アイウエオの五十音は、天地の神々、または宇宙の万物をあらわす祝詞として、古くから神事のなかで奉唱されてきました。アイウエオの五十音は、5個の母音と10個の父音から成り、これらを組み合わせることによって、天地の神々、または宇宙の万物を表現します。そして最後のン音(ウン)で五十音を一つに包含させます。

《アイウエオ五十音表:母音》

ワラヤマハナタサカア
ヰリイミヒニチシキイ
ウルユムフヌツスクウ
ヱレエメヘネテセケエ
ヲロヨモホノトソコオ
ン(ウン)

《アイウエオ五十音表:父音》
ワラヤマハナタサカア
ヰリイミヒニチシキイ
ウルユムフヌツスクウ
ヱレエメヘネテセケエ
ヲロヨモホノトソコオ
ン(ウン)


アイウエオの五十音に、古神道の陰陽の原理を当てはめると、次のようになります。

陽から陰へ進む
陰の位 ←  ←  ←  ←  ←  ← 陽の位
ワラヤマハ ナタサカア
ヰリイミヒ ニチシキイ
ウルユムフ ヌツスクウ
ヱレエメヘ ネテセケエ
ヲロヨモホ ノトソコオ
陰の位 →  → → →  →  → 陽の位
陰から陽へ進む


〈参考文献〉
◎正気久会 p.86-87
国産み


記事更新日:2026/02/07