1.古代エジプトとブリテン諸島の開拓
古代ギリシャの歴史家カエサレアのエウセビオスの書作には、古代エジプトで星の運行に従った聖なる儀式が行われていたことと、儀式を執り行う際の聖具として七つの惑星に対応する金属を使っていたことが書かれています。当時のエジプトでは、木星に対応する金属である錫(すず)が採掘できませんでした。このため、人々が錫を求めて航海に出て、錫を産出する島々(現在のブリテン諸島)を発見しました。エジプトではこの島々の開拓団が組織され、その組織のトップとして、エジプトの王女スコタ(Scota)がイシスの女神の祭祀をつかさどる斎宮として遣わされました。スコットランドという地名はスコタの土地という意味であり、スコタ王女の子孫である故オリヴィア・ロバートソンはイシスの女神の祭祀である密儀(musteria)を執り行っていました。ドルイドやウィッチとよばれる魔法の賢者たちも、イシスの密儀の伝統を受け継いでいます。これらはアングロサクソン族がこの島々にやってくる前の出来事であり、古代エジプトの影響やケルト文化とつながりを示すものです。
古代ギリシャの歴史家カエサレアのエウセビオスの書作には、古代エジプトで星の運行に従った聖なる儀式が行われていたことと、儀式を執り行う際の聖具として七つの惑星に対応する金属を使っていたことが書かれています。当時のエジプトでは、木星に対応する金属である錫(すず)が採掘できませんでした。このため、人々が錫を求めて航海に出て、錫を産出する島々(現在のブリテン諸島)を発見しました。エジプトではこの島々の開拓団が組織され、その組織のトップとして、エジプトの王女スコタ(Scota)がイシスの女神の祭祀をつかさどる斎宮として遣わされました。スコットランドという地名はスコタの土地という意味であり、スコタ王女の子孫である故オリヴィア・ロバートソンはイシスの女神の祭祀である密儀(musteria)を執り行っていました。ドルイドやウィッチとよばれる魔法の賢者たちも、イシスの密儀の伝統を受け継いでいます。これらはアングロサクソン族がこの島々にやってくる前の出来事であり、古代エジプトの影響やケルト文化とつながりを示すものです。

2.イシスの女神を崇拝する二つの道
キリスト教がヨーロッパ全土に広がるにつれ、キリスト教以外のものを信じてはならないという異教禁止令が各地で発布されました。それまで長く地母神として愛され崇敬されていた女神信仰が弾圧され、イシスの女神を祀った御社(みやしろ)の上に、キリスト教会や大聖堂が建立されるようになったのです。そのほとんどが聖母マリアに奉納された教会となっています。
こうした状況の中、イシスの女神を崇拝する人々が二つに分かれ、それぞれの道を辿ります。一つ目の道は、イシスの女神と聖母マリアと同一視することです。その結果、イシスとその子ホルスはキリスト教会の中でイエスを抱く聖母子像として崇拝されるようになりました。
聖母子像

イシス崇拝が根底にある黒いマリア

二つ目の道は、イシスの女神の祭祀をつかさどっていた巫女たちが隠れた場所に簡易な神殿を作って祀ったり、秘密結社という形で古代の密儀を口伝で継承したりするものでした。薔薇十字団などの各種フリーメーソンにおいて、教義と儀式体系の奥義にイシスの女神の密儀が使われています。古今東西、太古の神は女性の姿をしており、大地の母を女神として崇拝するのは自然なことでした。女神崇拝は人類にとって最古の宗教であり、旧石器時代から数えて少なくとも数万年の歴史を有しています。一方、父なる神の信仰の歴史は6000年ほどであり、女神崇拝の方がはるかに古いことがわかります。
3.女神崇拝と密儀
古代の密儀は女神と結びついており、古今東西、驚くほどよく似た儀式が世界の各地に伝わっています。世界で崇拝されている女神は皆、ひとつの柱である女神の化身です。
密儀とは、隠されたところでなされる特殊な力とかかわりを持つ儀式のことで、特殊な力を女神として崇拝することを女神崇拝といいます。女神崇拝は非常に繊細であり、どのようなものとも融合するほどしなやかで、生命を育むためのものを無限に生み出せる豊穣の神です。古代では巫女の役割をもつ女性が豊穣の女神とつながり、占いをし、男性が審神者や記録者として協力するのが祭祀の一つの形でした。
一般的な礼拝の場合、人々は女神の彫刻や絵画を見ているのにとどまりますが、密儀のイニシエーションにおける女神は偶像でないため、人々はその特殊な力に直(じか)に触れ、神というものが特殊な力の異名であると知ります。インドのラクシュミー、中国の女媧(じょか)や嫦娥(じょうが)、日本の木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)など、女神の呼び名はさまざまです。女神がいろいろな名前でこの世界に豊穣をもたらしていることから、その多様かつ柔軟な現れ方がよくわかります。
〔密儀に関する資料〕
◎ギリシャの巫女ディオティマ
◎イギリスのダーナ、ブリギット、フレイヤ
◎沖縄県南城市久高島に伝わるイザイホー

記事更新日:2025/05/13
















































































