◎言霊ウ❹※ア行
暗(クラキ)に、神秘あり。先、語を解かは、クは與こと。ラは省け。キは火水の息の與こと。くみくみて、何れか火、何れか水とも文(あや)め分らぬを暗(クラキ)と云。世の人、夜にあらされは暗きと云ことなしと思へとも、白昼にても道に暗き、理に暗き、学に暗きなと云も、君臣父子の文(あや)分らす、何れも知らすに、主を主とも思はす、父兄を父兄とも思はす、君臣父子夫婦兄弟朋友の文(あや)分らぬを、クラキと云。是、夜に限ることにあらす。又、何れに人ありや、何れに家ありやと、日月も見へさる故に、これを暗と云。此は、夜の暗き也。夜のヨは與ことにして、又ヤミ(闇)とも云。ヤは文(あや)をなすこと。アヤに陰気の水をくむこと。惣(すべ)てクミ、クメは、文(あや)め分らぬものなり。今、渾沌の胞衣の中に、水火くみくみて、くみ、みち、あふれ、吹浮み、昇らんとする程のウの灵故に、孰(いず)れか火、孰(いず)れか水と、高美産巣日の神、神産巣日の神、両神合躰の至り、極りにして、あや分らぬ故に、ウの灵に暗(クラキ)とある。是故に、ウハタマと云ときは、ウは暗きこと故に、ウバタマノヤミ、ウは玉の夜とも枕詞に置なり。このウの音に、暗きの義ありと知るへし。
暗(クラキ)に、神秘あり。先、語を解かは、クは與こと。ラは省け。キは火水の息の與こと。くみくみて、何れか火、何れか水とも文(あや)め分らぬを暗(クラキ)と云。世の人、夜にあらされは暗きと云ことなしと思へとも、白昼にても道に暗き、理に暗き、学に暗きなと云も、君臣父子の文(あや)分らす、何れも知らすに、主を主とも思はす、父兄を父兄とも思はす、君臣父子夫婦兄弟朋友の文(あや)分らぬを、クラキと云。是、夜に限ることにあらす。又、何れに人ありや、何れに家ありやと、日月も見へさる故に、これを暗と云。此は、夜の暗き也。夜のヨは與ことにして、又ヤミ(闇)とも云。ヤは文(あや)をなすこと。アヤに陰気の水をくむこと。惣(すべ)てクミ、クメは、文(あや)め分らぬものなり。今、渾沌の胞衣の中に、水火くみくみて、くみ、みち、あふれ、吹浮み、昇らんとする程のウの灵故に、孰(いず)れか火、孰(いず)れか水と、高美産巣日の神、神産巣日の神、両神合躰の至り、極りにして、あや分らぬ故に、ウの灵に暗(クラキ)とある。是故に、ウハタマと云ときは、ウは暗きこと故に、ウバタマノヤミ、ウは玉の夜とも枕詞に置なり。このウの音に、暗きの義ありと知るへし。
(山口志道「言霊秘書」p.400-401)
◎言霊ウ❹※ワ行
ア行のウの処にて解か如し。
(山口志道「言霊秘書」p.400-401)
◎言霊ミ❽
惣(すべ)て、文(あや)め分らぬを、暗(クラキ)と云。ミは渦巻ことにして、文(あや)分らぬ故に、ミを暗(クラキ)と云。都(すべ)て、火(ヒ)は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(あやめ)分らぬものなり。昼(ヒル)は火(ヒ)の故に、物を分つこと明か也。夜(ヨル)は水の故に、文(あや)分らされは、今ミの音に暗(クラキ)也とある。
(山口志道「言霊秘書」p.408)
◎言霊ヌ❷
暗(クラキ)也。ヌバ灵の闇なとゝつゝくは、此故也。
(山口志道「言霊秘書」p.441)
◎言霊カ❼
黒(クロキ)也の心と大旨同しき也。
(山口志道「言霊秘書」p.476)
◎言霊ミ❽
惣(すべ)て、文(あや)め分らぬを、クラキと云。ミは渦巻ことにして、文(あや)分らぬ故に、ミを暗(クラキ)と云。都(すべて)、火は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(あやめ)分らぬものなり。昼(ヒル)は火(ヒ)の故に、物を分つこと明か也。夜(ヨル)は水の故に、文(あや)分らされは、今ミの音に暗(クラキ)也とある。
(山口志道「言霊秘書」p.408)
◎言霊ム❺
暗(クラキ)也。此ムの音は、無(ナキ)也、空(ムナシ)き也と有て、則(すなはち)暗(クラ)きと云。道の文目(あやめ)分らさるを、道に暗きと云。則、無と云こと、又ムバ玉と云ときのムは、暗きこと故に、ムはムバ玉ノ暗(クラキ)と云につゝく。故に、今ムの音に暗き也と有。
◎言霊ウ❹※ワ行
ア行のウの処にて解か如し。
(山口志道「言霊秘書」p.400-401)
◎言霊ミ❽
惣(すべ)て、文(あや)め分らぬを、暗(クラキ)と云。ミは渦巻ことにして、文(あや)分らぬ故に、ミを暗(クラキ)と云。都(すべ)て、火(ヒ)は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(あやめ)分らぬものなり。昼(ヒル)は火(ヒ)の故に、物を分つこと明か也。夜(ヨル)は水の故に、文(あや)分らされは、今ミの音に暗(クラキ)也とある。
(山口志道「言霊秘書」p.408)
◎言霊ヌ❷
暗(クラキ)也。ヌバ灵の闇なとゝつゝくは、此故也。
(山口志道「言霊秘書」p.441)
◎言霊カ❼
黒(クロキ)也の心と大旨同しき也。
(山口志道「言霊秘書」p.476)
◎言霊ミ❽
惣(すべ)て、文(あや)め分らぬを、クラキと云。ミは渦巻ことにして、文(あや)分らぬ故に、ミを暗(クラキ)と云。都(すべて)、火は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(あやめ)分らぬものなり。昼(ヒル)は火(ヒ)の故に、物を分つこと明か也。夜(ヨル)は水の故に、文(あや)分らされは、今ミの音に暗(クラキ)也とある。
(山口志道「言霊秘書」p.408)
◎言霊ム❺
暗(クラキ)也。此ムの音は、無(ナキ)也、空(ムナシ)き也と有て、則(すなはち)暗(クラ)きと云。道の文目(あやめ)分らさるを、道に暗きと云。則、無と云こと、又ムバ玉と云ときのムは、暗きこと故に、ムはムバ玉ノ暗(クラキ)と云につゝく。故に、今ムの音に暗き也と有。
(山口志道「言霊秘書」p.512)


記事更新日:2026/09/13














































































