8 of Swods 剣の8
剣08
【❶】
【❷】
1.カードの観察(剣1~Xのうち偶数)
【❶】
◎カードの中心にヴェシカパイシス(Vesica Piscis)が現れている。
 ・ヴェシカパイシスが現れているカード:剣の2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, X
 ・ヴェシカパイシスの内側と外側に植物のシンボルが描かれている。
  ⇒剣のカードの観察
【❶】
ヴェシカパイシス
【❶】
【❷】

◎偶数のカードは楕円の中心に植物が描かれている。
 ・剣の2:花と葉
 ・剣の4:莟と葉と茎(男性性)=剣
 ・剣の6:莟と葉と茎(女性性)=鞘
 ・剣の8:種
【❶】
02剣04剣06剣08剣
【❶】
【❷】
【❸】
2.カードの観察(剣の8)
【❶】
【❶】
◎剣の2と8は、シンメトリックな花とその中心点が描かれている。
 ・花の中心にある黒い点は、神(創造主)を意味する。
  ⇒1つの点は、剣の1(エース)の剣先に対応する。
【❶】
 ・花の中心点から放射状に、同じ形が配置されている。
  ⇒自然界の結晶と同じく、均整、秩序、安定、調和、根源的な美を表す。
【❶】
 ・剣の2:空色の花弁4枚を背後に、黄色2枚、赤色2枚の花弁がある。
  ⇒空色の花弁は、剣の1(エース)の雲に対応する。
【❶】
 ・剣の8:空色の花弁はなくなり、葉も茎も落ちて、種だけが残っている。
  ⇒剣の2は虚空から現れた創造物(開花)で、剣の8はその完結(結実)を表す。
【❶】
02剣08剣
【❶】
【❷】

◎四隅に4個の花の莟(つぼみ)が描かれている。
 ・剣の1…なし
 ・剣の2~9…4つ
 ・剣の10…2つ(他の2つはポンメルになっている)
 ・花の莟は剣のエースの柄(つか)と同じデザインである。
  ⇒四隅の配置は四つの基本方位による空間の結界や保護を意味する。
【❶】
◎湾刀に12個の装飾が付いている。…12の数=宇宙ロゴス
 ・楕円の玉…0個…楕円の玉=アイデア
 ・長細い棒…12個(黄色8個、赤色4個)…細長い棒=現実化
  ⇒剣の8と剣の9は装飾の数と形が同じ。色は左右対称になっている。
【❶】
【❷】
【❸】

3.数カードの比較(剣と杖)
【❶】
◎剣は円環を描き、杖は交差を描く。
 ・剣の円環…完全性と絶対性を表す車輪の輪(わ)のシンボル。
 ・杖の交差…放射性と力動性を表す車輪の輻(や)のシンボル。
  ⇒剣のカードの観察
【❶】
01剣
02剣03剣04剣05剣06剣07剣08剣09剣10剣
22杖23杖24杖25杖26杖27杖28杖29杖30杖
21杖

【❶】
【❷】

◎剣と杖につけられた色彩:
 ・交差している部分…空色
 ・交差してない部分…赤色または黒色
  ⇒剣と杖は対称的であり補完し合う関係であることを示している。
【❶】
02剣22杖
【❶】
【❷】
◎剣と杖に描かれた切り花(茎がカットされたもの):
 ・剣の3, 4, 6
 ・杖の
2, 4, 6, 8
【❶】  
03剣04剣06剣
22杖24杖26杖28杖
【❶】
【❷】
【❸】
4.シンボルとその意味
【❶】
◎剣の8と9とXはスリーペアカードである。
剣の8と9とXを並べると、それぞれの半円の湾刀が一つにつながり、四重の円が2つ現れます。円は天空を表すことから、この四重の円は、天空の霊性高きアイデアが、地上界に完全に映し出されたことを意味します。また、剣の8の中心には植物の種が描かれており、剣の9の中心には剣があることから、陰陽が合わさることで、天空の霊性高きアイデアが形として地上に「完全な形」として具現化されることが示されています。ここで四重の円による新たなヴェシカパイシスが現れていることも神秘的です。
【❶】
08剣09剣10剣
【❶】
【❷】
◎剣のカードを並べて浮かび上がる円が3:1になっている。
 ・2枚並べて浮かび上がる円…3種類
 ・3枚並べて浮かび上がる円…1種類
【❶】
 ★剣のカードを2枚並べると3種類の円が浮かび上がる。
  ・2と3を並べると一重円。花と剣が一組。
  ・4と5を並べると二重円。花と剣が一組。
  ・6と7を並べると三重円。花と剣が一組。
【❶】 
02剣03剣◎04剣05剣◎06剣07剣
【❶】
 ★剣のカードを3枚並べると4重の円が浮かび上がる。
  ・8と9とXを並べると四重円。花と剣が一組。 
【❶】 
08剣09剣10剣
【❶】
【❷】
◎小アルカナ数カードにおける数秘8:
マルセイユタロットの数カードでは、まず初めにこの世界の本質かつ根源である数秘1が出現します。数秘1の出現を受けて、それを模倣する数秘2が現れ、地上的な安定をもたらす数秘4、その安定した領域をもとに陰陽の織りなす内的な世界を創造する数秘6と続きます。数秘では、奇数は常に単体として突出し、偶数はその突出したものを受容して原型に似せるための補助(補完機能)のはたらきをもつものとして存在します。数秘6の内的に創造された世界から突出する数秘7の出現を受けて、数秘8がその補助(補完機能)としてはたらきます。

