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The Knowing Way Japan(旧Gary Bonnel Japan)認定インストラクター&プロフェッショナルアカシックリーダー中島志保のブログです

2006年03月

自己認識、自己覚知、覚醒

私たちは普段、自分の家族や親戚、友人、そして社会という集合体が、「私」という存在を形作るのを許しています。多くの人は幼少期より、自分の周りの人々の言動に適合することで、真の自分という認識を失っていきます。自分自身に内在する天才性とユニークな本質をふたたび取り戻すため、自分の周りの人々の影響から抜け出そうとするとき、それまで長い間、真の自分からいかに遠く離れていたかに気づき始めます。そして、成り行きに任せていると、真の自己を取り戻すための試行錯誤を繰り返し、一生費やしても時間が足りないことでしょう。しかしトライアード(魂意識)がダイアード(身体感覚意識)に対して優勢になると、自己認識、そして自己覚知というプロセスを通して、より良い肉体や精神の状態、そして霊的な状況に導かれていきます。


女性



1.自己認識(Self Knowledge)

私たちは普段、自分自身を、自分の外側にある何かと比較したり競争したりすることにより、この世界で実際に何かを具現化してポジティブな感情に満たされるという体験をするように仕向けられています。また、この社会における複雑な人間関係の中で、しばしば戦略的に嘘をつくことがあります。そして嘘は次第に嘘ではなく本当であると信じ込んでいきます。自己認識とは、自分に対しても他人に対しても完全に正直な状態にあり、さらに、自分の感覚と思考が完全に一致している状態をいいます。

たとえば、何かの出来事で腹が立ったとき、『いま自分は腹が立っている』と意識したとしたら、それはいまの自分の感情について観察したことを自分自身に報告したことになります。自己を観察すること、すなわち自分のいまの感情に気づくことはまだ自己認識のレベルではありません。自己認識とは観察よりもさらに深いレベルの認識になります。『いま自分は腹が立っている』と意識したあと、この怒りの感情はどこからきているのかを探り、これまでも同じ状況で腹を立てているというパターンを認識し、怒りの感情が起きた原因が出来事そのものではなく、自分の中にある古いデータ(怒りの場合、その多くは傷ついた経験)が誘発していることに気づくというのが自己認識です。古いデータとは、今世と過去世と同じ情報がリンクしています。ここで、怒りの感情が起きたことについて、その出来事のせい、あるいは誰かのせいにすることは自己認識から遠ざかります。起きた出来事を歪曲して認識することなく、ありのままに見ることが自己認識につながります。そしてそのあと、同じような状況にあっても怒りの感情が起こらなくなったとき、それまで怒りの感情を誘発していた古いデータは統合されたことになります。ここで注目べきことは、データが統合された後は、その出来事すら起こらなくなります。つまり、特定の感情を誘発する出来事が起こるのは、自分の中にある古いデータにその原因があるということです。それから、身体の不調や度重なるアクシデントは、まだ認識できていないエネルギーを肉体の奥深くや体を取り巻くエーテル体の中に溜め込んでいることから誘発されます。自己認識のプロセスにいる人は、未知なるものに対する自分自身の反応(reaction)とそれに伴う感情の誘発そのものを体験するためにアクシデントが起きているという仕組みです。


ため息をつく女性


2.自己覚知(Self Realization)

自己認識のプロセスのあとは、自己覚知のプロセスが訪れます。今世、特に目立つことなく、目的や使命もなく淡々と生きている人の真の目的は、実は、自己覚知や覚醒のプロセスを体験することにあります。これはすべての人に当てはまるというわけではなく、こうした自己覚知や覚醒に関する情報に触れている人が対象となります。自分の人生において、はっきりとした目的や使命がないということは、何かを達成したり特定の使命に邁進するための時間と空間に縛られてないということで、自分の意識を目覚めさせていくプロセスを静かに体験するための余裕をもっていることになります。

目標達成や社会的な成功に喜びを感じるのは肉体側の意識であり、それは自分自身が神であるという発想のないときに生まれます。自分が神であることに気づきはじめると、自分という存在がこの世界の誰とも同一ではなく、比較や評価されるものでもなく、自分自身が唯一無二の存在であることを知ります。そして、自分以外のものから認められる必要がなくなることから、何かを期待したり予測したりして生きることがなくなります。そうなると、この世界にあるすべての宗教、哲学、思想、学問、アイデアをすべて統合しても、自分自身の意識より偉大なものはないということがわかります。

自己覚知とは、本質的な自分自身をいっさい裁くことなく認識することができ、他人の目を気にすることなく自分自身をありのままに表現することができます。このように自己覚知は自分の魂意識と肉体意識とが拮抗していない状態ではありますが、覚醒に至るまでは、まだ人類を支配している集合的な思考フィールドの制約を受けることになります。

例えば、他者に対して、『〇〇が必要なんじゃないかな』とか『〇〇をすると喜ばれるかな』などと考えたとき、それは他者と自分との関係から生み出されるものに期待することになります。他者に対して何かを行いたいという気持ちは、同時に、何かをして欲しいという期待を持つ人々を集めることになります。そうすると、自分の行動に善意が映し出され、他者から喜ばれるという承認を得ることにより、自分の覚知してない部分が強化されます。未来のタイムラインにおいて、ポジティブな意識状態からはネガティブなアクシデントは起きにくいのですが、覚醒のプロセスに進む人は皆、喜びの感情ではなく、無私の状態から生まれる陰徳を選びます。

