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The Knowing Way Japan(旧Gary Bonnel Japan)認定インストラクター&プロフェッショナルアカシックリーダー中島志保のブログです

-記事

進化する存在であるダイアード

トライアードと呼ばれるすべての第一次存在(魂)は、創造された最初の瞬間から全体であり、完成された存在です。より高次元の存在へは進化はしません。進化する存在であるすべてのダイアードは、始まりの瞬間(創造主)の最初のビジョンの可能性を達成すべく他のダイアードと結合します。

ダイアードが組み合わされたものが細胞になると、感覚のない意識がダイアード性物質として形成され、始まりの瞬間の虚空(Void)の中に進化しつつ入っていきます。ダイアード性物質である細胞が質量を持つようになると、「拡大した意識」を持つようになります。初期段階では、この意識はそれを作り出した物体の持つ制限された期間ー寿命を超えて存続し拡大し続けます。このために拡大し続ける意識は今まで入っていた物質と同じような物質を再生しようと、あるいは似たような物質を占有しようとします。発達していくライフサイクルの一環としてそれを行うのです。

自らを維持していくことが安定してくると、感覚を持たない意識(もともと質量を持った細胞あるいは細胞の塊から生まれたものです)は、自分の前身だった物質を再生し、より長い寿命を持つものへと進化していこうとします。この無意識または前意識の生存の「欲求」は、多機能を持った細胞を形成しようとします。このことがさらに前身である物体が消滅したあとも存続する、より拡大した意識を生み出します。多次元的な意識は進化するダイアード性の要素(単体)が組み合わされたときの副産物なのです。複数の魂が一つになりお互いのユニークな資質をシェアし合えるように、ダイアードもまた組み合わさり新しい進化する構造を形成しながらお互いを強化しあうのです。極微のダイアードの単体の要素の元の形体は不変です。そして組み合わさって新しい物質を形成したあとは、その物質の寿命が尽きたあとも継続して存在するのです。こういった意味で複合したダイアード、または一連の類似した生命体を形成していくにつれ、ダイアードはその最終形体に近づき、より偉大な「感覚を持たない意識形体」になっていきます。

最終形体はどのような形にもなりえます。生命体あるいは非生命体いずれにもなりうるのです。すべての物質は意識をもっています。そして地球上で最も進化した最終形体は霊長類です。

霊長類の環境においては、私たちは魂(トライアード)であり、物理的形体(多機能性のダイアード)に宿っている存在です。人間の肉体は何兆ものダイアード(基本進化存在)から成り、より大きな形体に進化すべく、すべてが調和する特定の形体の創造を目指しています。それぞれの「特定の形体(細胞で構成されたもの)」はすべてがまったく同じダイアード性の物質でできています。実際、物質と言われるすべてのもの、すなわち鉱物、気体、人の臓器、複合化学物質、すべての有機的な物質、木製のテーブル……これらの基本的な構成物はどれもまったく同じなのです。人間の場合、基本的なダイアード形体は「幹細胞」と呼ばれ、その細胞から人体のすべての細胞が作られます。

幹細胞の基本的な性質は、ある特定の機能を果たすための特定構造を一切持っていないということです。言い換えれば、幹細胞は、隣の細胞と協力して心筋細胞のように身体に血液を送り出すことはできません。赤血球のように血管内を酸素を運ぶことはできませんし、神経細胞のように腕や足を動かすために電気信号を伝えることもできません。けれども特定の機能を持たない幹細胞は、特定機能を持つ別の細胞を創ることはできるのです。心筋細胞も、血球も神経細胞も。この特定機能を持つ細胞を創り出すプロセスは「分化」と呼ばれます。

この進化のステップは、その物理形体が環境の中で生き残るために必要なときに起こります。科学者は今、幹細胞の内側と外側の何が引き金となって分化を促すのかを、やっと理解しはじめたところです。内側の引き金となるシグナルは、細胞の遺伝子によってコントロールされます。遺伝子はDNAの長い鎖の中に散在し、中にはその細胞のすべての構造や機能の指示が記録されています。外部からの細胞分化を引き起こすシグナルは、他の細胞から出される化学物質、隣り合った細胞同士の物理的な接触、そして全体の形態に関わるある種の分子などです。

では、一つの幹細胞が何十億の細胞を持つ背骨を形成しようと決断するときの非物理的な、形而上学的な要素は何でしょうか?形而上学的な観点から見れば答えはシンプルです。自己選択は肉体が死を迎えたときに始まります。死後も肉体意識はさらに継続し拡大し続けようとしますが、幹細胞には前の肉体の意識が保持されています。ということは一度ふくらはぎになった筋肉は常にふくらはぎに、くるぶしの骨は常にくるぶしの骨になるということでしょうか?そうではなく、単純に一つのダイアード(肉体)の寿命を終えた継続する意識は、直前のダイアード意識と同様の、あるいはよく似たダイアードを次の形体として選ぼうとするということです。

進化のジャンプは、その細胞の全体調和が保持記憶を通してシフトしたときに起こります。また細胞をとりまく極微世界の環境も影響します。このごくわずか保持されている拡大した意識が全体の調和に変化をもたらし、新しい領域を引き寄せる力になります。幹細胞では自己選択のプロセスが始まり、それがやがて多機能を持った多次元な意識となるのです。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.92-95)

遺伝子


記事更新日:2023/10/12

始まりの瞬間の二つの基本的な要素

創造の内に存在するすべてはそのオリジナルの形体を改変することはできません。すべてが「始まりの瞬間ー創造主」の多次元的投影だからです。すべてがーー最もささいな小さなかけらでさえーーその内には永遠のすべて、創造のすべてに関する完全なる方程式が備わっています。知性で捉えることのできない無限の可能性が「始まりの瞬間ー創造主」の最初のビジョンに含まれているのです。想像しうる限りのすべての組み合わせが存在しているのですが、創造の基本的な本質は二元的です。物理的、非物理的創造には、二つの明確な形体が存在します。

◎非物理的形態:トライアード(三位一体)
基本的第一次存在(Primary First State Beings)。私たちはこの形体をSoul(魂)と呼びます。魂は純粋な意識、純粋なエネルギー、純粋な衝動として表現しています。ミクロの視点、つまり人間の視点からは魂はしばしば単に「意識」と言われます。

◎物理的形体:ダイアード(二元性存在)
基本的進化存在(Primary Evolutionary Beings)。私たちはこの形体をダイアード感覚意識、身体感覚意識、スピリットなどと呼びます。地球環境では私たちの複雑な多機能を持つ肉体は、基本的にはエネルギーをベースにした物質と捉えられています。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.91)

惑星と海


記事更新日:2023/09/28

創造主を求める旅からの解放

魂としての私たちは「始まりの瞬間ー創造主」(first moment)の姿に、それぞれがユニークな意識の表現体として創造されました。創造された瞬間、私たちは完全に自由に解き放たれたのです。そうして「始まりの瞬間」つまり創造主は私たち一人一人の存在のリアリティについて、意識的に気づかないことを選択したのです。「始まりの瞬間」はそれ自身を、私たちを通して無意識に体験していくのです。

私たちは広大な魂です。みな、同じ瞬間に、ユニークで決して改変できない存在として創造されました。創造のモザイクのうちで一つとして同じものはありません。魂は説明不能な「永遠なる意義」において、「始まりの瞬間ー創造主」の包括的な表現とつながっています。始まりの瞬間こそ私たちのただ一つの源です。

創造主は意識的に私たちの存在について気づいていないのだということを理解していないと、自分の意識内に空虚感を感じます。この空虚感は「私たちは完全に解放された存在である」という認識からではなく、大いなる叡知を不当化した結果生じたものです。私たちは完全に自由であり、創造の中で自分たちを「自分たち」として発見するのもしないのも思いのままです。この不当化こそ私たちが「源(source)ー始まりの瞬間」へ常につながろうとする力の背後に控えているものです。「始まりの瞬間」がその意識的無意識を通して、私たちにくつがえすことのできない自由を与えたということ、そして私たちは始まりの瞬間のビジョンの、かけがえのない一つの面であることに気づいたとき、私たちの苦難に満ちた探究の旅は終わります。

「始まりの瞬間」との関係性を知ることは、創造主を求める旅から自由にしてくれるのです。一度にこのことを知れば、私たちは自分の価値を認めることができ、空虚は聖なる意味で満たされていくことでしょう。私たちは自分自身を自分自身として表現できるようになります。創造の瞬間、私たちが自由に解き放たれたのでなければ、創造主は生きていくうえで頼りになる解放の力とはなりえないでしょう。この関係性を理解すれば、宇宙的な「価値の不当化」の傷に塩をすりこみ続けた、迷信や古めかしい教義から自由になります。私たちはなんらかの義務によって、始まりの瞬間にしばられていることは一切ありません。私たちが完全に解放されれば、創造主と創造されたものの間に永遠の関係が生まれることを保証します。この「叡知」があなたを自由にするのです。

