア文字
アラム文字
ヘブライ文字


ヘブライ語の文字は、音声だけでなく、数価をもっています。この数価をもつ文字より成る一つの単語は、アルファベットにおける一つ一つがもつ数の合計をその言葉の数価とします。

ヘブライ語記数法



◎テトラグラマトン יהוה の数値 
 ・第1文字 יהוה ヨッド(Y)…数秘10
 ・第2文字 יהוה ヘー(H)…数秘5
 ・第3文字 יהוה ヴァウ(V)…数秘6
 ・第4文字 יהוה へー(H)…数秘5

 ・10+5+6+5=26
  ⇒יהוה 26の数値を持つ。



2.
聖四文字テトラグラマトンに隠された意味

第1文字 יהוה ヨッド(Y…数秘10
 ・数秘10=1+0=1
  ⇒1にして10(完全なるもの)

 ・数秘1=始源、自己同一性
 ・数秘0=無、完全

ヘブライ語の22文字はすべて、ヨッド(י)が変形したものです。ヨッド(י)という文字が縦横斜めにしたり長く伸ばしたりして組み合わされたものが22文字になっています。これは、この世界のものはすべて、一つの原理の変容、そしてその複合から成るというカバラーの根本原理を示すものです。このことから、聖四文字の第1文字であるヨッド(י)は自己統一性を意味します。


第2文字 יהוה ヘー(H…数秘5
 ・数秘5=10を2つに分割したもの
  ⇒10(完全なるもの)から二極が現れる。

 ・ヨッド=陽性、男性性、父
 ・ヘー =陰性、女性性、母

ヨッド(י)の自己統一性は、それを否定するものとの対立によって顕現します。神という唯一の存在(1)が顕現するためには、自己の内部を二極に分割し、一方を他方から切り離さなければなりません。この分離と対立が2という数の原理となります。へー(ה)の数秘は5で、ヨッド(י)の数秘は10で、ヨッド(י)とへー(ה)は2:1の関係にあります。


第3文字 יהוה ヴァウ(V…数秘6
 ・数秘6=ヨッド(10)+ヘー(5)=15, 1+5=6
  ⇒1(自己統一性)と2(対立)を統合することで新たな創造が起こる

 ・ヨッド=陽性、男性性、父
 ・ヘー =陰性、女性性、母
 ・ヴァウ=三位一体

 ・1+2+3=6
 ・1×2×3=6
  ⇒6は3のもう一つの顕現形態です。

1
(自己同一性)から生じた2(対立)から、12の相関関係となる三番目の要素が生まれます。これが3の原理です。ヴァウ(ו)の数秘は6です。ヨッド(י)の数秘10とへー(ה)の数秘5を足した15という数秘を一桁の数(15)にしてそれらをさらに足したものは6になります。これは、1(自己統一性)と2(対立)を統合することにより、新たな創造が起こることを示すもので、これを三位一体と呼びます。


第4文字 יהוה へー(H)…数秘5
 ・数秘3=本質、抽象
 ・数秘4=実存、具体

第4文字のへー(ה)は、第二のへー(ה)です。これは、3という新たな創造から起きた新しい1であり、2として機能する4でもあります。このことから、第二のへー(ה)は、1, 2, 3, 4, のすべてでもあります。三位一体としての3もある意味完全なものではありますが、神学的または形而上学的な領域にあるイデア(観念)であり、現実としてのこの世界にまだ顕現していません。この抽象的なレベルからひとつ下の次元に移行したとき、3は一つ次元の下がった世界に対して1としてはたらき、の1は四番目に成立するものとなります。

このような形而上学(目に見える物理的な現象を超えて、存在そのものや世界の根本原理を探究する哲学)による説明を、具体的な事象で表現すると次のようになります。

(1)私は太郎です。
(2)私は花子という女性と出会い、恋をしました。
(3)私は花子と付き合い、プロポーズをしました。
(4)私は花子と結婚し、家庭を持ち、子どもができました。
  ⇒太郎は独身❶❷❸から、家庭生活❹へと、別次元の世界に移行しました。