女性


3.覚醒(Enlightment)

覚醒とは、すべての幻想から自由になった状態です。覚醒すると、感覚を通して入ってくる情報にはフィルターによる制限がなり、この世界をありのままに見ることができるようになります。また、人類を支配している集合的な思考フィールドの制約を受けることもなくなりますので、人間という形体の中にいながら、魂意識により恩寵と調和に満ちた世界の中で瞬間瞬間を生きていくことになります。意識が覚醒したとき、アクシデントが起こる起こらないといったことについて、その意味や時期を完全に把握することになります。


女性



記事更新日:2025/09/26

アカシックレコードと時間軸汚染

1.アカシックレコードと時間軸汚染

自分の期待や予測を超えた出来事が自分の目の前で起きたとき、その瞬間の自分自身の意識状態が次の状況を創造します。つまり、自分自身の意識が自己認識(self knowledge)、自己覚知(self realization)、覚醒(enlightment)のどのプロセスにあるかによって、起きた出来事(event)に対する自分自身の反応(response/reaction)が異なり、その出来事が起きたタイムライン上の未来と過去のデータに変化が起こります。なぜなら、すべてが同時に起きているからです。

意識が覚醒へと近づくにつれて、時間そのものの感じ方や捉え方が変わり、未来予知の本質的な意味を理解するようになります。アカシックレコードで未来を見ることで、特定の出来事が起きる時間軸が変わったり、データそのものが消滅したりします。これをアカシックレコードの用語で時間軸汚染(timeline polution)といいます。時間軸汚染とは、アカシックレコードを読むことにより、自分自身の現在の意識(厳密にはその意識のエネルギー)が未来や過去のタイムライン上にまるでスタンプを押すかのように反応の印象(response impressions)を残し、それによって出来事が起きるタイミングやその内容、あるいは出来事に対する自分自身の反応に変化をもたらすことをいいます。


選択肢



2.自己認識のプロセスにいる人と時間軸汚染

物理次元の世界における特定の環境に適合しながら生きている人、すなわち、まだ自己認識のプロセスにいる人がアカシックレコードの情報を知り、これから起きる出来事をあらかじめ知ると、そこで時間軸汚染が起こり、その出来事の起きるタイミングが変わります。あるいは出来事がそのまま起きたとしても、その結果に変化が生じ、出来事全体が変更されたように感じることになります。未来に起きる出来事をあらかじめ知ることは、その出来事に対する自分自身の反応(response/reaction)を変え、出来事が起きるタイミングやその結果をも変えることになります。自己認識のプロセスにいる人にとって、アカシックレコードを読むことによる時間軸汚染は、自分のタイムライン上でアクシデントを回避するためのダメージ・コントロールのように思えることでしょう。
リラックスする女性



3.自己覚知のプロセスにいる人と時間軸汚染

自己覚知のプロセスにいる人は、自分の意識が主幹のタイムライン(primary timeline)に近づいていくとともに、これまで物理次元の世界における特定の環境に適合することで無限に生成されていた平行自己(parallel self)をひとつひとつ統合することで、アクシデントのような予期せぬ出来事が生じにくくなることに気づき始めます。

パラレルセルフ

また、肉体意識よりも魂意識が優位になることで、未来や過去といった概念が時系列や因果関係を前提とした肉体意識側の産物であることもわかってきます。アカシックレコードで未来のタイムラインを読み、起こりうる出来事の前提そのものを知ることで、未来の時間軸が変化あるいは消滅すると同時に、過去の時間軸も変化あるいは消滅するという時間と空間の本質を知ることになります。つまり最終的には、「今」というこの瞬間瞬間を意識的に生きるようになるだけでなく、自分の外側で起きていることはすべて、自分自身の存在をこの世界で定義づけるためのものであると理解します。自己覚知のレベルまで到達すると、アカシックレコードを読むことやそれによる時間軸汚染という概念の外側まで自分の意識を拡大していることになります。


花畑と少女



4.転生があと一転生ある人と時間軸汚染

人はいくつもの輪廻転生を繰り返す中で、ひとつの人生における死を迎えたあと、次に生まれ変わるまで中間世という領域に入り、それまで過ごした人生の要所となる出来事を振り返りながら、それらの情報を統合する時間を持ちます。地球での転生があと一転生ある人は、地球での転生が最後の人と思考や行動のあり方がよく似ていて、人生の中でアカシックレコードの存在が意識的あるいは無意識的にわかりますし、自分のタイムラインを客観的に見ることにより、地上で生きている間に人生の課題や経験について本質的かつ霊的なレベルで統合する機会を持つようになります。そして気づきが多くなればなるほど、物事の本質に気づくのに要する時間が短縮され、最後の転生において自分の世界を創造する、すなわち自己実現をするために、目覚めた状態に近い意識で過ごすこととなります。


幽体離脱




5.最後の転生の人と時間軸汚染

アカシックレコードで未来や過去を見ることにより、タイムラインにおける出来事と出来事のあいだにある時間が縮まるとともに、出来事に対する反応(response)が拡大していく機会を与えられます。拡大された反応は、観察がなされるすべての時間軸において、その間隔を縮めたり、時間そのものを消し去ったりする役割を果たします。こうした時間軸上の歪みが生じると、自己認識をもたない人は、自我(ego)の部分に圧倒されるでしょう。なぜなら、アクシデントのような予期せぬ出来事が息つく暇もなく次々とやってくるように感じるからです。