私たちが創造されたときは、それぞれの能力や意志は平等ではなかったことを知ったとき、すべての批判や比較はストップします。それはこの次元であろうと他の次元であろうと同じです。この次元でのジャッジメントは人格を通して体験されますが、それは自己中心性が織りなす不透明のベールとなって、どの次元のリアリティにおいても本質を感じる能力を曇られてしまうのです。

ジャッジや葛藤を手放すことで、私たちは抑圧してきたすべての能力をその究極まで発揮することができます。そうなると五感の直感的側面を活かして、人生のすべての領域を自由に使うことができるようになります。眠っていた能力で創造の精妙な多次元構造をつかむことができるからです。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.89-90)

虹色の光に包まれる人


記事更新日:2023/09/21

はじめに

私たちは、常に、お互いに関わり合いながら、潜在意識レベルで、そしてアカシックのレベルで広がり続ける叡知のネットワークを作り上げていく。真剣に観察しつつ、あてどもなくこの「創造」の中をさまよいながら。私たちはオーバーソウルのレベルで、ホログラフィックに保存された多次元情報を分かち合っている。そこではあらゆる先入観や偏見をともなった予測や、人と比較する習慣から自由である。このようにして私たちの魂は一つのシステムから次のシステムへと、与えられた次元の中を進んでいくのだ。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.88)


鳩



記事更新日:2023/09/14

アトランティスの叡智・第3章(目次)


物質と結合する魂 Souls Enjoining with Matter
2000/03/02 はじめに
2000/03/03 創造主を求める旅からの解放
2000/03/04 始まりの瞬間の二つの基本的な要素

人工知能



記事更新日:2023/10/12

叡智の言葉を知るⅡ「三位一体と真理の探究」

聖書の一般向けの言葉で、全知全能の神ーユダヤキリスト教で言うところの創造主は三位一体であると説明されています。父と子、そして聖霊の三つで成り立っていると。しかしイニシエート向けの言葉では、その三つは次のようなものです。

 ◎Consciousness(意識)
 ◎Energy(エネルギー)
 ◎Command(指令)


あるいは別の解釈では次のようなものです。

 ◎Consciousness(意識)
 ◎Energy(エネルギー)
 ◎Urge(衝動)


ユダヤキリスト教の父、子、聖霊の関係は、よく分かっている親とよく学んでいる子どもという私たちの身近な例に擬人化したものですが、これはさまざまな感情を生み出す左脳的な解釈です。一般向けの言葉は常にこのように論争の余地を残しています。だからこそ真理を求める人はさらに求め続け、より大いなる意味を知っている人は、核である霊的な真理をどこまでオープンにするかをコントロールできのです。

イニシエート向けの言葉は明確です。意識、エネルギー、衝動。感情の混じる余地がなく、客観的です。この叡知に身を捧げることを誓った真のイニシエートは、何事をも自分個人に向けられたものだと解釈せず、人生の矛盾がもたらす出来事を超越して生きていきます。一般向けの霊的な教えは、逆に真理を求める人にすべてを個人的に解釈するように要請するのです。それは「創造」と自分自身との関係性をも含みます。

探求者が、人生のいっけん複雑そうに見える些細なことに関わり合っているならば、汝自身を知ることは不可能でしょう。父なる神は私たちそれぞれの体験を、いったいどのようにお決めになるのだろうかなどと考え続けていればなおさらです。そうなると聖書が要求する宗教組織の盲信は、一般の探求者にはまったく気にならなくなってきます。つまりほとんどの場合、真理に目をつぶり、疑問を抱かず、ただやみくもに後についていったほうが、地上で生活していくには楽だからです。無知は至福がとる便利な形の一つです。

ただ残念ながら、やみくもな信仰が生み出した盲信的な信者は、自分の身に起きた状況のなすがままになってしまいます。そしてなぜこんなことが起きているのか、聖職者と呼ばれる神との仲介人はうまく説明することができません。彼らもまた一般に許された「擬人化された神」を知っているにすぎないからです。

神は、私たちを自らの姿に似せて創りました。
ゆえに私たちは、始まりの瞬間からの自分自身を知ることができます。
これこそ真の創造主の本質であり、真の
解放です。

創造主は私たちを通して自身の創造の証人となり
私たち自身となります。

創造主は私たちのことを案じることはありません。
なぜなら私たちは創造主自身の鋳型だからです。
(ノウイングの教えより)

このノウイングの教えに示されている創造主の意識は、預言者でありマスターであるナザレのイエスによく表されています。イエスこそ、最初に「私と私の父とは一つである」と宣言した人でした。また奇跡についても、この関係性に気づけば「私にできることは、あなたがたもまた行えるのだ。私よりも多く」と言っています。

アカシックレコードには、イエスは始まりのビジョンにおける自分の位置を正確に理解していたことが記されています。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.61-63)


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記事更新日:2024/03/21


羽



(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡智」p.59-63

アトランティスの叡智 (超知ライブラリー5)
ゲリー・ボーネル著
大野百合子訳
徳間書店
2004-09-30





記事更新日:2022/03/29

叡智の言葉を知るⅠ「イニシエートを受けた人々」

スピリチュアルなテキストを読むとき、二つの代表的な視点があります。一つはこの世界の不思議や矛盾を解明しようとする一般の人の視点。もう一つは秘儀を伝授された人、つまりイニシエートからの視点です。後者の人たちはテキストの矛盾は正確に布置された秘密の暗号であることを理解しています。本書も、イニシエートは素早く深い理解に到達し、一般の人は混乱して霊的な目覚めも遅れるように意図的に書かれています。

古代のテキストに並んだ単語を文字通り解釈するのは不可能です。これらのテキストは意識を刺激し叡智を拡大するために、隠喩や寓話を実践的に使用しているからです。これらのテキストは声に出して唱和すると、神聖な変性意識状態を創り出します。内容を事実であるかのように文字通り解釈するなどとは、テキストの物語を編集した人々には思いもよらないことだったでしょう。さらなる指示がないままこれらのテキストが公(おおやけ)になったときから、人類の集合体験として新しい宗教の教義が創り出した現実が始まりました。これでさらに下層階級の人たちの霊的目覚めへの遅れが決定的になったのです。

この世界には秘かに叡智(ノウイング)のエキスパートがいて、聖俗を問わず民衆がどの程度この叡智の内容を知ってもよいのかを決断していました。究極のところ叡智はパワーなのです。このため、公(おおやけ)にされたスピリチュアルなテキストは、宗教という囲いの中で神秘のイニシエーションを受けた人々が学んだ内容から大幅にかけ離れてしまいました。それはグノーシス主義や神秘キリスト教(原始キリスト教)の核である聖なる教えです。一般の人やイニシエーションを受けていない人は、霊的な教えの周縁の信念(本質ではなくその周りの教えとしての信念)に従うように要請されます。けれどもイニシエートは創造についてのさらに拡大した叡智を授けられるのです。聖書の一般向けの言葉では、神はやみくもな信仰を要求していますが、イニシエートは自分の内なる神の王国を知ることを許されます。一般の人が神の神秘的な本質から遠ざけられるとき、イニシエーションを受けた学びの徒は、盲信の矛盾を超えた叡智の恩寵を受け取ることができたのです。

イニシエートは普通の言葉を Knowing の叡智を持って読むことができますが、普通の人々にとっては言葉の意味を超えて旧約聖書や新約聖書のシンプルな文章に秘められた神秘の暗号に到達するのは大変困難です。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.59-61)


巻物の聖書


記事更新日:2024/04/04

ノウイングの教えの始まり

創造主はすべてを一瞬に創りあげた。
欠けているものは何もなかった。
その瞬間に、存在すべきものがすべて創造された。
ー聖なる闇と、聖なる光が。
(ノウイングの教えより)

Knowing(ノウイング、叡知)または Way(ウェイ、道)と呼ばれる教えを構成しているこの非常にシンプルな三行または四行の言葉は、シンプルであるがゆえに、既存の文書、たとえば旧約聖書や死海文書、ナグハマンディスクロールの中に取り入れられ、解釈が試みられました。こういったシンボルが新しい思考に取り込まれると、しばしば誤解を引き起こします。

「叡知」は楔型文字に大変よく似たシンボルで表され、誤解を防ぐために非常に注意深く書き記されていました。しかし「叡知の道」の翻訳は、残念ながら正確というわけにはいきませんでした。創造とはどのように始まったのか、その大いなる計画の中で私たちの役割は何かといった内容を物語るというよりは、耳を突き刺すような命令や指令の形に変化してしまったのです。

