宇宙には、「時間」というものは存在しません。過去から未来へと進む直線的な時間の感覚は、人間の集合意識から生まれています。

それではなぜ、「時間」というものが存在するのでしょうか?

それは、私たちが、この地球上で、次々と起こる物理的な出来事に対して、ひとつひとつレスポンス(応答)しているからです。

例をあげましょう。ある喫茶店に、ひとりの男性客がいます。その男性は、あまり会いたくない人と待ち合わせをしています。そしてその相手から、「車が渋滞していて、1時間遅れます」という連絡が入り、手持ちぶさたの状態で1時間待つことになったとします。そうすると、その男性にとって、その1時間はとても長く感じるかも知れません。また、同じ喫茶店に、男女のカップルがいます。そのカップルは、深く愛し合っていて、楽しく語り合っています。そうすると、そのカップルにとって、その1時間はとても短く感じるかも知れません。

このように、私たちは、同じ「1時間」という時間に対しても、自分が置かれた状況によって、長く感じたり、短く感じたりします。これもレスポンス(応答)のひとつです。

コーヒー

人間の集合意識の外に出ると、そこには「時間」というものはなく、すべてが「同時」に存在していることがわかります。

私たちは、この宇宙に、「瞬間」として存在しています。しかし、地球で生成された物理的な肉体の意識は、その「瞬間」として存在しているものをしっかりと認識するために、スローモーションのような連続性をもたせ、ひとつひとつを細分化させているのです。

このように、連続性をもたせたもの、あるいは、細分化されたものを、マクロな視点で見渡したとき、すべてのものは、1つの雛形から派生しているということがわかります。

アカシックレコードを読み解くということは、この世界にあるすべてのものの源泉をたどることでもあります。

宇宙