◎言霊ア❸
天(アメ)は、アは空中の水灵にして、メは回ること。空中の水の回るを、アメと云。空中の水は、常に回(めぐる)を以(もて)躰とす。時有て回るに非。何れの水も、回らさるはなけれとも、時に回らさること有。今、空中の水は常々回れとも、目に見へるものに非。目には見えされとも、常に回りて、昇り降りするときは、中(う)ちの陽の火の和して、水の形をなして降る。此時、初て人是(これ)をみて、アメと云。是、初めてのアメにあらされとも、空中の火氣に和せさるときは回れとも、人の目にはみえさるか故に、アメ也と知らす。火氣の和して、水の形をなす処にて、初て人アメと云。故に、アメは空水の回る水の故に、空中に有て、降る道をアメ(雨)と云。正しく地に落ちて後、水と唱て、アメとはいはず。如レ此、空中の水の回るに付て、アメと云名をなす。其空中に回る水の灵は、此アの音故に、アメをたゞアとも云。人のアタマと云も、皆アメの灵と云こと也。
(山口志道「言霊秘書」p.416)

記事更新日:2026/05/11天(アメ)は、アは空中の水灵にして、メは回ること。空中の水の回るを、アメと云。空中の水は、常に回(めぐる)を以(もて)躰とす。時有て回るに非。何れの水も、回らさるはなけれとも、時に回らさること有。今、空中の水は常々回れとも、目に見へるものに非。目には見えされとも、常に回りて、昇り降りするときは、中(う)ちの陽の火の和して、水の形をなして降る。此時、初て人是(これ)をみて、アメと云。是、初めてのアメにあらされとも、空中の火氣に和せさるときは回れとも、人の目にはみえさるか故に、アメ也と知らす。火氣の和して、水の形をなす処にて、初て人アメと云。故に、アメは空水の回る水の故に、空中に有て、降る道をアメ(雨)と云。正しく地に落ちて後、水と唱て、アメとはいはず。如レ此、空中の水の回るに付て、アメと云名をなす。其空中に回る水の灵は、此アの音故に、アメをたゞアとも云。人のアタマと云も、皆アメの灵と云こと也。
(山口志道「言霊秘書」p.416)















































