最後の転生というタイムラインに生きている人は、拡大された意識やそれによる高い視点により、すべての時間が同時に存在しているのに気づき、時間というものが直線ではなく一つの点のように見えるでしょう。アカシックレコードを読むことは、かつての電話交換手がスイッチボードを操るさまになぞらえることができます。つまり、すべての転生を一つにまとめているオーバーソウルというスイッチボードを経由し、影響を与え合っている過去や未来の転生を自由に行き来させているわけです。それらを統合することにより、予期せぬ経験で自分に何かを気づかせる必要がなくなりますし、この世界に肉体を持ちながら、まるで台風の目に入っているかのように、自分の周りにあるものに巻き込まれたり影響を受けたりすることなく、静かな時空間を生きられるようになります。

実のところ、この世界に時間はほとんど残されていません。集合意識の一部である私たちは、自分が世界の究極の原因であることを知るために、あらゆる行動を試してみるとよいでしょう。覚醒するとすべての時間軸が一つに統合され、幻想から解放された調和の取れた波動を、人間の集合意識に送り込める人材になります。


女性


記事更新日:2025/09/27

エーテルプラズマ物質とエーテル体

1.エーテルプラズマ物質
エーテルプラズマ物質(Ethrioplasmic Substance)とは、ゼラチンのような状態の伸縮性のある非物質性の物質です。人間の肉体に入る目的で二つの魂(ツインソウル)が結合したときに放射されるブッディのエネルギーでもあります。この濃縮された放射エネルギーの調和波動は、地上のまだ物質化していない物質のエネルギーと同調する周波数を持った、非常にやわらかく凝結した粒子です。


2.エーテル体について

エーテル体(Etheric Body)とは、非物質であるエーテルプラズマ物質からなる形態をいいます。エーテル体は、宇宙の始まりの瞬間に生まれたトライアード(魂意識)の意識、エネルギー、衝動を包み込むもの、また、ダイアード(肉体意識)と呼ばれる進化する物質の感覚経路を包み込むものです。あらゆる空間にこのエーテルプラズマ状物質が存在し、魂意識と感覚意識を宿す最もよくある形態となっています。


3.エーテルの潮
エーテル体は地球も取り囲んでいます。地球の低層の大気圏内には、太陽がその重力でエーテル体を自分の方へ引き寄せる部分があり、地球におけるその部分の反対側は、エーテル体の濃度が最も希薄になっています。このように、地球のエーテル体は、太陽の動きとともに濃厚になる部分と希薄になる部分が周期的に訪れます。これをエーテルの潮(Ether Tide)といいます。
(ゲリー・ボーネル著「叡知の道」p.665-666より)


月


記事更新日:2025/08/22

レスポンスとリアクション

1.レスポンスとは何か?

Q.レスポンスとは何ですか?


A.ノウイング(叡知)では、外の世界(Wild)で起こるさまざまな出来事に対する自分自身の内なる答えをレスポンスといいます。そして、ミクロな視点(肉体意識の視点)では、出来事が問いで、レスポンスが答えです。一方、マクロな観点(魂意識の視点)では、出来事が答えで、レスポンスが問いとなります。


Q.ミクロな視点とレスポンスにはどのような関係がありますか?

A.覚醒する前は、ミクロな視点(肉体意識の視点)で生きているため、外の世界で起こるさまざまな出来事に対するレスポンスを肉体の感覚を通して集められた情報の集合体で行うことから、世界は自分を映し出す鏡となります。鏡、すなわち投影された世界は、特定の文化、基準(尺度)によって監督されることから、その世界で繰り広げられるドラマの配役を演じることになります。そして行動と結果の因果関係を学習しながら、このドラマの要素を操作するための戦略を持つことで、サバイバルゲームに没頭するようになります。


Q.マクロな視点とレスポンス
にはどのような関係がありますか?

A.覚醒すると、自分が存在している時空間におけるすべての瞬間に立ち会うことになります。それは、何事にも記憶や戦略を引き出さず、一瞬一瞬を完全体験することです。この時、レスポンスは統合されます。


Q.覚醒するとどのようなレスポンスになりますか?

A.覚醒すると、いっさいの選択がなくなります。なぜなら、いま自分が存在する世界に対し、惹かれることも反抗することもなく、純粋な目撃者(観察者)となるからです。そして、創造の原理により、必要なものが目の前に現れることから、選択する必要がなくなります。

選択とは何でしょうか。これは知性の範囲で行われるマインドの機能です。知性とはこの世界をドラマの配役として脚本通りに役を演じ、肉体が滅びるまでショー(人に見せること)を行い続けることに専念するためのものです。私たちは知性を使って、どのような家に住むか、どのような車を買うか、どのような服を着るか、休日をどのように過ごすかというような何千何万もの選択で自分のマインドを埋め尽くします。そしてそれは、正しいときに正しいものを選ぶ専門家になるためにエネルギーを費やしていることになります。そして選択することで自分自身が賢くてパワフルだと感じることができますが、実際は、その選択はすべてエゴが行っていることに過ぎず、真の自己である魂意識はそこに存在しません。

