3 of Cups 杯の3
杯03
【❶】
【❷】
1.カードの観察(杯1~X)
【❶】 
◎杯のカードは杯と植物が描かれている。
 ・偶数のカードの植物が、奇数のカードの杯に変化している。
 ・杯の1:杯1個(11.07cm)
 ・杯の2:杯2個(04.07cm)・植物あり…紋章、生物(雄と雌)、3つ目の杯
 ・杯の3:杯3個(04.05cm)・植物あり…植物(実と根)
 ・杯の4:杯4個(04.05cm)・植物あり…植物(蓮)
 ・杯の5:杯5個(03.08cm)・植物あり…植物(花と実)
 ・杯の6:杯6個(03.08cm)・植物あり…植物(蓮)
 ・杯の7:杯7個(03.01cm)・植物あり…植物(葉)
 ・杯の8:杯8個(02.09cm)・植物あり…植物(花と葉)
 ・杯の9:杯9個(03.00cm)・植物あり…植物(葉)
 ・杯のX:杯X個(03.00cm・05.03cm)…植物なし
  ⇒杯のカードの観察
【❶】
11杯
12杯13杯
14杯15杯
16杯17杯
18杯19杯
20杯
【❶】
【❷】
【❸】
2.カードの観察(杯の3)
【❶】
◎杯の3は、杯の2から変容したシンボルがある。
 ・杯の2:植物の黄色の花托⇒杯の3:杯のボウルの部分
 ・杯の2:植物の赤色の茎穴⇒杯の3:植物の赤色の錘
 ・杯の2:植物の赤色の根本⇒杯の3:植物の黄色の根 
 ・杯の2:空色の生き物⇒杯の3:空色と赤色の果実
 ・杯の2:空色の生き物⇒杯の3:新しい若葉(カードの枠を超えそうになっている)
【❶】
12杯13杯
【❶】
【❷】

◎杯のカードは植物の実が描かれている。
 ・杯の3…左右に2つ
 ・杯の5…中央に1つ【❶】
【❶】
13杯15杯
【❶】
【❷】
◎杯が葉茎の内側と外側にある。
 ・上部の杯…葉茎の内側に1個ある。
 ・下部の杯…葉茎の外側に2個ある。
【❶】
杯の3と玉の3を並べると、ある共通点が現れます。杯の3は、上部の杯(1つ)を両脇から空色の葉が覆い、杯を保護しているように見えます。これは陰陽の波動から生み出された最初の杯であり、最初の奇数である3の性質を表しています。玉の3は、上部の玉(1つ)を両脇から赤色の茎が包み込んでいます。これは陰陽の波動から生み出された最初の玉であり、最初の奇数である3の性質を表しています。杯は霊性を表す空色の葉が覆っているのに対し、玉は地上での活動性を表す赤色の茎が包み込んでいます。しかし茎についている短い葉は杯の3のカードと玉の3のカードでは空色と赤色が正反対になっています。このことから、杯の3と玉の3はお互いに補足しあうカードであることがわかります。
【❶】
13杯33玉
【❶】
【❷】
【❸】

3.数カードの比較(杯と玉)
【❶】
◎杯と玉の並び方に一定の法則がある。
【❶】
11杯
12杯13杯14杯15杯16杯17杯18杯19杯20杯
32玉33玉34玉35玉36玉37玉38玉39玉40玉
31玉
【❶】
 ★数秘2…玉は上下、杯は左右に配置されている。
  ・玉の2…天地(垂直)を示す。潜在と顕在。浮き沈み。
  ・杯の2…左右(水平)を示す。動静。
【❶】
32玉12杯
【❶】
【❷】
 ★数秘3, 4, 5…杯と玉の配置は同じ。
【❶】
13杯14杯15杯
33玉34玉35玉
【❶】
【❷】 

 ★数秘6, 7, 8, 9, X…杯と玉の配置が違う。
  ・玉…3段(4枚)+4段(1枚)
  ・杯…4段(3枚)+5段(1枚)+6段(1枚)  
【❶】
16杯17杯18杯19杯20杯
36玉37玉38玉39玉40玉
【❶】
【❷】
【❸】
4.シンボルとその意味
【❶】
◎二色の果実(陰陽から生み出されるもの):
杯の2のカードで中央の植物に向かって対面している二匹の空色の生き物(陰陽の生き物)は、杯の3で二つの果実に変容しています。杯の2では中央の植物の花弁が空色と赤色の二色に分かれているのに対し、杯の3では空色と赤色が合体して一つの実になっています。このことから、杯の2で陰陽の二極に分かれていたものが、杯の3では陰陽が合体して新しいものが生まれることを意味します。空色は天のエネルギー、赤色は地のエネルギーを表すことから、杯の3は天地のエネルギーが合わさることで新しいものが生み出されることを示します。
【❶】

12杯13杯
【❶】
【❷】
◎二つの果実(陰陽から生み出されるもの):
杯の3に描かれている二つの果実はザクロの実を表します。ザクロは多くの実を持つことから、古代より豊穣、子孫繁栄、神の恵みを象徴する神聖な果実とされ、3000年前のソロモン神殿の柱の装飾にも用いられました。
ざくろ

