Edward_Bach

本当の知識というものは、必ず心の内側からもたらされます。そしてそれは、魂との静かな交流によって授けられます。

宗教上の教えや社会の決まりごとは、心の静けさを奪い、私たちはみな、心の内側で「すべてを知っている」ということを忘れさせてしまいます。そして、他の人から教えてもらわなければならないと思うようになり、自らの霊的な自己は覆い隠されてしまいます。

ドングリの実は、生まれた木から何千キロも離れたところに運ばれて、誰に教えてもらわなくても、完璧なオークの木になるすべを知っています。海や川にいる魚は、産卵のあと、その場を泳いで去っていきます。カエルも同じです。ヘビは砂の中に卵を産み、生命の旅を続けます。このドングリ、魚やカエルの卵、そしてニワトリの卵の中に、子が親と同じように成長するために必要な知識が必ず備わっています。また、若いツバメは、親から何も教えられなくても、何千キロも離れた冬の住処に渡る筋道を自分で見つけ出すことができます。

私たちは、「自分の内側にこそ真理がある」という自覚を取り戻すことが必要です。私たちは、自分の心の奥深くに問うていく以外、助言も教示も一切必要ないことを思い出さなければなりません。

キリストは、野のユリは、苦労せずとも、人間の作り上げるどんな栄華の極みよりも完璧に美しい花を咲かせるということを示しました。またブッダは、人は宗教上の教えから解放されて初めて自己実現への道を歩むことを教えています。(エドワード・バッチ著作集p.50より)

植物


エドワード・バッチ著作集―フラワーレメディーの真髄を探る