◎引用書籍「アカシャの秘密」(ゲリー・ボーネル)

アカシャの秘密
ゲリー ボーネル
ヴォイス
1996-07-01





2.レスポンスとリアクションの違い


魂は1回の体験をするために地球にやってきますが、物理次元の波動に同調すること肉体意識の優位性が高まり、転生から抜けられなくなります。

◎魂意識の計画
 ・0歳から7歳…肉体意識優位
 ・7歳から14歳…肉体意識と魂意識が同等
 ・14歳から21歳…魂意識の方へ完全に移行していく


◎レスポンスとリアクションの比較
私たちが外側のさまざまな刺激に対して自動的に反応することをリアクションといいます。それに対し、自分自身の本質であり拡大した意識から反応することをレスポンスといいます。


リアクションとレスポンス 
レスポンスとリアクション



3.リアクションのサイクルとレスポンスのサイクル

リアクションのサイクルとレスポンスのサイクル 
レスポンスとリアクション



4.リアクションをレスポンスに変える方法

(1)生きる原動力を変える
リアクションで行動している人は、安心や安全が生きる原動力となっています。一方、レスポンスで行動している人の原動力は、観察と気づきです。後者の場合、好奇心という形で現れていることが多いです。つまり、好奇心を原動力にすることで、意識が拡大し、レスポンスで行動できるようになります。


(2)思考と感覚を一致させる
リアクションで行動している人は、結果をコントロールしようとします。そのため、学習したことを判断材料として選択を行い、大なり小なり内なる葛藤を持ち続けていきます。一方、レスポンスで行動している人は、思考(thought)と感覚(feeling)が完全に一致していることから、全ての行動が自分の波長と合うものとなり、内なる葛藤のない状態で生きていくことができます。


(3)統合に関する真実を知る
◎統合には二種類ある。
 ・真の統合:グレース(grace)
 ・偽の統合:ユニファイド(unified)


月と女性



記事更新日:2025/07/25

人間が持つ7つの体

アカシックレコードには、私たち人間の魂は、7つの体(body, または form)に同時存在していると記されています。この7つのボディの一番上はキリスト体(Over Soul)と呼ばれ、純粋な魂を体験する体です。そして一番下が肉体です。この7つの体は、同時に存在しつつも、時をそれぞれ全く違った形で体験しています。その中で、肉体だけは、一つの固定された時間と空間の中で体験しています。

物理的な時間と空間に触れている肉体のひとつ外側にはエーテル体があります。

エーテル体は、プラットフォーム(platform: 直訳すると壇上や舞台。あるものを作動させる際の土台となる基礎的な環境設定)のようなもので、エーテル体から肉体を観察することができます。バイロケーションやリモートビューイングなどはエーテル体の領域で行います。

アストラル体は、想念(thought forms)にまつわる領域で、上位・中位・下位の3つの層があり、対外離脱をしているときに行く領域です。

コーザル体は、肉体、エーテル体、アストラル体といったエネルギーを整理して、顕現(manifestation)を行う領域です。人間の意識が拡大し、肉体とは異なる次元の現実を体験し始めたとき、魂は本質的な資質そのものを表現し始めます。

メンタル体は、魂が初めて地球の想念エネルギーに触れる領域です。セレスティアル体は、文字通り、神聖なる自己というものを表現します。そしてさらに高い次元であるキリスト体(Over Soul)は、普遍なるものに目覚め、純粋な魂を体験する領域です。この領域ではすべてのものが同じに見えることでしょう。誰もが意識を拡大することでこの領域に至ることができます。このとき、直線ではなく同時という時の中に存在します。



人間が持つ7つのボディ(1)
7つの体



人間が持つ7つのボディ(2)
7つのボディ












◎人間とは、永遠不滅で不変の魂が、進化する物質の中に宿っている存在です。
 ・対極のものが重なり合っている。
 ・葛藤と統合という二つの可能性を持っている。


2.始まりの瞬間に生まれた二つの存在
私たちはなぜ、ここに存在しているのでしょうか。宇宙のはじまりの瞬間があり、その延長線上に私たちが存在しています。そして、宇宙のはじまりの瞬間に生まれたものが魂です。ノウイングでは、魂をトライアード、はじまりの瞬間の直後(イメージとしては0.0000000000001秒あとのような感じ)に生まれた物質をダイアードと呼んでいます。


3.人間存在をあらわす図
◎人間存在は、頂点が重なり合う二つの三角形で表されます。
 ・下向きの三角形▽=トライアード(魂)
 ・上向きの三角形△=ダイアード(身体感覚意識)
人間体験の図


4.トライアードの特徴
◎トライアード(triad)は「三つ」という意味があります。
 ❶意識:自分自身がこの世界について『これ』だと思っているもの。
 ❷エネルギー:全宇宙を動かしているもの。
 ❸衝動:はじまりの瞬間を知っていて、やがてその源に戻っていくこと。
  ⇒衝動は、聖なる衝動(Devine Urge)または聖霊ともいう。


5.ダイアードの特徴
◎ダイアード(dyad)は「二つ」という意味があります。
 ❶意識:自分自身がこの世界について『これ』だと思っているもの。
 ❷エネルギー:全宇宙を動かしているもの。