旧約聖書の雅歌では「彼女の横顔はベールの陰にありザクロの片割れのよう」という言葉が二回出てきます(雅歌4-3, 6-7)。このことから、杯の3の二色の果実は、大アルカナの斎宮を覆っているベールの両端にある赤色と空色の内布(裏地)に対応します。そしてこの二枚のカードを並べると、杯の3で新しく誕生した杯(上部の杯)に斎宮が祈りを捧げているように見えます。
【❶】
3杯02女教皇
【❶】
【❷】

◎植物が示す三層のエネルギー:
杯の3で新しく誕生した杯(上部の杯)は、リム(カップの縁)の部分が二枚の葉で覆われています。rim の語源は車輪であり、それを二枚の葉で覆っているようすが大アルカナの斎宮のベールを彷彿とさせることから、杯はアカシックレコード(情報を蓄積させるもの)と関連することがわかります。リムの部分が二枚の葉で覆われているのに次いで、ステム(カップの脚)の部分には二つの果実がよりかかっています。stem は直訳すると植物の茎や幹、細長い軸を意味しますが、その語源は根本からくる原因、あるいは原因を堰き止めるという意味があり、物事が拡大していく流れをいったん抑えることを表します。杯の2では、ちょうどステムの部分に、左右から実が寄りかかっていて、新しい杯が生まれるときに、杯の1から2にかけて二つに分離し放射された陰陽それぞれのエネルギーが杯の3で合体し、果実となり、ここでいったんエネルギーが抑制されたことを示します。フットプレート(カップの台座)の部分は、真下から赤い芽または莟のようなものが出ており、そこから二つ目のハートの形が新しく生まれようとしています。このように、杯の3で新しく誕生した杯(上部の杯)は、下部の二つの杯と異なり、二枚の葉で覆われている天のエネルギー、二つの果実がよりかかっている中間部のエネルギー、赤い芽または莟が出ている地のエネルギーと、三層の異なるエネルギーによって育まれていることがわかります。またこの三層はアストラル界の三層と同一のものです。
【❶】
3杯ワイングラス
【❶】
【❷】
◎ハートの形:
杯の2に描かれている二匹の空色の生き物は、なんとなくハートの形を描いているように見えますが、杯の3に描かれているザクロの実ははっきりとしたハートの形に見えます。空色は霊性やエーテル体を表すもので、それが地上の世界においては気持ちや心へと変容します。創造の源から二つに分離した陰陽は、二極であるが故に引き合う性質をもち、互いに向かい合い、引き合う力や、あるいは正反対の性質による分離感など、さまざまな波動を生み出し、それが気持ちや心となっていきます。愛し愛され、そして愛が色褪せ、失望、愛憎、嫉妬や攻撃の感情に変化するのもこの陰陽がもつ波動の領域がもたらすもので、こういう心が織りなす体験の場をこのハートのシンボルが示しています。
【❶】
12杯13杯
【❶】
【❷】
【❸】

5.マルセイユタロットの関連カード
【❶】
◎数秘3(またはX3)の関連カード:
 ・数秘3(またはX3)は、誕生・破壊・二次的創造である。
  ⇒小アルカナ数カード:次元的リーディング法

03剣13杯23杖33玉

a03a13
女帝(生み出す)・XⅢ(刈り取り)
女帝(新緑色の腹巻)・XⅢ(枯葉)
数秘3=生と死
【❶】
【❷】
【❸】
6.数カードを使った占いとリーディング


◎
数秘の意味:
 ・数秘3は、数秘1と2からの創造と破壊(または再生)を意味する。
 ・数秘3は、数秘1と2から生み出されるものを意味する。
  ⇒数秘1は第一次存在、数秘2と3は第二次存在である。

◎聖なるシンボル:


a03a13
女帝(生み出す)・XⅢ(刈り取り)
女帝(新緑色の腹巻)・XⅢ(枯葉)



7.数カードを使った占いとリーディング
【❶】

◎数秘の意味:
 ・数秘3は、数秘1と2からの創造と破壊(または再生)を意味する。
 ・数秘3は、数秘1と2から生み出されるものを意味する。
  ⇒数秘1は第一次存在、数秘2と3は第二次存在である。
【❶】
◎聖なるシンボル:
 ・三種の神器 
 ・神殿(神の器)
 ・聖杯(神の血統)
 ・霊統
 ・血統
【❶】
◎四つのエレメント: 
 ・剣のエース…風
 ・杯のエース…水
 ・杖のエース…火
 ・玉のエース…土
【❶】
◎地上でのはたらき:
 ★融合
 ・循環
 ・流動
 ・融和
 ・浄化
 ・波紋
 ・波及
 ・情緒
 ・感情
 ・受容 
 ・恋愛
 ・結婚(契約は玉の2)
 ・伴侶
 ・投影
 ・結合
 ・愛情
 ・愛情のあるつながり
 ・出会いと創造
 
〈ネガテイブな現象〉
 ・過保護 
 ・過干渉 
 ・愛情による執着 
 ・色情狂的な錯乱
 ・不可能な愛への固執

◎小アルカナ数カードのリーディング法:
 ・小アルカナ数カード:次元的リーデイング法

小アルカナ数カード


カードの著作権:
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav bed-Dov, www.cbdtarot.com

記事更新日:2026/04/15