スワスチカは鉤十字とも呼ばれ、一般的に創造的な渦のシンボルとされ、周りには放射状の階層が作り出されます。スワスチカは中心を巡る回転運動、顕現しつつある神的原理の運動を明らかに示すことから古代では救世主のシンボルとされていました。インドではこのシンボルは法の車輪(ダルマチャクラ)を示すものとしてブッダの印、または知識の神であるガネーシャの印となりました。中国ではスワスチカは一万という数を象徴するもので、一万は存在と顕現の総数を意味します。これは漢字の万の原形であり、正方形的空間すなわち大地の四方向が中心から発して水平的に拡大するさまを表しています。


1.まんじのシンボル

まんじ


◎回転
 ・右回り:かざぐるま(創造)
 ・左回り:ひっかける(破壊)



2.スワスティカのシンボル

まんじ


サンスクリット語のスワスティカ(swastika, svastika)は、「幸運」を意味し、このシンボルを身につけた人に幸運をもたらすとされています。スワスティカは世界最古のシンボルといわれ、さまざまな文明の中で見つけることができます。

◎回転
・左回り:かざぐるま(創造)
・右回り:ひっかける(破壊)



3.派生したシンボル

◎ルーン文字
 ・No.13 ユル
 ・No.16 シゲル


◎マルセイユタロット(カードの中心の花)
18杯

左右にその片鱗がある
15杯




◎禍を起こした例
 ・ナチスのハーケンクロイツ(鉤十字)



4.北斗七星とまんじのシンボル

スワスチカの中心には北極星があり、これを形成する4本の腕は、直角定規形をしたギリシア文字のガンマ(Γ)と同じ形で、北極星を巡る北斗七星の四つの基本位置を表しています。北斗七星は導きの中心または照らしの中心を象徴します。

北斗七星はおおぐま座にある周極輝星です。北斗七星は、おおぐま座の北極星の周りにあり、季節によって同じ時刻に北斗七星を見ることができます。

まんじのシンボル


まんじのシンボル


スワスチカ(鉤十字)は旋風(創造的な渦)のシンボルであり、その周りには階層構造が放射状に広がります。スワスチカは中心の周りに生じる回転運動、つまり神の原理が顕現するための作用を示し、長い間キリストのシンボルとされていました。インドでは法輪(ダルマチャクラ)に似ていることからブッダのシンボルとされましたが、同時に、知識の神ガネーシャのシンボルでもありました。中国ではスワスチカは万という数のシンボルであり、存在と顕現の総体を意味する。これは漢字の「万」の原形でもあり、風水の原型でもあり、中心から水平に広がる地球の四角い空間である四方を表しています。フリーメーソンのシンボルでは、スワスチカの中心に北極星があり、これを形成する4本の腕(正方形の形をしたギリシア文字のガンマ)はその周囲にある北斗七星の四つの基本位置を表しています。北斗七星は導きの中心または啓蒙(照らし)の中心を象徴しています。
(アレハンドロ・ホドロフスキー「タロットの宇宙」p.31)



記事更新日:2026/05/06