◎言霊ソ❺
ソの音は白(シロ)也。総て、此五十連の音を解くに、其音々々に盾(したご)ふて、能(よく)音の全躰を定めて解くことにして、先(ま)つホの音なれは、おこると云か全躰也。今此ソの音は、上のコの音の火と、ロの音の水と與て、火、水中に隠れて、昇水と共にのほる水の音なれは、昇ると云か全躰也。昇ると云に付て、出る法則あり。コの音の火とロの音の水と與みて、コの火、ロの濁水の中に隠れて、昇水と水の昇ると云音なれは、昇る水に付て、出る法則あり。又、火の隠るゝと云に付て、出る法則あり。又、火は入、水は昇るの両義をかねて、出る法則あり。上に形無也とあるは、火の形隠れたるによりて、出る法則なり。又、揃(ソロフ)と有は、火は水の為に水中に入と、水は火の為に昇ると、両義に付て出る法則なり。如レ此、コの一音の本躰に付て云こと故に、其差別の有と知るへし。已下の法則も、如レ此。今、白キ也とある法則は、昇る水の灵の義にして、昇れは水は必(かならず)澄み、清きなり。上のラリルレロの濁水の音は、濁(ニコル)故に降(クタル)水也。今、ソの音は昇る水の故に、清して、白(シロ)也の法則出る也。ハハソバ(柞素葉)などゝ云ときは、ソは白きことにして、ハ(葉)の白(シロ)きと云こと。
ソの音は白(シロ)也。総て、此五十連の音を解くに、其音々々に盾(したご)ふて、能(よく)音の全躰を定めて解くことにして、先(ま)つホの音なれは、おこると云か全躰也。今此ソの音は、上のコの音の火と、ロの音の水と與て、火、水中に隠れて、昇水と共にのほる水の音なれは、昇ると云か全躰也。昇ると云に付て、出る法則あり。コの音の火とロの音の水と與みて、コの火、ロの濁水の中に隠れて、昇水と水の昇ると云音なれは、昇る水に付て、出る法則あり。又、火の隠るゝと云に付て、出る法則あり。又、火は入、水は昇るの両義をかねて、出る法則あり。上に形無也とあるは、火の形隠れたるによりて、出る法則なり。又、揃(ソロフ)と有は、火は水の為に水中に入と、水は火の為に昇ると、両義に付て出る法則なり。如レ此、コの一音の本躰に付て云こと故に、其差別の有と知るへし。已下の法則も、如レ此。今、白キ也とある法則は、昇る水の灵の義にして、昇れは水は必(かならず)澄み、清きなり。上のラリルレロの濁水の音は、濁(ニコル)故に降(クタル)水也。今、ソの音は昇る水の故に、清して、白(シロ)也の法則出る也。ハハソバ(柞素葉)などゝ云ときは、ソは白きことにして、ハ(葉)の白(シロ)きと云こと。
(山口志道「言霊秘書」p.458)




















































