読みやすく実用的にするため平易な言葉に変えられるにつれ、中身はどんどん増えていきました。そして最初のテキストは崇高な神を物語る神話へと変化していきます。変化していく間に、私たち人類の意識の役割である「自らの源である創造主と一つになる」という部分が失われていきました。その代わり、自分たちの最も調和した姿、理想的な姿を創造主に投影したのです。

「創造」における私たちの役割を説明しようとして初期に神話が生まれたとき、このようにオリジナルの教えが歪められたことは明らかです。おそらく「原罪」とは、私たちが創造主と一つであった状態を出て、自分たちの苦境とは何か、神とは何かを理解しようとしたときに生まれたのでしょう。この三次元で進化していく物質、つまり肉体と不可思議にも混ぜ合わされてしまった魂の「苦境」です。


創造主は、個人の人格とは、関わらない。しかしながら、我々は創造主によって毎瞬毎瞬駆り立てられている。創造主には特定の形はない。しかしながら、創造主はすべての既知のそして未知の形である。創造主は無限である。しかし、各々の創造物の中、創造主自身が課した制限の力のうちに創造主は存在する。創造主は知られているものすべてである。そして自らの創造である一つ一つ特定なものに関しては朗らかに気づかないのだ。
(ノウイングの教えより)

創造主を積極的に理解しようとするとき、テキストに示されているこの中心となるたった一つの信念が非常に重要です。我々は創造主を自分自身の始まりの源であることを認識している。そして創造主は我々個人には「意識的」に気づかないのだ。

この「創造主は私たち一人一人を意識していない」という考えに多くの人々が衝撃を受け、完全に間違いだと思うでしょう。それなら聖書やほかの経典に書かれていることはいったい何なのだ? 神が面倒を見てくれないのなら誰が私たちを見守ってくれるのだ? 私たちが日々正しく徳の高い生活を送っているかどうかを誰が見ていてくれているのだ? 無慈悲な行動をした人々をいったい誰が審判を下して罰してくれるのだ? 人々を天国行きと地獄行きに振り分けてくれるのは誰なのだ? このような疑問と心配が山ほど沸いてくることでしょう。

創造主が私たちにわざと気づいていないからといって、この「創造」の中で私たちがいとりぼっちなのかというとそうではありません。献身的な転生を通して「汝を知れ」という課題を完璧にクリアした存在たちがいます。類の旅の守り手となってくれる菩薩とアセンションしたマスターたちです。両者とも完全に肉体を持ちながら、スピリットの次元もまた完璧に意識化することができます。同時に意識の両側面から人類に奉仕しているのです。肉体を持った存在として私たちの間を通り抜け、より拡大した叡知と行動のレベルに到達できるようにインスピレーションを与えてくれます。

彼らなしでは、私たちの人生は希望のない、恐ろしく光の欠けたものになってしまうことでしょう。絶望の中で生きることになります。彼らこそ、知性の理解を超えた「始まりの瞬間ー創造主」が遣わした実に謙虚な真の使者なのでです。

私たちは、菩薩やマスターに、神話や伝説を通して出会うことができます。彼らは叡知と恩寵にあふれた天使のイメージで私たちのもとを訪れたと記されています。これは彼らが物理的な形を持っているということです。また、菩薩やマスターの多くは預言者や聖人、歴史的な偉人として実際に転生しています。

このように、私たちの進む道を見守ってくれている菩薩やマスターたちは、あらゆる形体をもち、私たちの行動のすべてを見て、すべての言葉を聴いています。そして私たちが分離のサイクルが原因で持ってしまった妄想や制限からノウイング(叡知)の道、自由な世界へと解き放とうとしてくれています。彼らは、私たちがこの三次元に転生しているあいだ、地球のスピリットとロゴスの聖なる使いとして見守ってくれています。私たちが祈るとき、彼らはそれに答えてくれます。そして必要な目的のために思考を現実化しようとするとき、私たちの指令を達成してくれます。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.55-59)


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記事更新日:2024/03/21

感覚が推し進める物理次元の探究

神、始まりの瞬間、オリジナルポイント……この概念を解明しようと、今までにありとあらゆる試みがなされてきました。壮大な形容矛盾ともいえる創造主の概念はあまりに人間の知性の範囲を超えていました。変化し続ける複数性の極致が、実にシンプルな「創造」の中に包み込まれています。文明の出現以来、西洋では創造主に関しての大量の書が記されてきました。複雑きわまる「始まりのビジョン」を何とか理解できる程度に噛み砕こうと努力しながら。

ダイアード(二元的なもの)と呼ばれる物質が、この地球上で、始まりの瞬間に内在する「始まりのヴィジョン」をどのように成就していくのかを深く知るには、感覚が推し進めるこの物理次元を探究するだけで充分です。

生命とはあまりにも単純でありながら、その細部を明確にするにはあまりにも複雑です。相反する概念ー創造と破壊ーが常に結びつき、お互いに複雑に絡まり合っています。まず私たちは五感を通して物理的創造を理解します。その後には五感を超えた非物理的な超感覚を通して知覚される平行次元が待っているのです。

私たちの五感もまた多層構造になっています。生物としての五感の通常の制限を超えれば、意識は拡大し、創造の瞬間のヴィジョンを超えることができます。完璧なそのヴィジョンは、さまざまな次元が多層構造を形成し、多次元的に交差しています。その交点は対応する意識と呼応し、それぞれが隣り合う調和した純粋エネルギーの波と和合しています。

五感を通じて獲得した私たちの観点から「創造」を完全に理解しようとすると、最初は気持ちがくじけそうになるかも知れません。けれども方向性さえ定めれば、そして少しだけそちらの方向へ押してもらえれば、「大いなるもののすべて」への理解(Knowing)を完全に手に入れることが可能です。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.54-55)


女性


記事更新日:2024/03/15

始まりの瞬間にあらわれた始まりのヴィジョン

一般的に学習というものはまず簡単なところから始めて理解が進むにつれて徐々に難易度を上げていくのが普通です。しかし Knowing(叡知)の教えはその性質上、もっとも重要でもっとも難解なところから始めます。なぜなら始まりの瞬間である創造主(神)の本質をまず理解することが何よりも大切だからです。それを理解しない限り私たち人間の本質すら知ることはできません。

Knowing(叡知)の教えによれば、創造主(神)という概念は、私たちの知性が捉えられる限りの、あるいは知性を超えたものすべてに存在を与えた広大かつ自覚のあるエネルギーの源に便宜的につけられたものです。創造主とは意識を創造した唯一の源であり、この創造主についてアカシックレコードには以下のように記されています。


意識とエネルギーの枠組みの中に、完璧なるヴィジョンが創造された。
それはある瞬間に、現実化に向けて解き放たれた。


この始まりの瞬間にあらわれた始まりのヴィジョンとは、鋳型ことです。始まりの瞬間、この鋳型を通して、すべてのダイアード(dyad: 二つの存在=進化する物質)が、進化を内包した原初の状態で生み出されました。進化する物質がもつ目的は、始まりのヴィジョンに畳み込まれている可能性を満たしていくことです。進化する物質は、始まりの瞬間から、自ら選んだ進化の道を歩き始めました。それぞれの波動に調和した道です。

始まりの瞬間に、もう一つのタイプのエネルギーが生み出されました。それはトライアード(triad: 三つの存在=魂)と呼ばれるすでに完成された原初の形体です。この完成された形体は、始まりの瞬間、それを生み出したソース(源)に似せて作られました。

宇宙的に定義された一点としての瞬間に最初に生み出されたのはトライアード(魂)で、意識、エネルギー、衝動の三つから成ります。その直後に生み出されたのはダイアード物質(肉体意識)で、意識とエネルギーの二つから成ります。前者はその完全性を通して存在し、後者は進化を通して存在ます。これが始まりの瞬間であり、この二つの存在の出現によって光と影、自己と他者が始まりました。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.53-54)


スポットライト


記事更新日:2024/03/15

はじめに

形としての神、観察者としての我々。私たちは次元空間の交差点に投影されたホログラフィである。その交差ポイントはシェアードモーメント(分かち合われた瞬間)と呼ばれている。その瞬間自身も「創造」を含有し、それを自ら明らかにしていくのだ。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.52)


人工知能と人間


記事更新日:2024/03/15

アトランティスの叡智・第1章(目次)


始まりの瞬間のヴィジョンと共に In The Beginning 
2000/02/02 はじめに
2000/02/03 始まりの瞬間にあらわれた始まりのヴィジョン
2000/02/04 感覚が推し進める物理次元の探求

