◎言霊
は地なり。地は総(すべ)て水のをなす故に、は水火の灵にして、水火交はらねは、水のをなすことなし。父の火と、母の水と交るか故に、一滴の水のをなす如(ごとく)、は地にして、水火の凝故に、水のをなす。水のは、則(すなはち)露なり。さて、露の語は、は渦巻こと。は火水の和にして、水火和してをなす。は水火の灵の故に、水昇りて、玉のをなす。是をツユと云。たゝ、千草の葉に置ツユのみに非。人及(および)一切の鳥獣迄(まで)も、此形をなすの始めは、水のの一滴の始め也。ツユ也。其ツユの形をなす処は、天に顕、地によりて、形をなす也。今、母胎にありて、始めて形を成すか如し。は地に位して、一滴のツユをなす処ゆへ、の音にをなすと有。
(山口志道「言霊秘書」p.422-423)


◎言霊
露の字に、月令に露は見(アラハ)るゝ也と有も、形無の天地の火水、今形あらはすか故に、露をなす。父母の一滴、又(また)然(しか)り。露(ツユ)は、天地交合の一滴なり。故に、アラハスの訓あり。父母形無のいき交合して、一滴のツユをなす。是、氣垂(キタル)と言う。
(山口志道「言霊秘書」p.474)


葉


記事更新日:2026/07/19