◎言霊カシラ(p.132)
頭(カシラ)のカとは、火の灵の昇(ノホル)なり。シラの反サにて、サは水の灵の昇(ノホル)なり。此サ カの二灵は、天地の水火(イキ)高(たかく)昇(のぼる)を宰(ツカサトル)。人胎内(たいない)の水火(イキ)昇(ノホリ)極(キハマル)所の名なり。故に、月代(サカイキ)と云。或は、笠(カサ)、柳頭(カサシ、カサス)、坂(サカ)、累(カサネ、カサヌ)、如レ是、サ カの二音は、高(タカキ)を宰なり。
(山口志道「言霊秘書」p.132)
◎言霊ハ❾
髪(カミ)と云は、カは暉火の灵にして、即(すなはち)火也。ミは水の灵なり。惣(すべ)てのもの生するは、火水の息、出入するによりて生するもの也。故に、口は更なり、惣身の穴よりの、火水の息の自然に出入をなす故に、眼耳鼻口、都(すべ)て穴ある処、別して毛を生す。其中に、首(かし)らは水火の息の起る処也。故に、毛と云(いは)す、別してカミと号(なづ)くる。又、カシラの語は、カは暉火の灵にして、火の昇る灵。シラは、反(カヘ)しサにして、サは昇水の灵。水の昇るなり。故に、胎内の水火の氣、昇り極る所故に、カシラと云。又、髪の毛をサカイキと云は、総(すべ)てカ サの二音は、水火の昇る音の故に、高きを宰る。其例。坂、笠、重ね、嵩(カサム)。皆、高きを宰る音故に、カミ也とある。水火より生る毛なれは、ハの音に髪の法則をなすことむべなり。惣て、諸(もろもろ)の毛は、水火の息より生して、皆カミなれとも、水火の息昇り極て生する処の故に、別してすくれたるに順ふて、カシラの毛をカミと云也。
(山口志道「言霊秘書」p.413-414)
◎言霊ナ❽
頭(カシラ)のことを、何そナと云や。カシラとは、息の昇る所。いきの昇る限りは、是(これ)和(ヤワラ)き凝(コリ)の極る処也。上に解く如く、ナの音は天に位して、息の和する音の故に、カシラは天に位して、息の凝極る処ゆへに、ナの音にカシラ(頭)とある。ウナヒ、ウナシ、と云如し。
(山口志道「言霊秘書」p.445-446)

頭(カシラ)のカとは、火の灵の昇(ノホル)なり。シラの反サにて、サは水の灵の昇(ノホル)なり。此サ カの二灵は、天地の水火(イキ)高(たかく)昇(のぼる)を宰(ツカサトル)。人胎内(たいない)の水火(イキ)昇(ノホリ)極(キハマル)所の名なり。故に、月代(サカイキ)と云。或は、笠(カサ)、柳頭(カサシ、カサス)、坂(サカ)、累(カサネ、カサヌ)、如レ是、サ カの二音は、高(タカキ)を宰なり。
(山口志道「言霊秘書」p.132)
◎言霊ハ❾
髪(カミ)と云は、カは暉火の灵にして、即(すなはち)火也。ミは水の灵なり。惣(すべ)てのもの生するは、火水の息、出入するによりて生するもの也。故に、口は更なり、惣身の穴よりの、火水の息の自然に出入をなす故に、眼耳鼻口、都(すべ)て穴ある処、別して毛を生す。其中に、首(かし)らは水火の息の起る処也。故に、毛と云(いは)す、別してカミと号(なづ)くる。又、カシラの語は、カは暉火の灵にして、火の昇る灵。シラは、反(カヘ)しサにして、サは昇水の灵。水の昇るなり。故に、胎内の水火の氣、昇り極る所故に、カシラと云。又、髪の毛をサカイキと云は、総(すべ)てカ サの二音は、水火の昇る音の故に、高きを宰る。其例。坂、笠、重ね、嵩(カサム)。皆、高きを宰る音故に、カミ也とある。水火より生る毛なれは、ハの音に髪の法則をなすことむべなり。惣て、諸(もろもろ)の毛は、水火の息より生して、皆カミなれとも、水火の息昇り極て生する処の故に、別してすくれたるに順ふて、カシラの毛をカミと云也。
(山口志道「言霊秘書」p.413-414)
◎言霊ナ❽
頭(カシラ)のことを、何そナと云や。カシラとは、息の昇る所。いきの昇る限りは、是(これ)和(ヤワラ)き凝(コリ)の極る処也。上に解く如く、ナの音は天に位して、息の和する音の故に、カシラは天に位して、息の凝極る処ゆへに、ナの音にカシラ(頭)とある。ウナヒ、ウナシ、と云如し。
(山口志道「言霊秘書」p.445-446)















































































