マルセイユタロットが神聖なものであることは、どのカードも上部と下部、右側と左側が決して同じではないことで示されています。大まかに見ると上下や左右が対称的に見えても、細部は反復を拒んでいます。これは神の仕業であり、私たちに「見る」という訓練をさせていることになります。そして神のメッセージに気づくことができるか否かは、マルセイユタロットを扱うひとりひとりの霊性にかかっています。


1.宮廷カードにおける「4=3:1」の法則


宮廷カードの絵柄は「4=3:1」の法則に基づいています。小姓、女王、王、騎士という4種の役柄別に分けたそれぞれの組の4枚を見てみると、4枚のうち3枚は共通で1枚は例外というものが際限なく発見できます。また、剣、杯、杖、玉という4種の象徴別に分けたそれぞれの組の4枚を見てみると、4枚のうち3枚は共通で1枚は例外というものが際限なく発見できます。

◎役柄別における「4=3:1」の法則
 ▶宮廷カード「4=3:1」の法則(役柄別) 

01剣の小姓05杯の小姓09杖の小姓13玉の小姓
02剣の女王06杯の女王10杖の女王14玉の女王
03剣の王07杯の王11杖の王15玉の王
04剣の騎士08杯の騎士12杖の騎士16玉の騎士


◎役柄別における「4=3:1」の法則
 ▶宮廷カード:4=3:1」の法則(象徴別) 

01剣の小姓02剣の女王03剣の王04剣の騎士
05杯の小姓06杯の女王07杯の王08杯の騎士
09杖の小姓10杖の女王11杖の王12杖の騎士
13玉の小姓14玉の女王15玉の王16玉の騎士



2.「4=3:1」「3=2:1」の法則

宮廷カードの絵柄は「4=3:1」の法則に基づいています。この法則にはさらに奥義があり、同じ3つのうち2つは似通っているという「4=3:1」「3=2:1」の法則となっています。

この法則は大アルカナにも見られますので、宮廷カードを観察する前に、まずは大アルカナのカードを観察してみましょう。

大アルカナ「世界」
a21

★後光のシンボルに見られる「4=3:1」の法則
 ・後光がある(天使、鷲、獅子)、後光がない(牛)

★後光のシンボルに見られる「4=3:1」「3=2:1」の法則
 ・翼がある(天使、鷲)、翼がない(獅子)
 ・黄金の体毛(獅子、鷲)、二色の衣装(天使)
 ・顔が正面(天使、獅子)、顔が横顔(鷲)


大アルカナで「4=3:1」「3=2:1」の法則をもつカード
01軽業師a06a21

a18a20



宮廷カードの絵柄は「4=3:1」の法則に基づいています。この法則にはさらに奥義があり、同じ3つのうち2つは似通っているという「4=3:1」「3=2:1」の法則となっています。下記にその例をご紹介します。

小姓のカード4枚
01剣の小姓05杯の小姓09杖の小姓13玉の小姓

1人だけ帽子を被ってない
05杯の小姓 
 01剣の小姓09杖の小姓13玉の小姓

1人だけベレー帽
09杖の小姓 
 01剣の小姓13玉の小姓



剣のカード4枚
01剣の小姓02剣の女王03剣の王04剣の騎士

1人だけ左手が隠れている
04剣の騎士
01剣の小姓02剣の女王03剣の王

1人だけ片手に何も持ってない
02剣の女王
01剣の小姓03剣の王





カードの著作権:
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com


記事更新日:2026/07/12