家庭



3.4つの文字と4つの位相

聖四文字テトラグラマトン יהוה (YHVH)は、この世界のあらゆる事象が必ず4つの位相で現れていることを示します。

テトラグラマトン יהוה の数値 
 ・第1文字 יהוה ヨッド(Y)…数秘10 ※万物の種子
 ・第2文字 יהוה ヘー(H)…数秘5
 ・第3文字 יהוה ヴァウ(V)…数秘6
 ・第4文字 יהוה へー(H)…数秘5

 ・10+5+6+5=26
  ⇒יהוה 26の数値を持つ。


下降のプロセス(
 (自己同一の原理)…完全な存在であり、すべてのものがそれ自体に留まる。
 (二極化の原理)…他のものが顕れ、対立し、拮抗する。
 (秩序化の原理)…対立していたものが一つにまとまる。 
 (具体化の原理)…で一つにまとまったものが、新しい現実世界を創造する。


4つの位相(神の自己変容のプロセス)

カバラー


このという下降のプロセスは、シェキナー(Shekhinah)と呼ばれています。シェキナーとはヘブライ語で直訳すると「住むこと」「定住すること」ですが、カバラーでは神の臨在(神が人々のあいだに現れ、住まうこと)を意味します。と訳されます。創造主である神は、1の次元にも、2の世界にも、3の領域にも、4の王国にも、それぞれ位階を異にしながら顕現および臨在していることから、カバリストは宇宙万有の中に神を視るという修行を行います。



樹木


記事更新日:2026/07/02

カバラーと神の顕現(原初の点とHVHY)

1.天地創造

ヘブライ語聖書(旧約聖書)の『創世記』は、次のような言葉で始まります。

初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面(おもて)にあり、
神の霊が水の面(おもて)を動いていた。
神は言われた。
「光あれ。」
こうして、光があった。
神は光を見て、良しとされた。
神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。
夕べがあり、朝があった。

22458416



2.天地創造にみるカバラーと神の顕現

ヘブライ語聖書(旧約聖書)の創世記は「初めに、神は天地を創造された」という言葉から始まります。その天地が創造される前に何が起きたのかというと、神が自分自身の内部に凝縮していきました。そしてそれが原初の点(ヨッド)となり、その点から4つの文字: יהוה が派生しました。

 ・第1文字 יהוה ヨッド(Y)…神道における主神(ス神)
 ・第2文字 יהוה ヘー(H)
 ・第3文字 יהוה ヴァウ(V)
 ・第4文字 יהוה へー(H)
 
 ・יהוה=HVHY=ヤハウエ

この4つの文字はテトラグラマトン(Tetragrammaton=4つの文字であらわされる神名)であり、ユダヤ教において最も尊崇されたことから、表には出してはいけない言葉となりました。

この4つの文字から、さらに22の文字が派生しました。そしてこの22の文字が組み合わさり、トーラーという聖典ができました。トーラーとは、ヘブライ聖書(旧約聖書)の最初の5つの書で、モーセ五書とも呼ばれます。

このように、カバラーは、神の顕現とする最初の1つの文字(ヨッド)から派生した4つの文字と、そこからさらに派生した22の文字が存在します。そしてこの22の文字から生み出されたトーラーという聖典を、暗号として読み解くことが、神とつながり、神を経験するプロセスとなります。


魔法陣


記事更新日:2025/05/22

カバラーと神の痕跡(凝縮と流出)

1.天地創造

ヘブライ語聖書(旧約聖書)の『創世記』は、次のような言葉で始まります。

初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面(おもて)にあり、
神の霊が水の面(おもて)を動いていた。
神は言われた。
「光あれ。」
こうして、光があった。
神は光を見て、良しとされた。
神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。
夕べがあり、朝があった。

22458416



2.天地創造にみるカバラーと神の痕跡

ヘブライ語聖書(旧約聖書)の創世記は「初めに、神は天地を創造された」という言葉から始まります。その天地が創造される前に何が起きたのかというと、神が自分自身の内部に凝縮していきました。それにより、神の内部にスペースができます。そのスペースの中に、神は光となって流出していきます。これは生命の純粋かつ創造的な動きです。