大アルカナの正義のカード(Ⅷ)は天使界の領域に属する正義の女神が地上界の領域に属する人間のカルマやそれを生み出すさまざまな出来事の因果関係を霊界の法に則って裁き、アストラル領域の均衡を計る役割を持っています。月のカード(XⅧ)は天上界の領域に属する月が太陽の補佐役として地上の生き物に生殖のタイミングや感情の浮き沈みといったバイオリズムをもたせたり、生物としてのさまざまな活動を促す役割を持っています。このような目に見えないレベルでこの世界のさまざまな波動の層に完全なる均衡をもたらせているのが数秘8のはたらきです。一つ一つの現象を断片的に見るとプラスに見えたりマイナスに見えたり(良いことに見えたり悪いことに見えたり)しますが、高い視点で見ると、すべての物事はある完全なる世界の内側でプラスとマイナスという両極の揺れから起きているものであり、プラスはマイナスに、マイナスはプラスに、絶えず均衡が計られているということで、これらの現象を起こしているマトリックス(母体)のようなものが数秘8の存在です。

剣の8は、中心に種が描かれていることから、天上界、天使界、地上界それぞれの層が異なる形で陰陽のバランスを保っていることと、それらを理解することで私たち人間も常に陰陽の両極のバランスを計ることで、この物理世界において魂の精神性をしっかりと結実させることができることを暗示しています。
【❶】
正義a18
【❶】
08剣18杯28杖38玉
カードの中心に特別なエネルギーがあり、かつ
上下左右が整然とした配列をもつ数秘8のカード
【❶】
【❷】 
◎数秘4と数秘8の関係:❶
【❶】
正義の女神(Ⅷ)の足元の羽根(4本)=剣の8の半円の曲線(4本)
正義08剣
【❶】
【❷】
 太陽の光芒(16本)=剣の8の種とデザインが相似
a1908剣
【❶】
【❷】
◎カードの中央に天に向く花が描かれている。
 ・剣…数秘2, 8
 ・杖…なし
 ・杯…数秘6, 8
 ・玉…数秘6, 8, 9,X
  ⇒3:1の法則
【❶】
02剣08剣
16杯18杯
36玉38玉40玉
【❶】
【❷】
◎数秘8の神秘:

 1×8+1=9
 12×8+2=98
 123×8+3=987
 1234×8+4=9876
 12345×8+5=98765
 123456×8+6=987654
 1234567×8+7=9876543
 12345678×8+8=98765432
 123456789×8+9=987654321 
【❶】
【❷】
【❸】

5.マルセイユタロットの関連カード

◎数秘8(またはX8)の関連カード:
 ・数秘8(またはX8)は、陰陽の完全なるバランスを意味する。
 ・世界の外側(精神性)と内側(物質性)の偏りのない完全な均衡。
  ⇒小アルカナ数カード:次元的リーディング法

08剣18杯28杖38玉
【❶】
正義a18

 ・正義(Ⅷ)は、天使界の女神が地上界の人間の因果応報を霊界の法に則って裁く姿。
 ・月(XⅧ)は、天上界の月が太陽の補佐役として地上の生き物に活動を促すようす。
  ⇒目に見えないレベルでこの世界のさまざまな領域に均衡をもたらす。
【❶】
【❷】
【❸】

6.数カードを使った占いとリーディング

◎数秘の意味:
 ・数秘8は、天上界、天使界、地上界それぞれにおける陰陽の完全なる均衡。
 ・数秘8は、数秘6が生み出す因果応報を調整するもの。 

◎聖なるシンボル:
 ・三種の神器(剣)
 ・神の意志
 ・結界
 ・お祓い
【❶】
◎四つのエレメント:
 ・剣のエース…風
 ・杯のエース…水
 ・杖のエース…火
 ・玉のエース…土

◎地上でのはたらき:
 ★集中
 ・四方八方による強力な集中
 ・陰陽の均衡が完全にとれた空間
 ・虚空(アカシックレコード)
 ・知性が空(くう)に到達する
 ・智慧の種
 ・偏りのない知性
 ・創造主とつながるための精神修練
 ・内なる神(意識の中心)
 ・非人格的な目撃者としての目
 ・対立の起こらない世界観 
 ・風水
 
〈ネガティブな現象〉
 ・法に服従する
 ・視点のない空虚な対話
 ・知性の行き詰まり
 

◎小アルカナ数カードのリーディング法:
 ・小アルカナ数カード:次元的リーデイング法

小アルカナ数カード


カードの著作権:
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com


記事更新日:2026/05/15