もし誰かがマルセイユタロットを解読することを教えうるとすれば
それは生身の師匠ではなく、マルセイユタロットそのものなのです
自然においては何事も偶然にはありえないということ、世界で起こる物事は予め定められたある法によって生起しているということ、ある種の出来事は未来に書き込まれているということ、そして結果が原因に先立つということは、理性的な精神にとっては受け入れ難いものです。しかし私たちの人生には、理解を超えるような運命の仕業があるように思います。これがマルセイユタロットのアルカナが示していることの実践です。
皇帝と女帝、斎宮と教皇、月と太陽のように、秘儀に通じたものはそれぞれ補完する存在を必要とします。それによってその二つは宇宙の意識に導かれ、マルセイユタロットの解釈に辿り着く光の道があらわれます。
(アレハンドロ・ホドロフスキー「タロットの宇宙」より)
Alexandro Jodorowsky(1929-)
記事更新日:2026/01/11




















































