記事更新日:2024/04/04

世界にいながらこの世界に従属しないこと

この一つのサイクルから次のサイクルへの移行の波は、千年の幅を持って創造の中を動いていきます。この波がもたらすエネルギーが、前のサイクルにおける意識を変容させ、現実を違ったかたちで認識できるようになります。今私たちが体験している波は、おおよそ五百年前に創造の中心から私たちに届きはじめました。この波が最高潮を迎えるにつれ、思考探求のルネッサンスを生み出しながら、私たちの意識は劇的に分離からユニティへとシフトしていきます。

私たちは2011年に近づきつつあります。移行の最高ポイントです。ユニティにシフトすれば、創造という大いなる図式の中での自分の魂の場所を、もう一度知ることができるでしょう。私たちが集合意識として本当の自分とは誰か、なぜここにいるのかを知ることは非常に大切です。もし数十万の魂しか目覚めることができないとすれば、この世界は深い混乱に陥ることでしょう。内なる葛藤をどんどん吐き出していく時期が長く続いてしまいます。それひそれはいつまでも分離の世界を存続させようとするのです。

アカシックレコードには、集合的に意識がユニティに移行する時期は2026年だと記されています。2001年から2011年までの期間は、誤解と批判判断が生み出した葛藤を集合的に浄化する重大な時になるでしょう。2012年から2026年までは、古い信念にしがみついている人たちにとっては、非常に困難な時代になります。権力の幻想にとらわれ、人をコントロールしようとする人や、自分の外からの承認を得ようとする人たちにとっては大変な時代になるということです。心と体とスピリットの合一に意識的に目覚めようとしない人は、その考えが現実化して別の次元に移行するか、つまり亡くなってしまうか、努力なく生きている人をわき目でみながら、この地上に残って苦しみ続けることになるでしょう。

残念なことに、人類の集合的な意識の浄化は、戦争へ向かう傾向にあります。この時代に関わるいくつかの預言には、いくつかの宗教的な党派が、世界の覇権をかけて争うために、罪もない人々のおびただしい血が流されるだろうとされているのです。この「Knowing Way」の叡智に目覚めていけばいくほど、分離の時代のパワーにしがみつきコントロールしようとする人々の影響を受けにくくなります。完全に目覚めた人の体は硬い物体に見えても、弾丸は何事もなく通り抜けていくでしょう。彼らは世界にいながらこの世界に従属してはいないからです。

〈補足〉
書籍「光の十二日間」の中で、著者ゲリー・ボーネルは、一万三千年ごとにおとずれるシフトがいつからいつまでの間に起きるのか、そしてそれに伴う出来事について記しています。アカシックレコードと「光の子どもたちー Sons of Light」のメンバーである知人から受け取った記録が情報源です。「Son of Light」はユダヤ人のグループで、グノーシスの教え、コプト教の暗号、ナグハマンディスクロールと死海文書を深く研究している組織です。ユダヤ経験主義のハシディズムから分かれたイニシエーションを受けた人々であり、十年ごとにクムランで会合を持っています。その知人はグループの具体的名称を著者には教えてはくれませんでしたが、いつか著者はその組織から連絡を受けるだろうと言われました。その記録を渡されてから二か月後、知人は亡くなってしまいました。アカシックレコードによれば小柄な彼は「ソロモンの長老(Elders of Solomon)の生まれ変わりの一人であり、完全に目覚めていました。ソロモンの長老はアリマタヤのヨセフが「The Way」の叡智を集めるために創ったグループです。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.47-49)

地球


記事更新日:2023/09/14

大いなる創造のどこに自分たちがいるのか

レムリアとアトランティスからようやく私たちのもとにやってきた「叡智の道」の叡知を、どのように今までの宗教的概念や現代の霊的迷信と統合させていくのでしょうか? どの「創造」の物語もその中に真実の糸が隠されていますし、どの道もそれぞれに価値があるのです。人類にとって、その方法は自分たちがどれだけそれを自ら積極的に行おうとするかにかかってきます。どれだけ、私たちが創造の始まりの批判や判断の一切ない、つまりジャッジのない瞬間を受け入れていくかが問題なのです。救世主から自由になって、創造がどのような仕組みで動いているのかを知ることからパワーを得れば、批判や判断から自由になれるのです。私たちが誰かから「救済」してもらおうとする限りは、この大いなる創造のどこに自分たちがいるのか、永遠に気づかないままでしょう。魂とつながる道が救世主に祭り上げられた大工の息子のやさしい言葉を通してであろうと、神の言葉を一字一句繰り返した読み書きのできない預言者を通してであろうとかまわないのです。結局すべての道はローマに通じているのですから。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.47-48)


教会


記事更新日:2023/09/14

東洋における叡知と道とその未来

東洋では、人々はスピリチュアルな意識にあふれた生活を追求することが自由に許されていました。人が体験する輪廻の輪、死と再生のシンプルなサイクルの法則に、それこそすべてが関わっていました。僧侶の階級は儀式を執り行い、一般の人々のために行動します。そして人々は僧侶の階級しか理解できないような神秘的かつ説明のつかない概念に、奴隷のように(意図的に)しばられることはなかったのです。すべての人々が単に生きているという事実だけで、積極的に「存在するすべて」とつながっていることができました。

瞑想や観想の人生を送りたいと言えば、社会全体から尊敬され、応援を受けられました。なぜなら、僧侶自身が自らを「創造」の僕(しもべ)だと思い、不信心者たちを自分たちの教義に改宗させる手先にはならなかったのです。僧侶たちが霊的に生きる規範としていたのは、自然そのものの中にあるアクティブな原理でした。確かに支配者階級による暴虐もありました。こういった残虐な行為は、貪欲さと個人の権力のもとに行われたのです。別に全知全能の神の御旗の下に隠れていたわけではありません。

「創造」がどのような仕組みで動いていくのかに関して、一般の人々の間には混乱は起きませんでした。自分たちの神様の方が、そちらの神よりも偉くて強いんだといった考えがもとでの戦争は起きなかったのです。誰が勝とうと、人々はこの創造の仕組みと秩序を理解していました。このため、スピリチュアルな混乱は東洋ではほとんど起きませんでした。

ただ、今はイスラム教の極東への進出がこの確信にゆさぶりをかけています。そこには正しい信じ方というものがあり、間違ったやり方をすれば死によって罰を受けるのです。

東洋の道教、仏教、そして神道は、ごく初期の「創造」の一般的概念をそれなりに保持しています。それはレムリアやアトランティスの文明において、人々が中心において霊的な生活を送っていた概念です。東洋的な平和は次のスピリチュアルムーブメントで地上に満ちあふれることでしょう。何ものをも裁かない道教の中道の思想ー「あれ」でもなく「これ」でもないという概念。そして仏教の八正道と呼ばれる原理、正しい見方、正しい思考、正しい言葉、正しい行い、正しい生活、正しい努力、正しい記憶、そして正しい観想は、神道の四つの宣言と組み合わされ、次の世界的な宗教へと発展していくでしょう。神道の宣言とは、伝統と家族、自然への愛、浄化された肉体と祭り(祭りまたはグループで行う祝祭の最中に感じるスピリチュアルな感覚のこと)の四つです。

これから人類の集合意識が迎えようとしている「ユニティ」の世界には全知全能の神を崇める場所はありません。未来の人類は「叡知の道」の叡知である「創造の秩序」を理解し、この世界を取り囲む自然の力とバランスを取りながら生きていくことでしょう。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.45-47)


茅の輪


記事更新日:2023/09/14

イエスが説いた叡智の道と聖書の問題

創造主の本質を描こうとするこの試みは、私たちが帰化したこの「地球」というふるさとでの、私たちの転生の始まりを理解するのに役に立つと思います。人間の意識はすべてのレベルで、自分こそ創造の中心だと思ってきました。太陽を含めたすべての星は、不思議だけれど存在している地球という観測点を中心に回っていると思われていました。ごく最近のたかだか五百年前まで、文明国ではこの考えに逆らう者は、投獄されるか死さえも与えられたのです。

ユダヤの歴史書である聖書は、人と創造主との関係を描いたキリスト教徒にとっての情報源ですが、ナザレのイエスの死後1500年経ってから、やっと一般大衆が手にすることができるようになりました。新約聖書はそのほとんどがイエスの生涯とその教えを伝えるために書かれました。

当時、上層部に関わりを持つ裕福な人々か教会組織の上の階級の人々以外は、ほとんどが迷信や古めかしい信念に苦しんでいました。ローマ皇帝にとってかわった「全知全能の神」を代弁する政府、つまり教会は、全能の神の盲信的な信者を作り、操ろうとしたのです。大衆は支配的なスピリチュアルな力を必要としていました。もしそれがキリスト教でなければ、おそらくミトラ教がとってかわっていたのではないでしょうか。

