2.和音の準備(実用ハープ教本p.42~75)
実用ハープ教本 p.42-43「和音の練習」
◎3度の練習(一段目)
・♩=80で練習する。
・すべての音をフォルテで弾く。
・手首を柔らかく回すように練習する。
・指先の第1関節以外は力を入れず、柔らかく弾く。
・準備記号をあまり意識せず、指先が弦に飛び込むような感じで弾く。
・すべての音が同じ強さでムラなく弾けるように練習する。
◎3度の練習(二段目)
・♩=80で練習する。
・手首を共鳴板に軽く置き、第1指と第2指はしっかりと弦を支える。
・弦をはじくときは、手首から先を後方にそらす。(手首は共鳴板から離さない)
・弾き終わったとき、第1指を外にしたグーの形になっているようにする。
・第1指は(若干)本来の方向に曲げる。
・指先の第1関節以外は力を入れず柔らかく弾く。
・重音(2つの音)がそれぞれ同じ音量で弾けるようにする。
◎3度の練習(三段目)
・♩=80で練習する。
・上行形は、肘を少しずつ上げていき、肩から先に腕全体が高くなるようにする。
・2拍目は手を柔らかくして、次のポジションを準備する。
・指を弦から離す記号〈❜〉がない限り、すべての音をレガートに弾く。
◎3度の練習(四段目)
・♩=80で練習する。
・一段目、二段目、三段目の三種を総合した練習。
◎6度の練習(一段目)
・♪=80で練習する。
・右手の第1指をしっかり立てること。
・上行形は、肘を少しずつ上げていき、肩から先に腕全体が高くなるようにする。
・2拍目は手を柔らかくして、次のポジションを準備する。
・指を弦から離す記号〈❜〉がない限り、すべての音をレガートに弾く。
◎6度の練習(二段目)
・♪=80で練習する。
・右手の第1指をしっかり立てること。
・手首を共鳴板に軽く置き、第1指と第3指はしっかりと弦を支える。
・弦をはじくときは、手首から先を後方にそらす。(手首は共鳴板から離さない)
・弾き終わったとき、第1指を外にしたグーの形になっているようにする。
・第1指は(若干)本来の方向に曲げる。
・指先の第1関節以外は力を入れず柔らかく弾く。
・重音(2つの音)がそれぞれ同じ音量で弾けるようにする。
◎オクターブの練習
・♪=80で練習する。
・右手の第1指をしっかり立てること。
・上行形は、肘を少しずつ上げていき、肩から先に腕全体が高くなるようにする。
・2拍目は手を柔らかくして、次のポジションを準備する。
・指を弦から離す記号〈❜〉がない限り、すべての音をレガートに弾く。
・第2指と第3指は使わないので指の根元(第3関節)から完全に折り曲げておく。
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実用ハープ教本 p.43「練習曲」
◎練習1:3度の練習
・♪=なし
・右手の第1指をしっかり立てること。
・左手は弾き終わったら早めに次の音の準備をする。
◎練習2:6度の練習
・♪=なし
・右手の第1指をしっかり立てること。
⇒第1指と第3指はできるだけ離れている方がよい。
・右手の第2指は使わないので指の根元(第3関節)から折り曲げておく。
・左手は弾き終わったら早めに次の音の準備をする。
◎練習3:オクターブの練習
・♪=なし
・右手の第1指をしっかり立てること。
⇒第1指と第4指はできるだけ離れている方がよい。
・右手の第2指と第3指は使わないので指の根元(第3関節)から折り曲げておく。
・左手は弾き終わったら早めに次の音の準備をする。
◎練習4:カデンツの練習
・♪=なし
・右手の第1指をしっかり立てること。
〈ハープの基本〉
◎音程ごとにどのような運指を行うか。
・2度音程=第1指+第2指の組み合わせが多い
・3度音程=第1指+第2指の組み合わせが多い
・4度音程=第1指+第2指の組み合わせが多い
・5度音程=第1指+第3指の組み合わせが多い
・6度音程=第1指+第3指の組み合わせが多い
・7度音程=第1指+第3指または第4指の組み合わせが多い
・8度音程=第1指+第4指の組み合わせが多い
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実用ハープ教本 p.44「3本の指による分散和音」
◎予備練習(1小節目)
・♪=40
・上行と下行の移動を滑らかにするために肘を使う。
◎予備練習(2小節目)
・♩=40
・和音のままで練習する。
