【❷】
・ヴェシカパイシスの内側と外側に植物のシンボルが描かれている。
【❶】

【❷】
◎奇数のカードは楕円の中心に直刀が描かれている。
・剣の3:赤色・諸刃・1本・太い(切込あり)9.9cm
・剣の5:赤色・諸刃・1本・太い(切込あり)9cm
・剣の7:赤色・諸刃・1本・細い(切込なし)8.4cm
・剣の9:赤色・諸刃・1本・細い(切込なし)7.8cm
・剣のX:空色・諸刃・2本・細い(切込なし)6.5cm
【❶】
◎剣の3, 5, 7, 9には一重円、二重円、三重円、四重円の片割れが浮上している。
・偶数のカードと合わせると、それぞれの円が完成する。
⇒剣のカードの観察
【❶】






【❷】
【❸】
【❶】
【❶】
【❶】



【❷】
・剣の10…2つ(他の2つはポンメルになっている)
・花の莟は剣のエースの柄(つか)と同じデザインである。
⇒四隅の配置は四つの基本方位による空間の結界や保護を意味する。
・楕円の玉…0個…楕円の玉=アイデア
・長細い棒…12個(黄色8個、赤色4個)…細長い棒=現実化
⇒剣の9と剣のXは装飾の数と形が同じ。
【❶】
【❸】
・交差している部分…空色
・交差してない部分…赤色または黒色
⇒剣と杖は対称的であり補完し合う関係であることを示している。
【❶】


・杖の2, 4, 6, 8
【❶】




【❷】
【❸】



◎剣のカードを並べて浮かび上がる円が3:1になっている。
・2枚並べて浮かび上がる円…3種類
・3枚並べて浮かび上がる円…1種類
【❶】
★剣のカードを2枚並べると3種類の円が浮かび上がる。
・2と3を並べると一重円。花と剣が一組。
・4と5を並べると二重円。花と剣が一組。
★剣のカードを3枚並べると4重の円が浮かび上がる。
・8と9とXを並べると四重円。花と剣が一組。
【❷】
大アルカナ22枚のうち、運命の輪のカード(No.X)と審判のカード(No.XX)は、愚者のカード(数秘なし)と世界のカード(No.XXⅠ)を除いた20枚を10枚ずつ二段に並べたとき、それぞれの段の終わりに置かれます。このことから、運命の輪のカードと審判のカードは一つのサイクルの終焉を表すことがわかります。
【❷】
【❷】
運命の輪は、輪の左右にそれぞれしがみついている二匹の生き物が、輪が回るごとに一方が上昇しもう一方が下降するという正反対の動きを繰り返します。これは重力に基づいた二極の存在を表し、輪が二極から生み出される二パターンのサイクルを創出することと、その背後にその輪の真ん中にあるクランク軸のハンドルを握ることで運命の輪を回している存在がいるということを示唆しています。このカードでは輪を回す存在は未知となっています。また、輪の外側には、剣を肩にかけて悠々と佇んでいる空色のスフィンクスがいて、運命の輪による幸・不幸の連鎖を断ち切るのはこのスフィンクスのもつ剣ということになります。このように運命の輪は、輪の内側で運命に翻弄されているさまざまな存在の様相を表しているものですが、審判のカードはさらにステージが上がり、天が開け、大天使の吹くラッパの音が鳴り響き、天上の世界に入る人とそうでない人の審判を下している様子を表しています。マルセイユタロットの審判のカードは、一見すると、ゾロアスター教、そしてアブラハムの宗教であるユダヤ教、キリスト教、イスラム教のもつ世界の終わりとその後を説く教義である終末論を描いているように思われることが多いです。古代の原始仏教から近代の大乗仏教まで非常に長い年月をかけて経典が作られていった仏教においては、この世の始まりや終わりについては抽象的な視点をもち、それについて考えることは戯論(意味のない議論)であるとして無記(答えない)という姿勢をとっている宗派が多いです。大乗仏教においては、この世の終わりという末法思想は釈迦の入滅後、教えがどのように伝わりどのように衰退していくかを示す正法、像法、末法という三時思想があり、その最後の時である末法は正しい法が隠れて実践されなくなるということで、キリスト教における最後の審判のような激しい終末観とは異なります。マルセイユタロットの審判のカードは、あらゆる宗教を超えた絵柄として見た場合、大天使の存在やラッパの音という比喩により、たとえ末法の世にあっても自らの周波数を高く、よく整えて過ごすことによって、次のサイクルを生きるための準備ができることを示していると思われます。


【❶】




◎ヴェシカパイシス(VP)と剣の関係:
・VPの外側にシンボルが出ている(剣先):剣の1, 3, 5, 7, 9
・VPの外側にシンボルが出ている(握り):剣のX
・VPの内側のシンボル:剣の2, 4, 6, 8
⇒剣のカードの観察
【❶】










左右二本の剣のクロス(X)=二極の完全なる統合
↓
女神の両足のクロス(X)につながる
【❷】
◎剣のXは空色の剣が描かれている。
剣のカード10枚のうち、剣の1, 3, 5, 7, 9, X はカードの中央に剣が描かれています。剣の1, 3, 5, 7, 9 は赤色の剣が1本、剣のXは空色の剣が2本描かれています。このように、空色の剣をもつカードは剣のXのみとなっています。剣のXは左右から2本の剣がクロスしていることから、剣のXは、剣の1(天界のイデア)を通じて陰陽二極の織りなすさまざまな現象をすべて現実化し終えたことから、創造の作業を閉じ、次の新しい世界へとシフトすることを表しています。
5.マルセイユタロットの関連カード
◎数秘X(またはXX)の関連カード:
・数秘X(またはXX)は、個人レベルにおける陰陽のサイクル(運気・バイオリズム)
・数秘X(またはXX)は、人類レベルにおける再生のサイクル(三時思想)
⇒小アルカナ数カード:次元的リーディング法






・審判(ⅩⅠ)は、人類レベルにおける再生のサイクル(三時思想)
【❷】
【❸】
6.数カードを使った占いとリーディング
【❶】
◎数秘の意味:
・数秘Xは、個人レベルにおける陰陽のサイクル(運気・バイオリズム)
・数秘Xは、人類レベルにおける再生のサイクル(三時思想)
◎聖なるシンボル:
・三種の神器(剣)
・神の意志
・結界
・お祓い
◎四つのエレメント:
・剣のエース…風
・杯のエース…水
・杖のエース…火
・玉のエース…土
◎地上でのはたらき:
★集中(生み出されていくこと)
・天地の開閉(大アルカナ審判のカード:墓)
・この世界における神の介入に気づく
・精神的実現の完結
・神がかりの思考
・結界の解除(四隅の4つの花が2つの花へ)
・両性具有的世界
・最高度の知的成熟
〈ネガティブな現象〉
・宇宙観と究極の孤独
・魂の暗い夜
・墓(大アルカナ審判のカード)
・結界が切れる
・他者の考えを一切受け入れない
・知性の衝突を生むような感情の閉塞
・言葉で傷つけられることへの恐れ
・全否定
・恩忘(受けた恩恵を忘れること)
◎小アルカナ数カードのリーディング法:
・小アルカナ数カード:次元的リーデイング法

CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
記事更新日:2026/05/21
















































