英国王ヘンリー八世が最初の英語で書かれた聖書を出版する頃には、もうすでに何人かの人々が自分の信じる「創造」の概念に合わないものを改ざんしたあとでした。使徒のパウロやペテロ、無慈悲な何人かのローマ教皇、全教会会議や自分を神格化した皇帝たちです。自分たちの教えをさまざまな人々に受け入れてもらうために、キリスト教会はほとんどの地方で、異教であるペイガン、ケルトの宗教、自然崇拝の宗教などを取り込んでいきました。また、ペルシャのミトラ教やエジプトのイシスとホルスの神話や儀式さえも融合していったのです。

近代に伝わる聖書は、マイルス・カバディルがラテン語、ギリシャ語から英語に翻訳したときに、内容がガタガタになってしまいました。カバディルは、後に、ケンブリッジのアウグスチヌス派の牧師になった人物に育てられた男で、彼が初めての英語版聖書を国王に献上したのです。歴史によればカバディルが最初のコピーをヘンリー八世に送ったあと、国王はそれを何人かの主教たちに読ませて感想を求めました。主教たちからは、翻訳は間違いだらけだとの指摘が返ってきたので、ヘンリー八世は、「間違いとはいっても、別に異教の教えが入っているわけではないのだろう?」と尋ねました。すると「異教ではありません」という答えが返ってきましたので、国王は、「よかろう。異説が唱えてあるわけではないのなら、神の名のもと、これを民に広い広めよ」という命令を下しました。

聖書がやっと一般の人々に向けて出されたあとも、上流階級の人々しか読むチャンスはありませんでした。また、女性はひっそりと個人的に読むことしか許されませんでした。省略や理論上の編集が加えられたために、イエスの教えに含まれていた「叡知の道」の教えもかなりダメージを受けたのです。そのために、来るべきユニティのシフトに備えようとしている魂を追求するグループに、さらに混乱を引き起こす結果となりました。
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記事更新日:2023/06/22

汝自身を知れ

アトランティス後の文明では、世界中のどこでも、そこがどんなに未発達の場所でも、地上での人類の始まりの物語が伝わっています。私たちは空から降りてきたり、地中から現われたりします。あるいは聖なる火や水から現われたり、神とともに楽園に住んでいたりしました。どの物語にも創造主が人間をその創造から切り離した瞬間が語られています。そこから五感を持った意識を携え、創造の中のユニークな自分の場所を探す旅に出かけたのです。近代のほとんどの宗教でさえ、紀元前8500年頃に取り扱われた古めかしい始まりのテーマのバリエーションにしかすぎません。ただ例外的に西洋の宗教は、神への恐怖と死後の天国を約束することで、大衆を思うようにコントロールしようとしました。宗教が世界の政治を引っ張っていく組織になったのです。

まじめな探求者が真理を追求したとき、すべての創造主のテーマには、その核にたった一つの指令が存在することに突き当たります。

「汝自身を知れ」

このシンプルな課題も、もし私たちが間違った「全知全能の神」という概念に振り回されていたら、実に難しいものとなります。「神のひとり子」「最後の預言者」を通してのみ神に近づくことができ、自分が「選ばれた人々」の一人にならなければならないと信じていたら。この地上のすべてにおいて私たちは、文化が生み出したお互いに反目しあう神々と悪魔のイメージの中を、四苦八苦しながら生きていました。ついに本当の自分とは誰か、なぜここにいるのかを思い出せなくなるまでです。

私たちが解き放たれた「創造」の最初の瞬間こそが創造主「神」なのだ、ということを理解できなければ、創造における私たちの目的を知ることはできないでしょう。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.42-43)


巨大な穴と人間


記事更新日:2023/09/14

チベットに伝承した叡智の道

純粋なレムリアの教え、つまりアトランティスの影響を受けないノウイング(叡智)の教えは、チベットの人々と伝統を通して現代に伝えられました。これこそ「欲望」という次元においての、創造と魂の旅に関する最も聖なるレムリアの叡智です。

チベット文明の中心にある小さな寺院の基礎の部分に隠された小部屋があり、そこにレムリアの教えが完璧な状態で保存されています。これはレムリア文明の最大の宝であり、その価値は土中に埋没しているピラミッドから発見される、いかなるテクノロジーや遺物もはるかにしのいでいます。この叡智の発見は世界を変えるでしょう。古代の語り部たちが語る断片的な歴史を超越し、人類の真の歴史に光が当たることになるのです。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.42)


山岳



記事更新日:2023/09/14

神聖騎士団に伝えられた叡智の道の教え

一番近いところでこの叡智を引き継いだのは神聖騎士団です。神聖騎士団は西暦1100年頃に結成され、当時の教会からすぐに異端のレッテルを貼られました。1314年までには公的に活動していた神聖騎士団のメンバーは組織的にあっさりと処刑されていきました。このため、残った人々は「叡智の道」の教えを教会から守るために、地下にもぐりました。このグループはイエスとマリアの核となる叡智を保持していました。イエスとマリアの教えこそ、レムリアとアトランティスのオリジナルの教えに最も近いものだったのです。

この特定の教えは「聖杯」のシンボルで表されます。また、聖杯の血統とはイエスとマリアの子孫を表します。この地下にもぐった秘密教団が、この叡智を私たちまで伝えてくれたのです。迷信から自由になった世界で、人類の集合意識がとらわれていた地上の二元性の鎖から私たちを解き放ち、真の「創造の聖なる鋳型」を理解することができるように。

「アトランティスの叡智」は、この聖杯の流れの教えにフォーカスしています。ここではその教えを「Knowingー叡智」と呼びます。ナザレのイエスの時代にそうであったように。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.41)


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記事更新日:2023/09/14

バシレイデス派に伝承した叡智の道

いまから約1800年前、Knowing Way(叡智の道)の教えはバシレイデス派のグループに手渡されました。

バシレイデス(Wikipediaより)

そこではエジプトヘルメス教、東洋神秘主義、インド占星学、ペルシャ哲学、キリスト教神秘主義、古代ケルトのベイガン神秘主義がきちっと教えられていました。このグループはカルタスアブラクサスと呼ばれています。

アブラクサス(Wikipediaより)

このカルトの指導的メンバーたちにとって、叡智の道の教えは彼らが求めていた現実のパワーとすぐには結びつかなったので、脇に置かれることになりました。カルタスアブラクサスは、高次の魔法と、すでに実在している物質を別のものに変容させるという力を追い求めていったのです。惑星のエーテルエネルギーを使って物質をコーリングする(召喚する)という方法は、カルトの主要メンバーからは胡散臭い目で見らたわけです。

しかし、カルタスアブラクサスの中の少数のグループは、叡智の道の教えの暗号を読み解こうとしました。そこに何かが明らかになることを願って。そしてその通りになりました。この小さなグループは姿を消したあと、かつてエチオピアの古き「薔薇の修道院」のあった場所の近くに出現します。彼らは湖を見下ろす高い崖にひっそりと隠れるように存在していました。そこにはまだヘブライ語の聖なる遺物が隠されているという噂があります。ここで彼らはブラザーズオブライトの名前を再び得るのです。これは「黄金の者たち」あるいは「光のエルダー」とも呼ばれました。このグループについては歴史上ほとんど明らかにされてはいませんが、1600年あまりのあいだ、その地を出たり入ったりしていたようです。まるで彼らは叡智の道の教えを、カルタスアブラクサスの権力を奪い合っている長老たちから守るために、隠れて移り住んだように見えます。

ナザレ(ナザリテとも呼ばれ、「秘密の守り手」という意味のネツリムが語源です)のイエス以来、いくつかの西洋の宗教が、そのほとんどが密かに、教義の中心にこの神秘的な「叡智の道」の教えを隠しました。これらの宗派のメンバーが支払った個人的な代償は大変大きなものでした。人生のすべてをかけて、そしてまた何度も何度も転生しては、レムリア、そしてアトランティスの文明崩壊を生き延びた、大いなる教えを直接守り続けたのです。叡智の守り手としての彼らの無私の奉仕に、私たち現代を生きる人類は大きな借りがあります。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.40-41)


アブラクサス(石の彫刻)

アブラクサス


記事更新日:2023/09/14

キリストに伝えられた叡智の道

新約聖書に登場するユダヤ人でイエスの遺体を引き取ったことで知られるアリマタヤのヨセフも、Knowing Way(叡智の道)の教えを守っていたと伝えられています。マリアのおなかに宿っているイエスへの贈り物として……。アカシックレコードによれば、アリマタヤのヨセフは、ユダヤに彼が作った「エルダーズオブソロモン」と呼ばれるグループを通してこの教えを守り伝えた最重要人物です。イエスとマリア、そしてヨゼフ(イエスの父)は、イエスが生まれたすぐあとにエジプトに渡り、三年半を過ごしました。この時期にイエスは、Kowing Way(叡智の道)の教えのイニシエーションを受けたのです。