・アルペジオで練習する。
⇒親指を弦に深めに入れて最後までしっかり支える。
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実用ハープ教本 p.44-45「分散和音のための練習曲」
◎練習1
・♪=80
・右手はアルペジオで弾き、右手の最高音と左手の第1音を合わせる。
・右手の第1指は「いいね」の形を保って、しっかりとした音を出す。
・右手の第2指もしっかりとした音を出すことでアルペジオが安定する。
◎練習2
・♪=80
・右手は準備記号が書いてあるが、速度が速いので完全な準備をしなくて良い。
・左手はアルペジオで弾き、左手の最高音と右手の第1音を合わせる。
・左手の第1指を弦に深めに入れて第1指で和音を支えると安定感が出る。
・和音を弾く場合はベースの音が一番大事な音となる。
⇒力のバランスは第1指、音量のバランスはベースの音。
・左手は、同じ和音が連続する際に、手全体の動作をなるべく小さくする。
◎練習3
・♪=80
・右手は準備記号が書いてあるが、速度が速いので完全な準備をしなくて良い。
・左手はアルペジオで弾き、左手の最高音と右手の第1音を合わせる。
・左手の第1指を弦に深めに入れて第1指で和音を支えると安定感が出る。
・和音を弾く場合はベースの音が一番大事な音となる。
⇒力のバランスは第1指、音量のバランスはベースの音。
・左手は、同じ和音が連続する際に、手全体の動作をなるべく小さくする。
◎練習4
・♪=80
・親指の位置が動かないので、手首が安定した状態で弾くことができる。
・3つの音(321)の指の幅を調節することが大事。
・2つの音(32)は弾いたあと手の平に戻す。(グーの状態にする)
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実用ハープ教本 p.45-46
◎アンダンテ(ANDANTE)
・♪=66
・♪(CGEG CGEG)は常に準備をしながら弾く。
・右手の旋律部は、左手の伴奏部に対して、少し強めに弾く。
⇒右手は親指を折り曲げてしっかり音を出す。
◎ダンス(DANCE)
・♩=自由
・楽譜に準備記号が書かれてないが、指の準備をしながら1音1音をしっかり弾く。
・和音を弾くときになるべく手首が動かないようにする。
◎かっこう(CUCKOO)
・♩=自由
・楽譜に準備記号が書かれてないが、指の準備をしながら1音1音をしっかり弾く。
・和音を弾くときになるべく手首が動かないようにする。 ・
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実用ハープ教本 p.47-48「分散和音」
◎4本の指による分散和音:CEGC CEGC…
・♪=60(片手ずつ弾く)
・全部の音を同じ強さで弾く。
・各指は、弦を弾いたあと、手のひらへ落とす。
・各指は、次の音の準備をするとき、手のひらから直接、弦に戻す。
・最初の音(第4指)に重心をかけて弾き始めると弾きやすい。
⇒4本の指すべてに重心をかけて弾くことはできない。
◎4本の指による分散和音:CGEC CGEC…
・♪=60(片手ずつ弾く)
・降りるときに手の形が変わらないように注意する。
・親指は緩めたまま第2音の上に置く。
◎分散和音の練習(p.47)
・♪=120~184
・分散和音は基本的に1拍分の中に収めるという目安がある。
・♪=120 で1音1音の間隔を正確に弾く練習をする。
・CEGC:C<E<G<C:だんだん音が大きくなるように弾く。
・CEGC:4番目のCの音は唯一、他の指の支えがないため、準備の段階からしっかり弦を持つ。
⇒一番強く、そして長く残るように弾く。
◎分散和音の練習(p.48)
・♪=120~184
・分散和音は実際の曲や音符の長さによって速度や入れ方が異なる。
・分散和音は基本的に1拍分の中に収めるという目安がある。
・♪=120 で1音1音の間隔を正確に弾く練習をする。
・CEGC:C<E<G<C:だんだん音が大きくなるように弾く。
⇒音が高くなるにつれて弦が硬くなるため。
・CEGC:4番目のCの音は唯一、他の指の支えがないため、準備の段階からしっかり弦を持つ。
⇒一番強く、そして長く残るように弾く。
・CEGC:1番目のCの音は、ベースの音になるため、しっかりと音を響かせる。
◎両手のための分散和音A
〈ステップ1〉分散和音の形を作る練習
