(1)人生の書と記録の殿堂

感覚を持つ生命体のすべては、アカシックレコードを形成するハーモニクスの層に、自らが観察したこの次元の現実に関する情報を書き込みます。地球のアカシックレコードと同様、地球を囲む想念場(thought field)には、生物分類ごとに専用の層があります。アカシックレコード内のすべてのレコードにつながれるのは、生命体の中で人類のみです。他の生命体は最終形態、あるいは一定不変の存在状態へと達するまで集合的に進化しながら、自らの情報を無意識に共有しています。最終形態に達成したら、隣接する想念帯やアカシックレコードの層に影響を及ぼし始めます。アカシックレコードには、魂意識(triad soul: とトライアード・ソウル)と身体感覚意識(dyad awareness: ダイアード・アウエアネス)に関わる二つの主要情報領域があります。

人生の書(Book of Life)について
人生の書とは、今世の身体感覚意識(dyad awareness)に関わる情報の領域であり、魂意識(triad soul)が宿ったダイアード形態のすべての記録と、それらの記録が今世に及ぼしている影響に関する情報を保持しています。つまり、身体感覚意識のすべての転生の記録や、そこで獲得したさまざまな身体能力、それらの能力が今世のダイアード形態にどう影響を及ぼしているかに関する情報を保持しているわけです。人生の書は進化のプロセスにある肉体に宿るがゆえに、エネルギーのバイアス(偏り)やブロック(遮断)、意識のコンフリクト(葛藤)なども情報領域に含まれています。

記録の殿堂(The Akashic Recoeds/Hall of Records)について
記録の殿堂とは、魂意識(triad soul)が、ダイアード形態と身体感覚意識に宿ったすべての転生に関わる情報領域で、ソウルグループや集合的な関係のすべての情報を保持しています。また、トライアードが他の星のシステムから持ち越したすべての記録もこちらの情報領域に含まれます。



(2)過去の時間軸と未来の時間軸

すべての魂は、時間の制約に束縛されることなく存在していることから、アカシックレコードに保持されている情報は多次元的で時間を超えており、過去・現在・未来の情報がすべて含まれています。そしてすべての時空における転生は、結合した魂のオーバーソウルが管理しています。結合した魂それぞれが自身の転生を設定するとき、すべての転生はまさに同じ瞬間に生まれます。各転生が互いに関係しながら同時に展開しているという概念を理解するのは、知性ではなかなかできません。また、各転生は過去から未来に順番に並んでいるのではなく、その順番はむしろ地球で観察したことを完全に統合するという魂の必要性によるものだということも理解しにくいでしょう。

アカシックレコードにおける未来と過去の時間軸
アカシックレコードの情報を見る際、次のことを知っておくべきです。過去世の時間軸に出来事(event)と反応(response)の情報が含まれている一方、未来世の時間軸には変えられない出来事(event)の情報しか含まれていません。たとえば、時間軸上の遠い未来の転生を見たにもかかわらず、情報に出来事と反応の両方が含まれている場合、それは過去世の時間軸です。ところが、明らかに過去世の転生を見たとしても、転生の情報に出来事しか含まれていないのであれば、それは未来世の時間軸となります。



(3)潜在意識の情報と超意識の情報


私たち人間は、アカシックレコードに無意識かつ循環的に情報を流し込み、アカシックレコードには情報が絶え間なく入力されています。そしてこの人間とアカシックレコードの相互のやりとりは自然に行われています。人間を除いたすべての生命体は一瞬一瞬この流れを体験しており、絶えず流れてくる情報を無視することはありません。しかし、人間は他の生命体と異なる情報の流れを持っています。人間以外の生命体が持つダイアード感覚意識(本能的な察知能力)によって入力および使用される情報の流れとは別に、意識(conscious)が経験することも、生を導くものとしてアカシックレコードに入力します。このように、私たち人間には、アカシックレコードの情報において明確に異なる二つの情報領域があり、人間のアカシックレコードを見る際には、ダイアード的な情報(sub conscious: 潜在意識)と、トライアード的な情報(super conscious: 超意識)の情報を見分けなければなりません。



(4)ダイアード情報ファイルとトライアード情報ファイル

ダイアード的な情報ファイル
アカシックレコードにおけるダイアード的な情報は、重要なメッセージをすべて欠いた、加工されていない生のものです。これらは主に、目の前の状況に直接関連しているもののみを取り出したようなものとなります。ダイアード的な情報もトライアード的な情報のように、分類されてファイルに保管されることもありますが、ダイアード的な情報ファイルがトライアード的な情報ファイルと異なるのは、ある成長期内(成長周期は通常7年間)に使用されなかった情報が破棄される点です。このことから、ダイアード感覚意識が入力した情報には、新鮮で生(なま)だという印象があります。「今」に関心があるダイアード意識は、現在と次の瞬間に焦点を当てるためにアカシックレコードの情報を使います。過去には興味がありません。これらは、人間における動物的な側面、すなわち有限の存在として、肉体の寿命や肉体の健康、人生における安全かつ安心な生き方に関係する情報です。

トライアード的な情報ファイル
アカシックレコードにおけるトライアード的な情報は、自分の目の前で今まさに起きている情報(経験)が自分の人生における自分の信念にマッチしているかどうか直接比較および分析され、その情報(経験)と自分の信念が一致したとき、それが一つの情報として自分自身のアカシックレコードのファイルに入った状態のものです。類似した未来のすべての情報もそのファイルに保管されます。トライアード的な情報ファイルがダイアード的な情報ファイルと異なるのは、情報の保存期間に制限がなく、すべて保存されていくとともに、情報が古くて奥行きがあり、対象範囲が広くて内容が深いため、叡智の情報を含んでいる印象がある点です。トライアード意識は、今世における自己認識や自己実現、自己覚知、覚醒、そして光明に達するために過去世での観察を有効に使用しているかどうか常に判断しようとして、アカシックレコードから情報を引き出しています。これらは、人間における霊的な側面、すなわち無限の存在として、すべてを見通すための意識、この世界の仕組み、叡智に関係する情報です。

ダイアード的な情報とトライアード的な情報の交流
この世界において、サバイバル(生き残るための必要性)や外界への適応のために自分の思考をコントロールするという自然な意識状態に対し、妨害がまったく無いとき、ダイアード的な情報とトライアード的な情報は互いに交流します。それは睡眠周期の中で定期的かつ無意識に起きており、夢という形であらわれることもあります。あるいは、瞑想的な意識によってもこの2種類の情報は交流します。情報は言語とは限らず、色やシンボルとしてもあらわれますので、すべての情報を日記のように記録することは、自分のアカシックレコードの情報を自分で知る手段としてとても大事です。
(叡智の道p.307-311)

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記事更新日:2026/07/23