The Page of Coins 玉の小姓
13玉の小姓
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1.小姓について
宮廷カードの小姓のカード(4枚)につけられているフランス語の Varet(ヴァレ)という単語は、日本では小姓(こしょう)と訳され、君主に仕える従者を意味します。Varet はフランス語の Valet de Chambre(寝室付きの従者)からきており、君主のプライベートルームに立ち入ることを許された側近でもあります。昔から小姓は美少年が選ばれることが多く、君主の身辺の雑用を行うだけでなく、宮廷の幹部候補生として礼儀作法といったしきたり、武芸、教養などを学んでいる段階でもあります。それぞれの小姓が将来どのような立場になるのかは未定で、宮廷内での地位が確立されてないことから、先の見通しや結果を深く考えず、計画性なく物事を実行するなど、無知で未熟な存在ではありますが、たくさんの可能性を潜在的に秘めた若々しさがあるのも特徴です。
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2.玉の小姓の特徴
玉の小姓のカードは、キャペリンハット(Capeline hat: 頭頂部が丸く、大きなつばが下に広がった帽子で、形の美しさと日除けの二つの特徴をもつ帽子)をかぶり、胴体の部分が赤色の簡素な衣装に身を包んだ若い男性の姿が描かれています。帽子の頭の部分を見ると、剣の小姓は先細りになっていて、玉の小姓は丸くなっています。また、帽子のつばの部分は、剣の小姓は左右のバランスが良い一方、玉の小姓は右側が肩の方まで垂れ下がっています。玉の小姓は全体的に身なりが洗練されてないように見えます。玉の小姓は、右手に顔と同じ大きさの玉を掲げ、左手に小さな玉をもっています。さらに左手に注目すると、親指と人差し指の腹で小さな玉を挟み、さらにこの二つの指先は三角形を摘まんでいます。この三角形は物体ではなくベルトの一部のようです。親指と人差し指の間の影の部分は、小さな玉が瞳のように見えて、ここに目のシンボルが隠れていることがわかります。このことから小姓が右手に持っている玉は瞳を意味することも考えられます。小姓の足が左右180度に開いているのも特徴的です。

玉を右手で掲げているもの
13玉の小姓14玉の女王
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両足を180度開いているもの
01剣の小姓13玉の小姓
01軽業師a06
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3.リーディングのポイント
◎小姓
 ・少年
 ・徒弟、学生、見習い
 ・従者、従業員
 ・独身

◎玉の小姓
 ・身なりが洗練されていない若者。
 ・右手で顔と同じ大きさの玉を掲げ、それを凝視している。 
 ・地中の玉は見ていない。
 ・両足が左右に180度開いており、進む方向が定まっていない。
 ・この世界の秘密を知ろうとしている。

◎行動
 ・(玉を見つめていることから)この世の秘密を知ろうとしている。
 ・この世界の秘密を知って、それをもとに何かをしようとしている。
 ・この世界の中に、未来の可能性を見出している。
 ・この世界(目に見える世界)で何かをやることに興味をもっている。

◎ネガティブな側面
 ・経験不足からくる思い込み。
 ・物質世界に価値を置きすぎる。
 ・夢はあるがお金がない。
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4.その他の特徴
◎カードに玉が2つ描かれている。※玉の色は版によって異なる
 ・表面の玉(黄色)…現れている玉=意識できる玉。(現在の実力)
 ・地中の玉(空色)…隠れている玉=潜在意識の玉。(未知の可能性)

◎玉の小姓のみ、カードの右側に横向きで名称が記されている。  
 ・4=3:1の法則

◎玉の花びらの数
 ・小姓…内側6枚+外側10枚=16枚(中心は黒・一点)※表面の玉
 ・小姓…内側6枚+外側11枚=17枚(中心は黒・一点)※地中の玉
 ・女王…内側8枚+外側14枚=22枚(中心は黒・二重円)
 ・王▢…内側6枚+外側10枚=16枚(中心は白・一点)
 ・騎士…内側4枚+外側12枚=16枚(中心は白・一点)

 ※王は外側の花びらを1枚隠している。
  ・外側の花びら…6枚
  ・内側の花びら…10枚⇒9枚
   ⇒合計15枚
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5.宮廷カードの観察

◎四大エレメント(玉)からの観察

13玉の小姓14玉の女王15玉の王16玉の騎士
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◎宮廷カード(小姓)からの観察
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01剣の小姓05杯の小姓09杖の小姓13玉の小姓
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カードの著作権:
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com


記事更新日:2026/06/25