〈補足〉
Knowing Way(叡智の道)は当時、Knowing と呼ばれていましたが、後に初期のクリスチャンから The Way と呼ばれるようになりました。初期のクリスチャンになるためにはまずユダヤ人になる必要があり、そこから The Way のイニシエーションを受けたのです。Knowing(叡智)のシンボルは五芒星であり、The Way(道)のシンボルは魚です。

その後、イエスの家族はエチオピアに行き、ブラザーズオブライトの薔薇の修道院で「二度生まれしもの(Twice Born)」の教えを引き継ぐ人々とともに学びました。

〈補足〉
Knowing(叡智)のイニシエーションを受けた者が Twice Born という名称で呼ばれました。彼らは意識的に幽体離脱をしてアカシックレコードに導かれ、すべての過去世と未来世を見せられるのです。自分の肉体に再び戻ったとき、同じ体に再誕生した、あるいは二度生まれた(Twice Born)のだと言われました。

その後、再びエジプトに戻り、神官たちとともに学んだのち、「道」を吸収するためにインドのスリニガールへと向かいます。イエスはインドでアトランティスの伝統である思考の物質化の技術を完全にマスターしました。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.39)


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記事更新日:2023/09/14

ペルシャからローマに伝えられた叡智の道

「叡智の道」はペルシャに伝わり、そこで数千年隠されていました。後にその教えはギリシャとトルコで表面に出てきます。紀元前1000年のイスラエルではダビデの子、ソロモン王がこの教えを理解していました。ソロモン王は紀元前970年から紀元前928年を生きた人です。彼はアトランティスで行われていたように、思考や想念を現実化することができました。ソロモンは超人間的な叡智を備え、自分の民や異国の人々の心を直接見通すことができた人だと言われています。一つのエピソードには、ソロモンは一切金槌などの道具や労働力を使わずに、モーリア山の頂上に神殿を建てたと伝えられています。これは、Knowing Way(叡智の道)または The Way(道)を備えたリーダーが公にデモンストレーションを行った唯一の記録です。

「叡智の道」はようやく紀元前290年ごろにローマに到達します。そこでは民主的な政治を形成するためにリーダーを導きました。

アトランティスの純度の高い現実化のパワーは、最終的には神として認知されたいと願うローマ人の手に落ちました。これが真のローマの崩壊になるのです。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.38-39)


ソロモン



記事更新日:2023/09/14

レムリアから中東に伝えられた叡智の道

紀元前8500年頃、極東のレムリアの末裔から「叡智の道」の別の部分が中東地域に伝えられました。この教えは現在の中国では「タオ」または「道教」と呼ばれています。タオには、レムリアとアトランティスがユニティの時代を過ごしていたときのオリジナルな教えが反映されています。それはすべてにシンプルさを見いだし、批判したり裁いたりしないというメッセージでした。

レムリアから極東地域に直接伝わった教えは、地中海地域に伝わったものとは微妙に違っていました。エジプトのように、太陽神をメインに崇拝はしなかったのです。東洋のアプローチは、地上の人間意識の現象を理解するのにヒエラルキー、つまり階層構造を強調し、第一次存在と呼ばれる魂の存在に注目しました。またさらに太陽系の他の惑星に存在する第一次存在も認知しています。他惑星の存在は太陽系のヒエラルキーを構成していますが、人類には関わりを持ってはいません。

〈補足〉
私たちの太陽から太陽意識が放射され、私たちの存在するシステムを司っています。創造の中の他のシステムと同様です。こういった太陽の存在は私たちのようなタイプの意識を持ってはいません。そして静止したダークマター(暗黒の星)とのバランスをとる役割を担っています。この星はもうすぐハッブル望遠鏡により発見されますが、約15億光年かなたに存在します。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.38)
道教

記事更新日:2022/09/14

エジプトの神官に伝えられた叡智の道

レムリアからアトランティスを経由した「叡智の道」の教えは、トトによりかなりの部分がエジプトのアモンの神官たちのグループの前身に伝えられました。おおよそ紀元前1万500年のことです。

※正確な年代を特定するのは困難です。なぜなら古代文明では彼ら独自の時を数えるシステムを持っていたからです。通常アカシックレコードには、「時期」はある状態や局面として記録されています。たとえば「だれだれの統治の時代の四年目」とか「……が崩壊してから十年目」といったように、すでに明らかになっている歴史的な年代と関連づけられているのです。

エジプトの神官クラスはファラオの家系の人たちとともに、トトによって「叡智の道」のイニシエーションを受けました。エジプトにとってのトトは、ヒンズー文化にとってのパタンジャリの立場と同じです。二人とも「叡智の道」を伝える者でした。それぞれが自分の属する文化の人々に役立つような実践的な形で教えを伝えました。二人とも神格化されています。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.37-38)


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記事更新日:2023/09/14

ホワイトブラザーフットとアトランティス人

数世代にわたり、ブラザーズオブライト(ホワイトブラザーフッドとも呼ばれています)のメンバーは、アトランティスの直系の人たちに限られていました。Knowing Way(叡智の道)の教えを守っていくには、アトランティスの血統が重要だと信じられていました。血統自身の構造の中にユニティの直接体験が保持されているからです。ある意味、これが王族と神官の階級の始まりだと言えます。神官階級はたとえば最後のシフトの直後にエジプトで花開き、世界中へと広がっていきました。

ブラザーズオブライトは、このアトランティスの1万3000年のサイクルが終わったあと、一般の人々によって Knowing Way(叡智の道)の教えが非常に注意深く、密かに未来世代のために守られていくことを知っていました。彼らはアトランティスのユニティの時代の能力を保ち続けていましたが、しばしば敵から身を守るため、一般の人々の中に身を隠さなければなりませんでした。皆が苦しい労働をしている中、努力をせずに生きていける彼らは命を狙われたのです。

しばらくして、彼らはその能力を使い、意図的に敵を混乱に陥れました。自分自身を石の像に投影してそれを動かしたり、恐ろしいものに姿を変えたりして、敵に恐怖を与えたのです。こういった出来事の頻度は、ブラザーズオブライトの神殿のある地域に人口が増加するにつれて増えていきました。

ギリシャ神話やローマ神話に出てくるエピソードは、シフト後にこれらの意識を保ったままのアトランティス人と霊的に目覚めていない人々との間に起きた出来事を下敷きにしているものも多いです。このオリジナルのアトランティスの長老たちは、まだ何人か私たちとともにいて、見守り続けてくれています。

ブラザーズオブライトは、その都度名前を変えながら継続していきました。そして、文明が変化するときに中心的な役割を果たしてきたのです。グループの機能は変わりません。集合意識が再び受け入れられるようになるまで、Knowing Way(叡智の道)の大いなる教えを守ることです。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.36-37)


神殿


記事更新日:2023/09/14

レムリア文明とレムリア人のゆくえ

創造の中での私たち魂の役割を最初に理解していたのはレムリアの人々でした。東洋の民族は世界におけるもっとも古い文明を創造したレムリアの世界的コミュニティの末裔です。

2万6000年前、彼らの文明がほとんど崩壊することになった一連の自然災害が起きたとき、アトランティスの人々とその叡智を分かち合ったのです。それはちょうど人類が1万3000年周期のユニティの時代に入るときでした。アトランティスの人々はこの「叡智の道」を使って完璧に自然と調和する文明を作り上げました。レムリアの人々は、現在我々が行っているように地球の資源を利用していましたが、アトランティスの人々は、地球のエーテル体の質量から、言葉による指令を下すことで物質を生み出していました。アトランティスの人々が体験したユニティは彼らの能力を拡大しましたが、レムリアの人々は相変わらず必要なものを手に入れるには肉体を使わなければならないという考えにとらわれていました。

しかし、レムリアの人々の中にもこの新しい1万3000年間のユニティのユニティのエネルギーに目覚め、拡大した能力を理解し使っていた人たちもいます。彼らは二元性から一元的なユニティの世界へ意識的に移行できない人たちをガイドすることにしました。アトランティスの人々とともに行動することもできましたし、自分たちだけの理想を求めて独自に生きていくことも可能でした。しかし彼らは仲間とともに生きていくことを選択し、次の数十年に自発的に目覚める人々を助けていったのです。少数の目覚めた人々は混乱を防ぐために仲間たちを隔離しました。もし目覚めていない彼らが、アトランティスの人々がまったく何の努力もなく欲しいものを手に入れ楽に生きているのを見たら、きっと葛藤が生じるだろうと思ったからです。またアトランティスの実験は、ユニティの経験を受け入れていない人々の上にも及ぼうとしていたので、その意味でもこの隔離は必要でした。