この生命の動きは、見ることも触れることもできません。もしこの動きが「形」となり、実際に見たり触れたりすることができたとき、それは、純粋かつ創造的な動きが一時的に止まっているということになります。

人間は止まったものに注目します。しかし、カバラーは動いているものに注目します。このように、動いているものが「形」となったとき、それは、実際は止まっているのではなく、止まっているかのように見えているということで、動きの痕跡、または神の痕跡と呼びます。


樹木



記事更新日:2025/05/22

カバラーと暗号解読の歴史

1.暗号解読の歴史

古代メソポタミア文明の遺跡からは、暗号が組み込まれた粘土板の古文書が多く出土しています。この時代に多く用いられたのは、文章や各行の最初の1文字、あるいは単語の頭文字を拾い出して繋げていくと、もとの文章とは異なる意味の文、または語句が現れるというものです。こうした暗号法はアクロスティック(acrostic)または折句(おりく)と呼ばれています。この暗号法は、メソポタミア文明の後期を担ったバビロニアやアッシリアにも受け継がれました。

アッシリアのサルゴン2世の時代には、文字を数字に置き換えて表記する数字暗号システムが多く用いられました。数字暗号システムはユダヤの預言者たちに受け継がれ、ヘブライ語のアルファベットを使った数字暗号システムが発展していきます。


モーセの十戒石板
十戒石板



2.ゲマトリア

文字や単語を数字に変換して暗号化する方法は、古代ギリシャにも伝わり、ゲマトリア(Gematria)と呼ばれるようになりました。ゲマトリアは日本では数秘術と訳されています。当時、ラビと呼ばれるユダヤ教の宗教的指導者たちも、さまざまな方法により聖書の暗号解読に取り組むなかで、ゲマトリアによる暗号解読も試みました。


ヘブライ文字の記数法
ヘブライ語記数法


◎皇帝ネロと獣の数字666
ローマ皇帝ネロ(Nero Caesal)のギリシャ語表記(Νέρων Καίσαρ)を名前をヘブライ語表記(נרון קסר)にして数字に変換すると 666 になることから、新約聖書のヨハネの黙示録に記されている獣の数字666は皇帝ネロを指すとされています。


◎聖書の暗号解読
ゲマトリアは、聖書に隠された秘密を解読するだけではなく、記述されている内容を補うものとしても使われました。例えば、旧約聖書の民数記第6章「ナジル人(びと)の誓願」では、ナジル人が神に仕えるために自分の身を聖別して特別の誓願を立てる期間が何日間であるか明記されていないものの、自分の身を聖別する方法について YiHYeH(~しなければならない)」という語が多用されていることから、ゲマトリアで Ti-H-Ye-H の4つの文字の合計数が30であることにちなみ、ナジル人の聖別のための特別な誓願期間は30日と定められました。このようにユダヤ教のラビやカバリストたちは、さまざまな方法で聖書を解読し、通常読むことができる表面上の文書だけではわからない神の意思を知ろうとしました。


天使と6



3.ノタリコン

ノタリコン(Notarikon)はギリシャ語で速記を意味するもので、ある文章や単語の連なりの頭文字を取って新しい単語を作ったり、ある単語からもとの文章や単語の連なりを復元したりすることをいいます。

◎イクテュス
ギリシャ語のΙΧΘΥΣ(イクテュス)という言葉は魚を意味します。ノタリコンの暗号解読では、「イエス、キリスト、神の、子、救世主」のギリシャ語「ΙΗΣΟΥΣ ΧΡΙΣΤΟΣ ΘΕΟΥ ΥΙΟΣ ΣΩΤΗΡ」の頭文字を並べたものになります。


イクトゥス



◎アダム
ギリシア語の Anatole, Dysis, Arktos, Mesembria(アナトレー・デュシス・アルクトス・メセンブリア)という4つの単語の頭文字を取ると ADAM(アダム)となります。アナトレーは日の出の女神、デュシスは日没の女神、アルクトスは夜空の女神、メセンブリアは真昼の女神を意味し、これらの四方位を司るものがアダムと解釈することができます。