6.トライアードとダイアードの比較
◎トライアードは、カーナビが付いている車のようなもの。
 ・自分が戻る場所がわかる。
 ・自分が歩む道を迷わない。

◎ダイアードは、カーナビが付いていない車のようなもの。
 ・自分が戻る場所がわからない。
 ・自分が歩む道を迷う。

◎トライアードは完全な存在であり、進化はしない。
 ・永遠不滅の存在。
 ・不変の存在。

◎ダイアードは不完全な存在であり、進化をする。
 ・試行錯誤しながら進化する存在。
 ・有限の存在。


7.転生のしくみ(魂と肉体が別々に生まれ変わる仕組み)
トライアードとダイアードはそれぞれ転生をします。トライアードは「観察」を目的として、時間や場所に関係なくアトランダムに転生をします。ダイアードは「生き残り」を目的として、進化をしていくために、できるだけ同じ血族の中で転生をします。この二つの輪廻のラインが交差しているのが「人間」という存在です。


8.グループダイナミクス(集団の力学)における自己のあらわれ

人間存在

◎ダイアード優勢期(0歳~7歳)
 ・原家族の中で生き残る方法を学習する。
 ・他人から承認される行動を身につける。

◎ダイアード・トライアード同等期(7歳~14歳)
 ・肉体意識とは違う、魂意識が目覚めてくる。

◎トライアード優勢期(14歳~21歳)
 ・魂意識で生き始める。

◎ダイアード・トライアード統合期(21歳~28歳)
 ・肉体意識と魂意識が統合し、自己覚知する。

 
【Q&A】
Q.ダイアードと肉体の関係について教えて下さい。
A.ダイアード意識の中に、肉体(物質としての肉体)が含まれています。ですからダイアードには、物質として表れている部分と、物質が失われても残るエネルギーの部分の2種類があります。

Q.聖なる衝動(Devine Urge)、あるいは聖霊について教えて下さい。
A.例えば、真っ白い紙に大きな円を描き、その円を宇宙とします。円の中に小さな点をひとつひとつ書き入れていくことで、中を少しずつ埋めていくものが聖なる衝動(聖霊)です。トライアードは、宇宙のはじまりの瞬間に生まれたものです。はじまりの瞬間を知っているがゆえに、やがておとずれる終焉のときには、創造の源に戻ることができます。このように、宇宙のはじまりの瞬間から多種多様な体験が生まれ、最後に創造の源へと戻っていくのが「衝動」(聖なる衝動、または聖霊)です。

Q.マインドというのは具体的にどの部分ですか?
A.一般的に「ボディ、マインド、スピリット」という言葉があります。ボディは目に見える部分、スピリットは目に見えない部分、マインドはその両方の領域を表します。ゲリー・ボーネル氏はダイアード意識を「スピリット」と呼ぶことがありますので、この「スピリット」と混同しないようにしましょう。トライアードは最初から完全です。自己認識→自己覚知→覚醒というプロセスを経るのはダイアードの方です。「ボディ、マインド、スピリット」の三つが完全にバランスが取れた状態が覚醒です。

Q.人が死を迎えたあと、トライアードとダイアードはどうなりますか?
A.ダイアード意識は約30年で次の転生を行います。これは「三十三回忌」と呼ばれているものとほぼ同じ期間です。人は死を迎えたあとの約30年にわたり、「中間世」に滞在します。これはチベット仏教で「バルド」、日本語では「中有」や「中陰」と呼ばれているものです。ダイアード意識はこの間、死ぬ前に生きていた人生で統合できなかった部分を統合するような体験をします。

Q.トライアードと同じようにダイアードの転生を数えることはできますか?
A.「人間」という霊長類が、地球におけるダイアードの最終形態です。ですから、アメーバーのような単細胞の時代からたどると、自らのダイアードの転生は何千、何万という感じで、数えきれないほどになります。ですからダイアードの転生の数えるのは難しいことです。


Q.人が死んだあと、次に入る肉体がない場合はどうなるのですか?
A.ダイアード意識は、必ずしも転生を必要としているわけではありません。ですから、転生をするための肉体がない場合でも、ダイアードはそのまま存在し続けます。


Q.いまの私の意識がダイアードなのかトライアードなのかを見分ける方法はありますか?

A.答えは両方です。ダイアード意識とトライアード意識は夫婦のようなものです。しかし、優位になっているのがダイアード意識なのかトライアード意識なのかの違いはあります。覚醒に近づくにつれて、その両者が協力し合うようになります。

Q.犬や猫にもダイアードやトライアードはありますか?

A.犬や猫はダイアードだけです。犬や猫はダイアード意識が肉体(物質)に宿っている状態であり、トライアードはありません。

 

Q.チベット仏教の僧侶ダライ・ラマの意識はどうなっているのですか?