この移行の時期、少数の目覚めていたレムリア人は、その共同体の中心を、現在の中国本土に定めました。そこで、彼らはシステマティックに、宝ともいえる技術的遺産や遺物をまとめて埋めて隠しました。重要な像を始め歩道の小石まで、自然災害の及ばない場所へと運んだのです。その中には、クフ王のピラミッドに匹敵する規模を誇る七基のピラミッドも含まれていました。それはシフトの直前にアトランティス人から贈られたものです。レムリア人が本当に貴重で重要なものを埋設したのは、いずれ遠い未来に北からの侵略者に彼らの文明が蹂躙(じゅうりん)され、征服されることを知っていたからです。

レムリア人は、真に重要なものをすべて隠し、シンプルな農耕生活をしていました。アトランティスが一元のユニティの世界へ移行する前に存在していたレムリア人は、文字を発達させていました。その記述された文献があり、アトランティス人が保管してきたからこそ、今日、まもなく人類の地上の旅が完全に理解できるようになるのです。(エジプトでさらにいくつかの発見があり、世界四大文明についての新しい事実が判明します。四つの文明は世界共同体が創られる前の実験がなされた場所でした。近代科学と宗教はこれらの発見を認めようとしないでしょう)

多くの驚くべき遺物が、完璧に保存された中国の墳墓から発見されるでしょう。これらの遺物から、レムリアの歴史と、約2万6000年前に新しい1万3000年のサイクルに入ったアトランティスとの交流の様子が明らかになります。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.34-36)


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記事更新日:2023/09/14

叡知の道を伝える光の兄弟たち

菩薩とは別に、Brother's of Light(光の兄弟)と呼ばれる存在がいます。

彼らは、Knowing Way(叡智の道)を守っていこうと決め、Knowing(叡知)という目的に自らを捧げた人たちです。彼らは、Knowing(叡智)を守るためだけに転生し、ユニティの理想を後世に伝えました。ヘブライ語のテキストでは、彼らは、Sons of Light(光の子どもたち)と呼ばれています。

Knowing Way(叡智の道)は、創造とは何か、全生命という壮大な構造の中で、私たち人間がどのような位置にいるのかを教えてくれます。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.34)


幻想


記事更新日:2023/09/14

菩薩と三位一体の魂のグループ

先に述べたように、約1万3000年前に人類の集合意識はユニティと呼ばれる合一の状態から二元対立の分離の状態へと移行しました。このシフトが起きる前には、すべての物も人も、この創造の中のかけがえのない一つの側面として、すべての意識体から尊重され、認められていました。シフトのあとは、直感やテレパシーを二元性という雲が覆ってしまったのです。突然、傷つきやすい人類は疑いの中に投げ込まれ、自分とは違う存在に対して我慢をしなくなってしまいました。シフト前は人類は地球上の進化の最高峰を極めていたのに、たった一夜で、生命体の中で最もバラバラの存在になってしまったかのようです。

集合意識がシフトの間に起きたことを伝える有効な方法を発達させるまで、長い時間がかかりました。シフト前の生命の歴史は、言葉のない時代に口承で適切に伝えられなかったために、その多くが失われていました。シフト前はすべてがテレパシーと共感能力、ホログラフィで投影された想念(メタファ?)で理解し合えていました。

このシフトの期間中、目覚めた意識を保ち続けた少数のアトランティスの人々がいました。一千年の幅の波の中心において、前のサイクルに属する古いパターンにしがみつかない完全に目覚めている人々は宇宙意識を獲得しています。彼らはマインド(心)と体とスピリットのユニティが生み出すすべての能力を持ち、レムリアの文献をもとに、来るべきシフトにきちんと儀式をして備えていました。

このグループは遠い未来に、人類がまた同様の体験を通り抜けることを知っていた人たちです。彼らは二元存在である菩薩と目覚めた三位一体の魂のグループを作り、人類を見守りながらインスピレーションを送ってくれます。大いなる Knowing(叡智)へと私たちを導き勇気を与えてくれるのです。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.33-34)


菩薩



記事更新日:2023/09/14

アトランティスの崩壊

アトランティスの中心部は、アフリカ大陸とヨーロッパ大陸をつないで堰(せき)の役目をしていた大地が自然災害によって崩壊したときに失われました。この大災害でアフリカ大陸の上部三分の一が約30メートルも低くなって海水が流れ込み、旧約聖書に記されているように、北部から北西部にかけて40日ものあいだ洪水に襲われました。この災害によって紅海が生まれ、それに続いたさまざまな出来事によって、後に黒海が生まれました。


海底遺跡


アトランティスの人々は、この悲劇が起きることを事前に知っていましたので、重要なものを谷の上の方にある神殿に移しておきました。これはいまの地中海沿岸にあたる場所です。しかしアトランティスの人々が知らなかったことがあります。それは、この自然災害は、1万3000年ごとのエネルギーサイクルのシフトと時を同じくし、存在のすべての側面においての変化を余儀なくされるということです。そしてこのあと、集合的な二元性のエネルギーが現在にいたる「分離」の時代をもたらしました。

災害を逃れたアトランティス人たちは、後に、シュメール文明、ミノア文明、初期のギリシア・ローマ文明、エジプト文明を創っていきました。また、より少人数のグループは、北アメリカ大陸のそばのカリブ海の島々に移住しました。


海


1万3000年にわたってオスシーラの谷で役立っていたものは、新しい周期である分離と二元性のサイクルでは使うことができなくなりました。二元性の体験の前にまったく無防備の状態で彼らは部族や王国を築いていったのです。

共感やテレパシーが通用しない世界で生き残るために、圧倒されそうな恐怖に打ちのめされていました。魂の意識に打ち寄せる思考と感情のエネルギーの新しいフォーカスを理解することは非常に困難なことだったのです。また、身体の筋肉を使わなければならないので身体は痛むようになりました。そしてアトランティスの人々のほとんどは、ユニティの時代に持っていた純粋さを忘れ、何かを獲得するために周囲の人々を操作することに焦点を当てるようになっていきました。それは貪欲さによるものです。

少数の長老たちは、ユニティの時代の完璧な叡智を保持していました。彼らは、レムリアが分離の時代からユニティの時代への変化を生き残った記録を密かに読んでいたために、再び分離の時代にシフトすることを知っていたのです。この小さな長老たちのグループが、ギザのピラミッド群を記録庫として建造し、地球のすべての時代にわたる人類の旅を記した古代のテキストをピラミッドに隠しました。シリカあるいはクリスタルをベースにした記憶装置を利用して、地球の歴史、レムリアとアトランティスのサイクルの完璧かつ詳細な記録を残したのです。彼らは1万3000年の後、再び霊性が高まり、高度なテクノロジーが発達して、かつて失われた叡智がもう一度引き出されることを知っていました。


仙人


アカシックレコードは、かつてのレムリアと現代世界との驚くべき類似性を示しています。私たちは、自分たちがいる環境、そして自然の要素を操作しようとしているという意味で同じなのです。

レムリアの分離のサイクルの終わりに、多くの人々がユニティへシフトすることを拒絶しました。それは今、私たちもまたユニティのサイクルへシフトするとき、古い分離の信念にしがみついて、多くの人々が殺されたり殺したりするほうを選択するのと同じです。彼らは私たちの内側に存在する神の国に気づくことができずに、世界戦争の中に消えていきます。ここで生き残る人々は、戦争が始まる前にすでに意識のシフトを完了している人たちです。シフトの結果として正しい時に正しい場所に導かれていきます。

教えの中心に入っていく前に、少し歴史を眺め、この貴重な情報がどのようにして大災害と人類のカルマ的な悲劇を生き延びたのかを見ていこうと思います。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.30-33)


地球と月


記事更新日:2023/09/14

アトランティスの代表的なエネルギーⅡ「幾何学エネルギー」

アトランティス時代から伝わっている最も丈夫で聖なるものはピラミッドです。
〈ギザのピラミッドとスフィンクス〉
ギザのピラミッドとスフィンクスは、洪水の直前にアトランティスの人々によって建造されました。ピラミッドは次の集合意識が再びユニティへ移行するまでの間のカレンダーの役割を果たしています。
「ギザのピラミッドと天文時計」

またクフ王のピラミッドには記憶装置であるクリスタルでできた円形のディスクが隠されています。それは現代のCDやDVDのようなもので、王の間の上の部屋で発見されるでしょう。