◎アーメン(AMN)
アーメン(Amen)は日本語で「まことに」と訳されています。この言葉はヘブライ語の Adnai Melekh Namen という3つの単語の頭文字を取ったものであり、アドナイ(主)、メレク(王)、ナーメン(忠実なる)ということで、「主にして信仰深き王」という意味が隠されていることになります。

古代の神官たちは、こうした暗号が聖典の中に隠されていることを知っていたため、聖典の内容を安易に翻訳したり書き換えたりしてはならないと戒めました。

天使




4.テムラー

生き物の遺伝子情報は、DNA(デオキシリボ核酸)と呼ばれる化学物質という形で細胞核内に存在しています。DNAの分子はアデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4種類の塩基が直鎖上に連結した構造をしており、2本のDNAが左右逆向きに向き合って結びついた二重螺旋の形をとっています。4種類の塩基の並び方は塩基配列と呼ばれ、遺伝子とはこの特定の塩基配列により記載された情報を示すことから、塩基配列はまさに暗号文となります。この4種類の塩基配列によってハエからクジラまで違う生き物が設計されるということで、ここにモノの並びの神秘性が隠されています。

カバラーでは、言葉や単語の文字を並び替えることで別の意味を持つ言葉や単語になることをテムラー(Temurah)と呼びます。テムラーとはヘブライ語で置き換えを意味し、言葉を置き換えることに神秘的な力が宿るとし、魔法や呪術に用いました。

◎鏡文字とテムラー
 ・God(神)/Dog(犬)
 ・Live(生きる)/Evil(悪)
 ・Eva(エヴァ)/Ave(アヴェ)※Ave Maris Stella


◎日本語(言霊)

〈カタカムナ〉
ヒフミヨイ
マワリテメクル ムナヤコト
アウノスヘシレ カタチサキ
ソラニモロケセ ユヱヌオヲ

ハエツヰネホン

〈あめつちのうた〉
アメツチ ホシソラ
ヤマカハ ミネタニ
クモキリ ムロコケ
ヒトイヌ ウエスエ
ユワサル オフセヨ
ヱノエヲ ナレヰテ


〈いろはうた〉
いろはにほてとちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやまけふこえて
あさきゆめみしゑひもせす


〈いろはうた〉※スキップコード
ろはにほて
ちりぬるをわ
よたれそつね
らむうゐのお
まけふこえ
さきゆめみ
ひもせ  


・とかなくてしす(咎なくて死す)
・やあゑ(ヤハウエ)
・いゑす(イエス)

キリスト



5.神のことばを受け取る

ヘブライ語の文化では古代より、発音は動きを止めることを意味し、頭で理解することとされました。私たち人間が神のことばを理解したとき、それは神ではなく偶像となります。なぜなら、無限の存在である神を、有限の存在である人間による理解という狭い檻の中に神の存在を閉じ込めることになるからです。このため、神の名前をみだりに口に出すのを禁じるとともに、YHVHといったアルファベットや数字に置き換えることでその存在を伝えていきました。

文字を置き換えることにより、文字と意味の関係は断ち切られます。ここで重要なのは、これによって意識が広がるということです。これは、神のことばを受け取るために器の容量を大きくするためのものです。ヘブライ文字で構成されているトーラーという聖典は神の痕跡とされ、トーラーのテキストを読むときは、暗号を使ってわからないように(頭で理解しないように)することが基本となっています。これも神のことばを受け取る秘儀です。


〔ポイント〕

◎神のことばを人間の思考(動きを止めること)なしに受け取る
◎神という無限の存在を有限の器に閉じ込めない
◎聖典はわかるように読んでも意味がない

三種の神器

記事更新日:2025/05/24

カバラーの成立とその発展

1.カバラーにおける世界の原理

カバラーとは、神が天使に伝えた世界の原理が、人間の祖アダムに伝えられたものと定義されています。

◎カバラーにおける世界の原理
 ・創造の原理(Creationism)
 ・終末の原理(
Eeschatology)
 ・救世主(Messianic)
 ・輪廻転生(Metempsychosis))
 ・神人合一(Unio mystica)