A.ダライ・ラマは何代も渡り、一つのトライアードが一つのダイアードに入り続けており、歴史的に見てもかなり稀な転生のケースとなっています。これは、本人の魂が何代も渡ってひとつの仕事をするために意識的にしていることです。現在のダライ・ラマは「14世」ですから、ダイアードの記憶もトライアードの記憶も保持したまま、それらを一度もリセットせず、14回の転生を繰り返したことになります。



《ゲリー・ボーネル氏より》
私たち人間は、ワンネスを求めているわけではありません。スピリチュアルの世界では、その教えでワンネスを目的としているものがありますが、ワンネスは人間体験の最終地点ではありません。私たちは魂であり、肉体です。それは全体であり、個であるということです。ですから、両方を生きることが大切なのです。魂意識が優位のときは、マクロの視点になります。肉体感覚意識が優位のときは、ミクロの視点になります。もし自分がマクロの視点に偏っているときは、ミクロの視点を持つために、自分の肉体の感覚(五感)を感じるとよいでしょう。また、自分がミクロの視点に偏っているときは、マクロの視点を持って五感から離れるために(意識を拡大させるために)、呼吸法や瞑想をするとよいでしょう。



〔引用文献〕




虹色の光に包まれる人



記事更新日:2025/11/19

アカシック文字とシンボル

アカシックレコードで使われている顕在意識を刺激するためのシンボルがあります。これは、アカシックレコードの情報を読み取るための文字ですが、ひとつひとつの文字の意味を理解したり習得したりするためにあるのではなく、イメージをつなぐための類似性を伝えるためにあります。


《アカシック文字・6つの基本の音》

シンボルは右から左の順で読みます

アカシック文字



アカシックレコードの研究者やリーダーの多くは、このようなシンボルは質問に対する答えの初めに現れ、絵葉書のような写真または動画といった絵のような表示に変わっていくといいます。たとえば「木」のシンボルは一連の象形文字として始まり、そのあとすぐに伝達されるべき特定の木の画像に変化するといったようにです。


以下のようにして私たちは文字の読み方を学びます。まず「木(tree)」という言葉を表す文字が現れ、その後、木の画像に変わります。木を連想する画像が現れなければ、「木(tree)」を構成する文字はほとんど意味をなしません。「木(tree)」という言葉は総称であり、植物の中の一つの種類を指します。「木(tree)」という言葉を聞いてどういうイメージが思い浮かぶかは、個人の経験によって大きく異なります。


アカシックレコードに出てくるシンボルは個人がそれぞれ解釈しますが、共通の意味もあります。アカシックレコードに出てくる木は、土に深く根付き天空に向かって枝を伸ばしている生命のシンボルです。誰かのアカシックレコードをリーディングする場合は、その人個人のシンボル辞典をつくることが大切です。リーディングの中で「あなたにとって『木』は何を象徴していますか?」といった簡単な質問をすることで、木というシンボルについての理解を深めることができるでしょう。そしてその答えから、その人のレコードにさらに深く入ることができます。


次の図は、答えがどのようにアカシックレコードに現れるかを示しています。「木」についての質問に対する答えです。最終的に、象形文字の場が非常に薄くなり、質問に関するイメージのみが見えてきます。いったんレコードに入って、その基本のシンボルがイメージに変化するようになったら、短い時間でいかに多くの情報を得ることができるかに驚くでしょう。たった数分で一生涯のすべての詳細がわかるのです。

(ゲリー・ボーネル著「叡知の道」p.311-314より)


アカシック文字


記事更新日:2024/01/04

人間とはどのような存在か

1.人間とはどのような存在か

人間とは、永遠不変の魂が、有限の肉体に宿っている存在です
 ・永遠とは、時間を超越し、永遠に変わらない状態が続くこと。
 ・有限とは、時間的な終わりがあり、数、量、程度等の限りがあること。


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2.始まりの瞬間に生まれた二つの存在

私たちはなぜ、今ここに存在しているのでしょうか。それは、宇宙のはじまりの瞬間があり、その延長線上に私たちが存在しているからです。宇宙のはじまりの瞬間に生まれたのが魂です。ノウイングスクールでは、魂をトライアード、そして、はじまりの瞬間の直後(イメージとしては0.0000000000001秒後)に生まれたものをダイアードと呼んでいます。


宇宙と空



3.人間存在をあらわす図

人間存在は、上下が重なり合う二つの三角形で表される
 ・下向きの三角形:トライアード(魂意識)
 ・上向きの三角形:ダイアード(身体感覚意識)

人間体験の図


4.トライアードとダイアードの特徴

トライアード(triad)は「三つ」という意味である
 ❶意識:自分自身がこの世界について『これ』だと思うもの。
 ❷エネルギー:宇宙を動かしているもの。
 ❸衝動:はじまりの瞬間を知っていて、やがてその源に戻っていくもの。
  ⇒衝動は、聖なる衝動(Devine Urge)または聖霊ともいう。

ダイアード(dyad)は「二つ」という意味である
 ❶意識:自分自身がこの世界について『これ』だと思うもの。
 ❷エネルギー:宇宙を動かしているもの。



5.トライアードとダイアードの比較

トライアードは完全であり、永遠に不変かつ不滅の存在である
 ・人間体験において、進化しない。
 ・ナビを搭載した車のように、進む方向がわかり、迷いがない。

ダイアードは不完全であり、有限かつ変化を続ける存在である
 ・人間体験において、進化する。
 ・ナビを搭載した車のように、進む方向がわからず、迷う。


地図

 

6.転生のしくみ
トライアード(魂意識)とダイアード(肉体意識)は、それぞれ別々に転生をします。トライアードは観察を目的として時間や場所に関係なくランダムに転生をします。ダイアードは地上での進化生き残りを目的として同じ血族内で転生をする傾向にあります。この二つの輪廻のラインが交差するのが人間という存在です。