・♪=184
・第2,3,4指は、第3関節で折り曲げて、視界から指が消えるようにする。
⇒最後はグーになる。
〈ステップ2〉分散和音を速く弾く練習
・♩=80
・メトロノームの拍に CEGC EGCE の最初の音(C)を合わせて弾く。
◎両手のための分散和音B
〈ステップ1〉
・♪=184
・第2,3,4指は、第3関節で折り曲げて、視界から指が消えるようにする。
⇒最後はグーになる。
〈ステップ2〉分散和音を速く弾く練習
・♩=80
・メトロノームの拍に CEGC EGCE の最初の音(C)を合わせて弾く。
◎カデンツ(ハ長調)
〈ステップ1〉和音で弾く
・基音をしっかり響かせる。
・最高音をしっかり響かせる。
・左右に引っ張る感じではなく、指を落としてグーの形にする感じで弾く。
〈ステップ2〉分散和音で弾く。
・準備する時間をたっぷり取って、弾くタイミングを合わせる。
・第4指は短いので、他の指と同じ音の強さや長さで弾けるようにする。
・左手の親指と右手の第4指の接続部分が滑らかに移行するように弾く。
・すべての音がしっかり出ていることが大切。
⇒音の粒が揃うまでは速く弾かない。
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実用ハープ教本 p.49「和音のための練習曲」
◎和音のための練習曲
・♩=54-60
・曲にバリエーションをつける
⇒第01-21小節:和音
⇒第21-36小節:分散和音(分散和音A推奨)
・分散和音の最初の音、最後の音、どちらかを拍の頭にする。
⇒どちらでもいいが、1つの曲の中では統一する。
⇒アンサンブルの場合は、最後の音(最高音)を拍の頭にする。
〈分散和音の選び方〉
・分散和音A
⇒分散和音の最高音が拍に合うのでメロディが正確に出る。
・分散和音B
⇒メロディが出ない。
〈その他〉
◎左右の和音が一つの和音のように弾く。
・左手の親指の爪と右手の第4指の爪が重なるようなイメージ。
⇒和音の一体感が取りやすくなる。
◎特に弾きにくい指を意識する。
・特に弾きにくい指の重心を感じてみる。
・特に弾きにくい指を深めに持ってみる。
◎一つの手で弾いているように聞こえるようにする。
・音の粒が1つ1つ揃っているか自分の耳でよく聴く。(録音して聴いてみる)
⇒音の速さ、音の強さ
◎高音になるにつれて音を大きくする。
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実用ハープ教本 p.50「分散和音のための練習曲」
◎練習1
・♪=40(片手ずつ弾く)
・準備記号[4321][14][4321][14][4321][14]…
⇒すべての音をできる限りつなげて弾く。
・右手は高音域は肘を上げていくと弾きやすい。
・左右の音が違うので、難易度が高い。
◎練習2
・♪=40
・右手の第4指(ド)と左手の第1指(ド)が同じ音を弾くことになる。
⇒右手の第4指がドを弾いたあと、左手の第1指(ド)をさっと準備する。
◎練習3
・♪=40
・上行形の準備記号[42][23][31][14][42][23][31][14]…
・下降形の準備記号[13][32][24][41][13][32][24][41]…
〈ステップ1〉片手で弾く
・親指を使わない時、第2, 3, 4指がそれぞれ(単独でも)しっかり弾けるようにする。
・すべての音が同じ強さで弾けるようにする。
⇒アクセントが付きやすい指があるので注意する。
〈ステップ2〉両手で弾く
・準備ができない音があるケースの練習。
⇒準備をしない場合の指の動きをひとつひとつ意識して練習する。
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実用ハープ教本 p.51「属7のアルペッジョ」
◎練習1
・♪=72
・4つの音を(和音を弾くように)一度に掴むようにする。
・右手を弾いているときに、左手を準備する。
・左手を弾いているときに、右手を準備する。
・音をひとつひとつ準備するのではなく、4つの音をまとめて準備する。
⇒なるべく早い段階で、次に弾く4つの音を準備する。
◎練習2
・♪=72
・練習1と同じ音の動き。
・準備のタイミングに多少の難易度がある。
⇒準備できる指は、順次ではなく同時に弦に置く。
◎練習3
・♪=72
・指をくぐらせる練習。
・準備のタイミングに多少の難易度がある。