天使


2.聖典を解読すること

ユダヤ教の文化圏では
古くからヘブライ語で書かれた聖典が受け継がれており、その中には、神が啓示としてモーセに伝えたトーラーと呼ばれる口伝律法があります。モーセ五書とも呼ばれるトーラーは、ヘブライ語聖書(旧約聖書)の最初に収録されている5つの文書(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)を指し、現在ではユダヤ教、キリスト教、イスラム教において重要な聖典とされています。

また、モーセが残した別の口伝律法をラビと呼ばれるユダヤ教の宗教的指導者たちが解読し、書き留めたタルムードという文書群があります。タルムードはヘブライ語で研究や解読といった意味があることから、聖典を解読したものをタルムードと呼ぶこともあります。

古文書



3.秘教の広がり

12世紀になると、民衆のあいだにエソテリシズム(esotericism)が広がり始めました。エソテリシズムは秘教または奥義と訳されるもので、人が神を直接経験すること意味します。この時代、神にまつわる秘密の教えはすべて口伝で継承されており、文字にして残すことはしませんでした。


蝋燭


4.印刷技術がもたらしたもの

12世紀の終わり頃になると、中国で木版印刷の技術が発展し、西洋に製紙技術が伝わりました。これまで口伝という形で継承されていたものが書物として残せるようになり、秘教(
エソテリシズム)の内容も文字になって広がり始めたのです。

カバラーの成立が12世紀の終わり頃とされているのは、カバラーという言葉を使った書物が残っていることによるもので、実際にカバラーのような秘教が存在した痕跡は、口伝で継承されていたものを含めるとそれよりはるか以前に遡ることができます。

〔補足〕
◎現存する世界最古の活字による印刷物
 ・中国の温州市の白象塔から発見された『観無量寿経』(12世紀)

◎口伝から筆記、筆記から印刷へ
 ・聖典
 ・聖歌
 ・タロット
 ※印刷技術により霊性の継承は消滅の方向へ進む


書物



5.カバラーの基礎文献ゾーハルの成立

13世紀に、カバラーの基礎文献となるゾーハル(光輝の書)が世にあらわれました。これは2世紀の神秘家シメオン・ベン・ヨハイとその弟子たちによるトーラーのカバラー的解釈により、世界を象徴する概念としての生命の木、人間の祖アダム(アダム・カドモン)、宇宙創成の秘密、悪の起源などが文字とゲマトリア(数値変換法)を駆使し縦横無尽に語られているものです。


ゾーハル(1558, Mantua)
ゾーハル


生命の木
生命の木



イベリア半島で発展したカバラーは、13世紀の後半あたりから急速な広がりを見せました。当時、イスラム教に支配されていたイベリア半島では、異教徒であるユダヤ人を庇護民を意味するズィンミー(Dhimmi)と呼び、一定の権利と義務が付与されたことから、おもに交易などで生計を立てていました。

しかし14世紀に入ると、異教徒であるユダヤ人を差別する動きが高まりました。そしてイスラム教徒に支配されていたイベリア半島の奪還を目指したキリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)を進めるうちに、ローマ・カトリック教会の信者が増え、1492年にスペイン国王フェルナンドと王妃イザベルは、熱心なカトリック信者であったことから、ユダヤ教徒の追放令を出しました。このようにスペインから離れ、おもに中東に移住したユダヤ人をスファルディームと呼びます。



6.クリスチャンカバラーの成立


14世紀後半から100年ほど、カバラーの世界に大きな進展はありませんでした。1492年にスペインの国王と王妃がユダヤ教徒の追放令を出したことで、一部のユダヤ人はヨーロッパの北部へと移動し、さらにイタリアの方にも流れていきました。そしてイタリアを中心にクリスチャンカバラーの流派が生まれました。これはキリスト教の神学者がカバラーの神秘思想に興味を持ち、キリスト教の神学に沿って解釈を行ったもので、これによりカバラーの秘教がラテン語に訳されてヨーロッパの広範囲に伝わりました。