クフ王のピラミッド
ピラミッド

スフィンクス
スフィンクス


アトランティスの人々は、純粋な幾何学形体が人間の意識に与える自然な力をよく理解していました。

◎三角形…エーテルのフィールドに働きかける。
 ⇒エーテルフィールドとのつながりを強める。

◎四角形…思考のフィールドに働きかける。
 ⇒思考や想念のフィールドとのつながりを強める。

◎円形…感情のフィールドに働きかける。
 ⇒肉体から分離してばらばらになった感情のエネルギーを減少させる。

◎円錐形…意図のフィールドに働きかける。
 ⇒純粋な意図を増幅する。

ピラミッドの四角錐は、三角形(エーテルのフィールド)と円錐形(意図のフィールド)という二つの影響力を一つにする働きがあります。

アトランティスの人々が山を移動させるとき、ピラミッド形の形体を使っていました。人間のすべての意図は声とともに地球のエーテル体に布置されます。ピラミッド形の形体が人間の声に権威を与えて、対象となる物が意図を実践できるようにするわけです。声のハーモニクス(調和波動)の範囲でエーテルフィールドを増幅させることでこれを行います。

アトランティスではこのエネルギーを利用して、重量のある物を移動させていました。移動させたい物体の周りに声のエネルギーを集め、物体自身ではなくそのエーテルエネルギーを集めて動かすのです。この意味で、ギザのピラミッドは、ピラミッド形の形体が造ったと言えます。彼らは日常においてもこのピラミッド形の形体を多用し、長い年月を経ても残っている数々の神殿を建造しました。このテクノロジーはユニティの外部のイニシエーションを受けていない居留区の人々にも紹介されました。現在の南北中央アメリカに住んでいた人々です。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.29-30)


ピラミッド


記事更新日:2023/09/14

アトランティスの代表的なエネルギーⅠ「想念エネルギー」

アトランティスの人々は、現在の私たちが持っているテクノロジーをはるかに超えた能力を持っていたと推測されます。アカシックレコードには当時、現代人には馴染みのない分野でのテクノロジーが非常に進んでいたことが記録されています。基本的にアトランティスの科学モデルは、物質の耐性やエネルギーの変換速度に縛られていませんでした。

アトランティスの代表的なテクノロジーの一つは、想念のエネルギーを原動力として利用することでした。あるエジプトの墳墓には、透明のチューブ状のものに頭を入れている図が描かれています。チューブの端は箱に連結され、想念のエネルギーを貯蔵しているようすが描かれています。アトランティスでは、特定の人々に訓練を施し、非常に高いレベルで想念のエネルギーを放出させ、それらを貯蔵し、さらに増幅して、そのエネルギーを一般の人々が利用していました。これはデンデラの電球(The Dendera light)と呼ばれています。

デンデラの電球が描かれている壁画
デンデラの電球


このようなエネルギーを動力のベースにしていたことから、アトランティスのテクノロジーは、地球の物質界(低い周波数帯域)に根ざしていたのではなく、地球のエーテル体の中でホログラフィックに機能していました。つまり、私たちがいま知っている物理学の法則から少し外れたところに存在していたのです。この高度なテクノロジーを使っていたアトランティスの人々は、エーテル界の波動を下げて物質化するときには、それが自然にどのような影響を与えるのかを常に考慮していました。なぜなら、彼らがこのようなテクノロジーを使うことができたのは、自らの欲望からではなく、「創造」へ奉仕したいという気持ちで行動していたからです。

1万3000年間のユニティ(unity: 合一)という時代のサイクルにおいて、流通通貨にあたるものは純粋な「創造力」でした。このような時代と環境においては、人々は、自分が裕福であるかどうかを気にする必要はありませんでした。ひとりひとりが存在の本質的な価値を知っていたため、自分が何をどれだけ所有しているかは関係ありませんでした。このため、アトランティスの人々が成し遂げたことは、より純粋なものに見えます。

地球では、1万3000年ごとに、創造の中心から千年の幅をもった波がやってきます。その波が来るたびに、人類の意識は分離からユニティへ、ユニティから分離へと、二つの間を行ったり来たりします。現在の私たちは、1万3000年前から今日まで、分離と二元性のサイクルの中にいます。言い換えれば私たち全員が、アトランティスやレムリアの人々が知らなかった領域に踏み込んでいるのです。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.28-29)


地球


記事更新日:2023/09/14

アトランティスの誕生と発展

アトランティス文明は、2万6000年前から1万3000年前まで、約1万3000年間存在していました。現在のナイル川は当時、オスシーラの谷を流れていました。そして、現在のイタリアのイオニア海に面した海岸線からリビアのシドラ湾の南まで広がる巨大な湖を形成していました。

イオニア海(赤いマークの場所)
サルデーニャ島


この川はさらに北に向かって流れており、サルデーニャ島の海岸線から少し北の、もう少し小さな湖に流れていました。そしてその湖の岸は、スペインの北側の海岸にまで達していました。この自然に形成されたダムによって、大西洋の水がアトランティスの谷へ流れ込むのを防いでいました。このダムの幅はおよそ80キロメートルありました。

サルデーニャ島(赤いマークの場所)
イオニア海


大きな方の湖の中心には、古代の火山が爆発したときにできた島々が同心円上に存在していました。火山がこれ以上活動しないことを知っていたアトランティスの人々は、この島々を儀式を執り行う中心の場所に選び、特殊な金属と極端に固い石を使って永遠の都市を建設しました。この文明は、ナイル川に沿った肥沃な土地から二つの大きな湖を取り囲む岸辺の地域へと広がり栄えたのです。村や共同体は人々が一つに交流するという理想のうえに作られ、常に自然と調和していました。

ナイルの川の水は人口の多い谷へと引かれ、さまざまなタイプの農業が実践されて、異種交配による新しい種が生み出されていました。現在の考古学では、地中海の底に二百以上の町が沈んでいること、そしてそれはアフリカ大陸を抜けたナイルの流れに沿って存在していることが実証されています。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.27-28)


川


記事更新日:2023/09/14

アトランティスに関する文献

古代ギリシアの哲学者プラトン(紀元前427~347年)は、紀元前370年に、彼の著書『ティマイオス』とその続編『クリティアス』という二つの対話篇の中で、アトランティスについて描写しています。

プラトン著「ティマイオス」(Wikipediaより)
プラトン著「クリティアス」(Wikipediaより)

プラトンによれば、アトランティスの崩壊は、彼が生まれた紀元前427年よりおよそ1万年前に起きたとし、場所はジブラルタル海峡から少し離れた大西洋上の島だったと述べています。

ドイツ出身の学者アタナシウス・キルヒャーは、1699年にアムステルダムで、アトランティスに関する本を出版しました。この本に載っているアトランティス大陸の地図は、北が下で南が上になっていて、右側がアメリカ大陸、左側がアフリカ大陸です。

アタナシウス・キルヒャー(Wikipediaより)


Map of Atlantis, from 'Mundus Subterraneus', 1665-68
アトランティス


アカシックレコードには、アトランティスは世界的な文明であり、その中心はオスシーラの谷にあったと記録されています。オスシーラとはアカシックレコードにおける表記で、現在では「地中海」と呼ばれている場所です。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.27)


記事更新日:2023/09/14

序章「はじめに」

レムリアの人々は現在私たちが行っているように地球の資源を利用していましたが、アトランティスの人々は地球のエーテル体の質量から言葉による指令を下すことで物質を生み出していました。この完璧に自然と調和する Knowing Way(叡智の道)のテキストは、聖杯の血統、つまりイエスとマリアの地下にもぐった子孫(秘密教団)を通して私たちまでに伝えらえたのです。
(ゲリー・ボーネル著「アトランティスの叡知」p.26)


宇宙


記事更新日:2023/09/14

アトランティスの叡智・序章(目次)

2000/01/03 アトランティスに関する文献
2000/01/04 アトランティスの誕生と発展
2000/01/05 アトランティスの代表的なテクノロジーⅠ「想念エネルギー」
2000/01/06 アトランティスの代表的なテクノロジーⅡ「幾何学エネルギー」
2000/01/07 アトランティスの崩壊
2000/01/08 菩薩と三位一体の魂のグループ
2000/01/09 叡知の道を伝える光の兄弟たち
2000/01/10 レムリア人とレムリア文明のゆくえ
2000/01/11 ホワイトブラザーフットとアトランティス人
2000/01/12 エジプトの神官に伝えられた叡智の道
2000/01/13 レムリアから中東に伝えられた叡智の道
2000/01/14 ペルシャからローマに伝えられた叡智の道
2000/01/15 キリストに伝えられた叡智の道
2000/01/16 パシレイデス派に伝えられた叡智の道
2000/01/17 神聖騎士団に伝えれられた叡智の道
2000/01/18 チベットに伝えられた叡智の道

「創造主としての神」対「全知全能の神」 Creator God vs. God Almighty
2000/01/19 汝自身を知れ
2000/01/20 イエスが説いた叡智の道と聖書の問題
2000/01/21 東洋における叡知の道とその未来

聖なる難題 Holy Conundrum
2000/01/22 大いなる創造のどこに自分たちがいるのか
2000/01/23 世界にいながらこの世界に従属しないこと


星空


記事更新日:2023/09/14
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