⇒準備できる指は、順次ではなく同時に弦に置く。
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実用ハープ教本 p.52-55「練習曲」
◎練習1
・♩=50~60、全体をfで弾く。
・準備記号の音(カッコ内の音)を最初から掴んでおく。
⇒上行形[CEGC]
⇒下降形[CGEC]
・頭の中で常に和音を認識して弾く。
・後半の16分休符がない音型はすべて準備記号を用いてつなげて弾く。
◎練習2
・♩=40、全体をmpで弾く。
・練習1と比べて「音価が2倍の速度」で「左手が三和音」になっている。
⇒練習1よりも準備をする時間が短くなる。
◎練習3
・♩=40(♪=80)
・指をひっくり返す練習。
⇒準備できる音はなるべく早く指を弦の上に置く。
⇒親指をなるべく高くして手全体がスムーズに移動できるようにする。
◎練習4
・♪=30~40
・指をひっくり返す練習。
⇒準備できる音はなるべく早く指を弦の上に置く。
⇒親指をなるべく高くして手全体がスムーズに移動できるようにする。
※第01~08小節:アイリッシュハープ対応
※第09~16小節:グランドハープ対応。
◎練習5
※グランドハープ用練習曲
◎練習6
※グランドハープ用練習曲
・同じ方向にあるものはすべて同時に準備する。
・準備した指が、弾く際に上下にスライドしないようにする。
◎練習7
・♪=30~50
・準備できる音はなるべく早く指を弦の上に置く。
・親指をなるべく高くして手全体がスムーズに移動できるようにする。
※p.56
※p.57
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実用ハープ教本 p.58「アイルランド民謡」
◎アイルランド民謡 IRISH FOLKSONG
・♩=40~50
・民謡のメロディを引き出すため、右手の親指の音を強く弾く。
⇒ハープは高音ほど弦が短くて響きにくいため、できるだけ強く弾く。
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実用ハープ教本 p.58「山の唄」
◎山の唄 SONG OF MOUNTAIN
・♩=50~60
・手の力を抜いて弾く。
・手をコンパクトに動かす。
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実用ハープ教本 p.59~63「さくらさくら」
◎さくらさくら SAKURA SAKURA
・Introduction: ♪=100
・Variation: ♪ =100
・Variation: ♪=72(16分音符3つで1拍として練習する)
※p.60
※p.61
※p.62
※p.63
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実用ハープ教本 p.65-67「アイリッシュ・ハープのための転調練習」
◎練習C-G-C
・♪=80
・Gのオクターブを弾く⇒(F3#)⇒Dのオクターブを準備する。
・Cのオクターブを弾く⇒(F3♮)⇒Fのオクターブを準備する。
⇒弾いたあと、次の音の準備をする間に、レバー操作を行う。
◎練習C-D-C
・♪=80
・前半のレバー操作:F3↑⇒C3↑
・後半のレバー操作:C3↓⇒F3↓
◎練習C-A-C
・♪=80
・前半のレバー操作:F3↑⇒C4↑⇒G3↑
・後半のレバー操作:G3↓⇒C4↓⇒F3↓
◎練習C-A-C
・♪=80
・前半のレバー操作:F3↑⇒C4↑⇒G3↑
・後半のレバー操作:G3↓⇒C4↓⇒F3↓
◎練習C-E-C
・♪=80
・前半のレバー操作:F3↑⇒C3↑⇒G3↑⇒D3↑
・後半のレバー操作:C3↓⇒D3↓⇒G3↓⇒F3↓
◎練習C-F-C
・♪=80
・前半のレバー操作:H↓
・後半のレバー操作:H上
◎練習C-B-C
・♪=80
・前半のレバー操作:H↓3⇒H↓5⇒E↓4
・後半のレバー操作:E↑4⇒H↑3⇒H↑5
◎練習CーEsーC
※この練習曲は楽譜に誤植が多いので注意する。
※誤植の修正は楽譜上で行っています。
記事更新日:2024/06/28























































