7.グノーシス、ブッディ、神道との関係

カバラーは宗教のような信仰の体系ではありません。これは秘教(エソテリシズム)であり、究極の目的は神人合一にあります。

古代ギリシアでは、神の霊性の認識をグノーシスといいました。これは仏教やインド哲学におけるブッディ(仏性)、あるいは日本の神道と同じものです。東洋で神人合一の理念を軸に文明が開花したのに対し、西洋ではそうした理念が徹底的に排除されました。ユダヤ教では神の唯一性と超越性を冒瀆する思想とされ、キリスト教ではイエスの神性と教会の権威を否定する思想とみなされるなど、神人合一は許されない異端のものとして弾圧の対象となったのです。

グノーシスやカバラーといった秘教に真理を見出した人々は、秘密結社の形をとってその教えを伝えました。古代の女神崇拝や黒いマリア崇拝、カタリ派、テンプル騎士団、クリスチャンローゼンクロイツ(薔薇十字団)、アルケミスト(錬金術師)などはすべて、古代の秘教にその起源があります。



生命の木



記事更新日:2025/05/22

カバラーとは何か

1.カバラーという言葉の一般的な表記

◎ヘブライ語
 ・קַבָּלָה

◎その他の言語
 ・Qabbala
 ・Qabbalah
 ・Kabala
 ・Kabbala
 ・Kabbalah
 ・Cabbala



2.カバラーという言葉の一般的な意味
◎カバラーという言葉は、ヘブライ語で「受け取る」を意味します。
 ・受け取る

 ・伝承、伝統
  ⇒
世代を超えて受け取られるもの


◎現在のイスラエルでは、ホテルのフロントを 
קַבָּלָהカバラー)と呼びます。これは、英語のレセプション(reception) に相当し、受付を意味します。



3.カバラーという言葉の秘教的な意味
◎師匠が弟子に口伝で伝えるもの。
 ・神がモーセに対して行った啓示。
 ・師匠が弟子に対して行う密儀の伝授。

◎神から伝授された知恵。

 ・神の顕現としての文字や聖典を解くこと。
 ・神の器となるための霊的な教育。


ユダヤ教

記事更新日:2025/05/22

「カバラーと生命の木」テキスト(目次)

樹木


カバラー基礎情報
2013/02/01 カバラーとは何か
1.カバラーという言葉の一般的な表記
2.カバラーという言葉の一般的な意味
3.カバラーという言葉の秘教的な意味

2013/02/02 カバラーの成立とその発展
1.カバラーにおける世界の原理
2.聖典を解読すること
3.秘教の広がり
4.印刷技術がもたらしたもの
5.カバラーの基礎文献ゾーハルの成立
6.クリスチャンカバラーの成立
7.グノーシス、ブッディ、神道との関係

2013/02/03 カバラーと暗号解読の歴史
1.暗号解読の歴史
2.ゲマトリア
3.ノタリコン
4.テムラー
5.神のことばを受け取る


◆カバラーの奥義  
2013/03/01 カバラーと神の痕跡(凝縮と流出)
1.天地創造
2.天地創造にみるカバラーと神の痕跡

2013/03/02 カバラーと神の顕現(原初の点とYHVH)
1.天地創造
2.天地創造にみるカバラーと神の顕現

2013/03/03 4つの文字と4つの位相
1.神名としてのテトラグラマトン
2.4つの文字に隠された意味
3.4つの文字と4つの位相

2013/03/04 宇宙の原理としての数
1.数の原理としてのYHVH
2.古代エジプトの神NTR
3.ピタゴラスが提唱したテトラクテュス


◆宇宙のしくみ 

2013/04/01 宇宙のしくみⅠ「宇宙意識の上位構造」
1.闇の世界
2.光の世界
3.光と闇の区別
4.最高天球と二つの闇
5.最高天球と天使界
6.星辰界と四大界
7.四つの世界とヘクサグラム