7.七年周期で起こる魂と肉体の優位性 


七年周期で起こる魂と肉体の優位性
(葛藤がない場合)
魂意識と肉体意識

◎肉体意識の優勢期(0歳~7歳)
 ・原家族の中で、生き残る戦略を学ぶ。
 ・人から承認される行動を身につける。

◎肉体意識と魂意識の同等期(7歳~14歳)
 ・歯の生え変わりの頃、魂意識が目覚めてくる。
 ・自己実現の体験を通して、自分独自の力を身につける。

◎魂意識の優勢期(14歳~21歳)
 ・思春期を迎えると、魂意識が優位になっていく。
 ・自分の内面にあるものに、真の価値を見いだしていく。

◎肉体意識と魂意識の統合期(21歳~28歳)
 ・魂と肉体のバランスが取れる。
 ・努力なしの人生となる。


 
【Q&A】

.ダイアードと肉体の関係について教えて下さい。
.ダイアード意識の中に、肉体(物質としての肉体)が含まれます。ですからダイアードには、物質として表れている部分と、物質が失われても残るエネルギーの部分の二種類があります。


.聖なる衝動(Devine Urge)または聖霊について教えて下さい。
.例えば、1つの宇宙を表すものとして、白い紙に大きな円を1つ描きます。そしてその円の中に小さな点をひとつひとつ描いて埋めていくことが聖なる衝動(聖霊)です。トライアードは宇宙のはじまりの瞬間に生まれたもので、やがて訪れる終わりのとき(円が点で埋め尽くされたとき)に創造の源に戻ることを知っています。このように、宇宙のはじまりの瞬間から多種多様な体験が生み出され、最後に創造の源へと戻っていくことが聖なる衝動または聖霊です。


.マインドというのは具体的にどの部分ですか?
.ボディ、マインド、スピリットという言葉があります。ボディは目に見える部分、スピリットは目に見えない部分、マインドはその両方の領域を表します。私(ゲリー・ボーネル)はダイアード意識をスピリットと呼ぶことがありますので、このスピリットと混同しないようにしましょう。トライアードは最初から完全です。自己認識、自己覚知、覚醒というマインドを経るのはダイアードの方です。そしてボディ、マインド、スピリットの三つが完全にバランスの取れた状態が覚醒です。


.人が死を迎えると、トライアードとダイアードはどうなりますか?
.人が死を迎えると、トライアードの方はすぐに次の転生を行います。一方、ダイアードの方は30年ほど中間世に滞在したあとに次の転生を行います。これは仏教で三十三回忌と呼ばれているものとほぼ同じ期間です。中間世は、チベット仏教ではバルド、神道では中有や中陰と呼ばれ、死によって肉体から離れたダイアードがその転生について内省する時期となります。


.トライアードと同じようにダイアードの転生を数えることはできますか?
.人間という霊長類は地球におけるダイアードの最終形態です。ですから、アメーバーのような単細胞生物の時代から辿ると、ひとりの人間のダイアード意識の転生は、何千、何万という数えきれない数になりあす。ですからダイアードの転生の数えるのは難しいことです。



.人が死んだあと、次に入る肉体がない場合、どうなるのですか?
.ダイアード意識は、必ずしも転生を必要としているわけではありません。ですから、転生をするための肉体がない場合でも、ダイアードはそのまま存在し続けます。



.いまこの瞬間の自分の意識が意識がダイアードなのかトライアードなのかを見分ける方法はありますか?

.優位になっているのがダイアード意識なのかトライアード意識なのか、あるいは統合されているのかなどにより、自分の意識に違いが出てきます。


.動物にもダイアードやトライアードはありますか?

.動物はダイアード意識が肉体に宿っている状態であり、トライアードはありません。

 

.チベット仏教の僧侶ダライ・ラマの意識はどうなっているのですか?

.ダライ・ラマは、一つの魂が何代も渡り一つのダイアードに入り続けており、歴史的に見てもかなり稀な転生のケースとなっています。これは、本人の魂が何代も渡ってひとつの仕事をするために意識的にしていることです。現在のダライ・ラマは14世ですから、ダイアードの記憶もトライアードの記憶も保持したまま、それらを一度もリセットせず、14回の転生を繰り返したことになります。


《ゲリー・ボーネル氏の言葉》
私たち人間は、究極的にワンネスを求めているわけではありません。スピリチュアルの世界ではワンネスを目的としているものもありますが、ワンネスは人間体験の最終地点ではありません。私たちは魂であり肉体です。それは全体であり個であるということです。ですからその両方を生きることが大切なのです。魂意識が優位のときはマクロの視点になります。肉体感覚意識が優位のときはミクロの視点になります。もし自分がマクロの視点に偏っているときは、ミクロの視点を持つために、自分の肉体の感覚を感じるとよいでしょう。また、自分がミクロの視点に偏っているときは、マクロの視点を持つために、呼吸法や瞑想を行って意識を拡大するとよいでしょう。



風景



記事更新日:2025/11/19

未来予知の能力を開く方法

1.未来予知と逆行認知

私たち人間の魂(トライアード)は、生まれながら、未来に起きる出来事について、演繹的(一般的な原理原則による前提から論理的に特定の結論を導き出す方法)ではない方法で知覚する能力を備えています。これを未来予知といいます。すべての魂は例外なく、人間の形体に宿っているあいだ、90日先(未来予知)のことも90日前(逆行認知)のことも感知することができます。つまり私たちは、90日前から90日先のすべての瞬間を細部に渡って知っているということになります



