◎言霊マ❺
間(マ)。マの音は、向ふ也と有。故に、一と間(ひとま)、二た間(ふたま)と水切(シキリ)しきつて、向ひ合ふ正中を云ふの始なり。妹背のことをツマと云も、ツは続こと。マは向ふことにして、続き向ふの語也。故に、夫は婦をツマと云(いひ)、婦は夫をツマと云(いふ)。これ、つゝき向ふ法則の故に、互にツマの名あり。画法にツマトリと云て、夫婦の鳥を画くときは、先へ行く鳥は口を開いて後へ向ひ、迹(あと)より行く鳥は口を開かすに先の鳥に向こと、これを妻鳥(ツマトリ)と云。これ、つゝき向ふの法則なり。是等は、仏家に云アウムの法又(また)同し。アは空躰にして、口を開く。ウムは陽灵にして、口を閉る也。故に王の開合は、アウムを表す。是を、ツマと云。すべて、つゝき向ふ物の名なり。つゝき向ふときは、独(ひとり)に非ず。必(かならず)対することあり。故に、間(マ)と云も、為限々々(しきりしきり)と向ひ対するの語。
(山口志道「言霊秘書」p.517)
男も女も、互にツマと云。男には女をツマと云(いひ)、女は男をツマと云(いふ)義をなす。今、マは向ふの音ゆへに、女也 男也とあり。
(山口志道「言霊秘書」p.521)

記事更新日:2026/04/01間(マ)。マの音は、向ふ也と有。故に、一と間(ひとま)、二た間(ふたま)と水切(シキリ)しきつて、向ひ合ふ正中を云ふの始なり。妹背のことをツマと云も、ツは続こと。マは向ふことにして、続き向ふの語也。故に、夫は婦をツマと云(いひ)、婦は夫をツマと云(いふ)。これ、つゝき向ふ法則の故に、互にツマの名あり。画法にツマトリと云て、夫婦の鳥を画くときは、先へ行く鳥は口を開いて後へ向ひ、迹(あと)より行く鳥は口を開かすに先の鳥に向こと、これを妻鳥(ツマトリ)と云。これ、つゝき向ふの法則なり。是等は、仏家に云アウムの法又(また)同し。アは空躰にして、口を開く。ウムは陽灵にして、口を閉る也。故に王の開合は、アウムを表す。是を、ツマと云。すべて、つゝき向ふ物の名なり。つゝき向ふときは、独(ひとり)に非ず。必(かならず)対することあり。故に、間(マ)と云も、為限々々(しきりしきり)と向ひ対するの語。
(山口志道「言霊秘書」p.517)
男も女も、互にツマと云。男には女をツマと云(いひ)、女は男をツマと云(いふ)義をなす。今、マは向ふの音ゆへに、女也 男也とあり。
(山口志道「言霊秘書」p.521)



















































