2013/04/02 宇宙のしくみⅡ「宇宙意識の下位構造」
1.星辰界の闇
2.四大界の闇
3.目に見える四大界の構造
4.目に見えない四大界の構造

2023/04/03 宇宙のしくみⅢ「宇宙の魂とエーテル」
1.宇宙の魂とエーテル
2.女神イシスの銅版画

2013/04/04 宇宙のしくみⅣ「宇宙の中心にいる私」 
1.宇宙の中心にいる私
2.時間と空間の質的な違い

2013/04/05 宇宙のしくみⅤ「宇宙意識を開く瞑想」 ※編集中
1.自分を取り巻く四つの球体
2.祈りの秘伝
3.宇宙大の人間
4.新しい感覚


◆カバラーと生命の木Ⅰ「宇宙の創造」

2013/05/01 宇宙創造のプロセスⅠ「生命の花」
2013/05/02 宇宙創造のプロセスⅡ「生命の木」


◆カバラーと生命の木Ⅱ
「生命の木」

2013/06/01 カバラーにおける生命の木の成り立ち
1.生命の木が登場する最初の書物
2.カバラーと生命の木の関係
3.生命の木とは何か

2013/06/02 ロバート・フラッドの生命の木
1.ロバート・フラッドの生命の木
2.逆さに描かれている生命の木

2013/06/03 生命の木の基本的な構造
1.10のセフィロトと22のパス    
2.4つの世界
3.3つの三角形
4.3つの柱
5.7つの水平
6.稲妻の閃き
7.蛇の上昇
8.流出と帰還

2013/06/04 数から見るYHVHの構造
1.神名としてのテトラグラマトン
2.テトラグラマトンと数の関係
3.生命の木と10のセフィロト
4.生命の木と22のパス

2013/06/05 生命の木と霊魂の三層構造
1.低位の層「ネフェシュとグフ」
2.中位の層「ルアク」
3.高位の層「ネシャマー」
4.神の領域「イェキダー」

2013/06/06 生命の木と宇宙構造色
1.生命に木における宇宙構造色
2.生命に木における宇宙構造色の配置

2013/06/07 生命の木とヘブライ文字

2013/06/08 生命の木とマルセイユタロット
1.マルセイユタロットと生命の木
2.小アルカナ数カードと生命の木
3.小アルカナ宮廷カードと生命の木
4.大アルカナと生命の木


◆カバラーと生命の木Ⅲ「応用と実践」

2013/07/01 生命の木を使った現実化の方法
1.心とは何か
2.10のセフィロトについて
3.生命の木を使った現実化の方法

2013/07/02 視覚化についてⅠ「見えるとは何か」 
1.肉眼を通して見えるもの
2.肉眼を通さずに見えるもの
3.視覚化の二つのパターン
4.視覚化の用途
5.カバラー生命の木と視覚化の段階

2013/07/03 視覚化についてⅡ「色彩と補色」
1.色彩について
2.補色について
3.心理補色を利用した瞑想法

2013/07/04  視覚化についてⅢ「エーテルの世界を見る」
1.空間とエーテルの関係
2.人体とエーテルの関係
3.エーテルの世界を見る方法

2013/07/05 視覚化についてⅣ「アストラルの世界を見る」
1.空間とアストラルの関係
2.人体とアストラルの関係
3.アストラルの世界を見る方法
4.アストラル世界とのつながり


◆精妙な実体としてのエーテル
2013/08/01 精妙な実体としてのエーテル
1.精妙な実体を表す言葉
2.精妙な実体を取り入れる玉座

2013/08/02 精妙な実体を取り入れること
1.精妙な実体と意識の関係
2.精妙な実体を取り入れる呼吸
3.精妙な実体を確信する
4.精妙な実体から光明につながる


◆宇宙と惑星の瞑想

2013/09/01 地球の周波数について
1.周波数について
2.地球の周波数
3.地球の周波数と調和する日

2013/09/02 惑星の周波数について
1.惑星の周波数
2.惑星の周波数と地水火風
3.惑星の周波数を受容する


生命の樹



記事更新日:2025/05/23
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