考える女性


2.180日間を一瞬で体験する観察ポイント


自分の期待や予測を超えて物事が起きた時、私たちは通常ではないものすべてを瞬間的に裁き、感覚的知覚(sensory awareness)を閉じてしまいます。過去が自分の期待や予測に反した出来事や自動反応で満ちていると、私たちは自分の過去と完全につながることを拒否します。ほとんどすべての人が過去を未来に投影して生きていて、何かを学んだり資格を取ること、たくたんのお金を得ることなど、過去のポジティブな積み重ねが幸福な未来を形成すると信じています。この世界をこのような生き残りを前提とするサバイバルモードで生きているとき、ダイアード感覚意識はパワフルになります。

私たちはサバイバルモードにあると、安心や安全を確実に得るために、自分の直感を疑い、何かを行動する際に、本当にこれで大丈夫かと検討に検討を重ねる傾向があります。このような自分の直感に対する不信感は、肉体の感覚と魂からくる超感覚(超常的な叡知)を隔てる強固な知覚の障壁を生み出します。この意識と無意識の分離、あるいは潜在意識と顕在意識の分離が、「いま」という瞬間瞬間を完全かつ意識的に生きることを邪魔します。

すべての超感覚的能力は前意識状態が入口となります。前意識とは魂意識と身体感覚意識が交わる意識領域で、時間という境界線の外側に存在します。前意識は、「いま」というこの瞬間を中心として、90日前から90日後までの180日間を一瞬のうちに感覚的に体験する観察ポイントとなります



3.期待と予測がもたらすもの

自分の内なる葛藤がなくなるまでは、私たちは自分の外側に承認を求めます。そして内なる葛藤がなくなるにつれ、自分で自分を承認するようになり、自己承認が進むにつれ、すべての超感覚的能力のチャネルが開かれていきます。

私たちは自分が期待するものや予測できるものを選択して見ています。そして期待通りのものや予測できるものの体験はすべて、自分の外側の承認に従うものです。外側の承認を受けるという戦略は、肉体に宿った最初の瞬間に芽生え、この世に生まれたあと、自分の家族や自分を取り巻く環境、社会といった組織的なダイナミクス(力動)を通り抜けようとする中でさらに発達していきます。



4.未来予知の能力を開く方法

未来予知という超感覚的な叡知は、初期の段階では、ほとんどの場合、何らかの象徴的なイメージやヴィジョンでやってきます。そして、このようにして得られた高次元の情報を、ダイアード感覚意識が実際に行動に移すために、利用可能な情報へと変換する必要があります。シンボルのような象徴的なイメージを解読するのは科学ではなく直感の領域です。何事も、解読というプロセスは論理的かつ合理的になりがちですが、それは超感覚という非論理的な情報を間違った方向に導く可能性があります。なぜなら、期待や予測に沿わない情報やその解読データは、自分自身のサバイバル(生き残り)を保証するものではないとダイアード感覚意識が判断してしまうからです。

未来予知という超感覚的な能力を養って使いこなすためには、まず最初に、知性がこのプロセスを信頼しないということをよく知っておく必要があります。次に、物理次元や感覚を超えたものが実在するということを全面的に受け入れます。その際、それがなぜ、どのようにして起こるのかを知ることは不要です。論理的に捉えようとするとその瞬間に自分自身の超感覚を閉じてしまいますので、トライアード意識とダイアード感覚意識の両方が交わる全意識状態を深めていくことが未来予知の能力を開きます。

(ゲリー・ボーネル著「叡知の道」p.208-213より)


〈補足〉
◎トライアード(Triad)
第一次創造物。人間における魂のこと。

◎トライアード意識(Triad Consciousness)
静止安定していて、常に第一次存在として自己の起源に気づいている意識。

◎ダイアード(Dyad)
進化する物質。すべての物質の基本粒子であり、始まりの瞬間のヴィジョンが持つ可能性に応えて、より複雑な形態へと進化していく。

◎ダイアード感覚意識(Dyad Awareness)
身体感覚意識あるいはスピリットともいう。創造の内側で進化していく感覚意識。物質粒子は分子になり、細胞になり、最終的には特定の役割を持った細胞組織になり、そこに継続していく感覚意識、ダイアード意識が形成されていく。ダイアード意識はエーテル体内に形成され、自ら創造した物理的形態(肉体)の死後も存在する。この新しい感覚意識はある範囲内で形成され、与えられた環境の中でその可能性を探っていく。人間に関していえば、ダイアード意識は多次元機能を持ち、その経験した肉体の情報を使って次に肉体を形成するのを助ける。同時に一番近い前世で獲得した能力を、一世代分だけ持ち越すことができる。神秘家の中には、ダイアード感覚意識は人格/自我のことだと信じている人がいるが、それは広大な時を経て転生しながら発達した魂のエーテル体の一部である。

◎未来予知(precognition: プリコグニション)
未来の出来事を幻視、夢、体感などを通して超感覚的に知覚すること。

◎逆行認知(retrocognition: レトロコグニション)
過去の出来事を幻視、夢、体感などを通して超感覚的に知覚すること。


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記事更新日:2025/09/27
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